ビタミンC

ビタミンCで放射線防御に成功した人間の研究によれば、１８０ミリグラム/日、何回かに分けて、ビタミンＥとセレニウムとともに。

DNA損傷を６分の1に減らした動物実験では、他のビタミンとミネラルとともに、２０００ミリグラム(人当量)。

学術誌 Drug Safety によれば、１日４０００ミリグラムまで耐えられる。

ビタミンＣによる風予防の研究では、１日３回合計３０００ミリグラム、風を引き始めたと感じた場合は、それに加えて、１時間に１０００ミリグラムで６時間投与。(水溶性で尿から急激に排泄されるため、何回かに分けることが大切。)
この摂取方法で、約２５０人で調べて、ビタミンＣを投与した群は風の日数が投与なしの群の８５パーセント少なくなる。(15/100倍になる)著しい副作用はなかった。

アメリカ食品栄養委員会の上限は２０００ミリグラム。
これは毒性認知によるものではない。３０００ミリグラムを一度に摂取すると下痢と鼓腸(腸にガスがたまる)を引き起こすことがあるから。安全係数1.5で割って２０００.

しかし、ビタミンCによる下痢は毒性の兆候ではない。胃腸がこの量を吸収できない指標に過ぎない。
下痢になったら、単に一度の服用量を減らせばよい。

詳しい用量は、Robert Cathcart,MD.の論文を参照のこと。
http://www.orthomed.com/titrate.htm

３種類の人は、大量摂取に要注意。
�@腎臓疾患　　　腎臓結石のリスクを増す。
�A赤血球が弱くなる疾病がすでにある人。
　鎌状赤血球貧血症・地中海貧血症・グルコース-６-リン酸脱水素酵素欠乏症。
�B血色素症　　鉄の吸収を増加させる恐れ。

アスコルビン酸は一番安価で非常に効果的。
胃腸が敏感な人は、アスコルビン酸ナトリウム・アスコルビン酸カルシウム・アスコルビン酸マグネシウムなどの、アスコルビン酸塩の物が良いかもしれない。
この場合、カルシウムとマグネシウムの摂取比に注意。等量かカルシウムの1/2弱のマグネシウム。

ビタミンCは放射線防護の他にも有効。
日本での２０年にわたる脳卒中の研究によれば、ビタミンCレベルがもっとも高い群は、脳卒中リスクが40-50パーセント減少。
アメリカ男性では、ビタミンCレベルが高いと、すべての死因による死亡リスクが３５パーセント少なくなる。癌死リスクは３０パーセント少なくなる。
次のリスクも下げる、胃がん・ピロリ菌・胆石・股関節骨折。

ビタミンＥ類似体　　　何も書いてないときは1日あたり。

ビタミンＥを放射線防護に使用して成功した人間の実験では、アルファトコフェロールとして30ミリグラム。
もっとも効果があった動物実験からは、アルファトコフェロール人当量1000ミリグラム。(それぞれ66と1500IU)
アメリカ食品栄養委員会の推奨量はアルファトコフェロール15ミリグラム。

がん患者を治療しているある栄養学者は、トコフェロール合剤135ミリグラムから535ミリグラム。(200から800IU)
混合トコフェロールはアルファとガンマトコフェロールを含むので推奨される。二つとも放射線防護効果がある。本文参照。

自然アルファトコフェロールのアメリカ上限は、1000ミリグラム。(1500IU)
この上限を超えると、アルファトコフェロールは血液を薄くし血液凝固を妨げる傾向があるから。
同じ理由で、外科手術を受ける人は、手術前後数週間、傷の回復のために控える必要がある。

食事とともに混合アルファトコフェロールを摂取するべき。食事中の脂質が吸収を助ける。

脂溶性ビタミンＥに加えてコハク酸アルファトコフェロールを摂取したい人もいる。これは抗癌作用もある。この二つは、別の時間に摂取することで最もよく吸収される。
Dr.Russell　Blaylockはがん患者に、コハク酸型を最高400IU、毎日３回摂取するよう進めている。

トコトリエノールは一番高価で、放射線防護力がある。50ミリグラムを毎日１回か２回服用。

同量アルジネート(アルギン酸)の海草と比べるとヨウ素量は少ないが、甲状腺疾患がある場合は、代替医療系の医師に相談のこと。

ペクチンの多糖類構造を小さくした修正ペクチンについてです。
健康サプリのりんごペクチンはそこまで加工していないと思います。
sp25等の修正ペクチンでアレルギー反応が出たときは、ただのりんごペクチンにしてみるのも良いかもしれません。

以下要約

アレルギー反応
過敏症を起こすことがある。
アメリカ癌協会によれば、ペクチンパウダーが喘息を引き起こすことがある。
胃腸の不快感と下痢。

他の薬品との相互作用
処方薬や対処治療薬の吸収を妨げることがある。
コレステロールレベルを引き下げることがある。コレステロール降下薬との併用には注意。
他のキレート剤(薬、薬草、サプリ)との併用は、著しく金属の尿からの排泄を促進するかもしれない。

胎児と幼児への影響。
妊娠中の修正シトラスペクチンの影響について、決定的な医学的研究はない。
妊婦は修整シトラスペクチンを服用しないよう助言する。
胎発達と乳児への影響はよくわかっていない。

胃障害
大量の摂取は下痢を引き起こす。
24時間以上胃の不快感と軟便が続いたら、使用を中止したほうがよい。
修整シトラスペクチンの繊維は、特に年配者で、体液と電解質の喪失を引き起こし、便秘と宿便を引き起こすことがある。

他の健康への影響
前立腺がんや主要へのシトラスペクチンの応用は実験段階。
重篤な疾病への応用には医学的管理が必要。

以下要約

コメント09にあげたことに加えて、

急性アレルギー反応。
涙目、発疹、じんましん、呼吸困難、顔面と舌の腫れ、下痢と嘔吐、急性アナフィラキシー反応、ピスタチオナッツ・カシューナッツ・麻薬(?states Drugs)との交差反応。

以上要約

グレープフルーツ自体に激しいアレルギーがある場合は、重篤な急性反応が出ることがあるようです。その場合は救急車を呼べとあります。

癌
多孔性ゼオライトの吸引は、Sloan-Kettering Cancer Centerによると、中皮症(アスベスト吸引で発症する癌)のリスクを高める。

呼吸器系疾患
肺繊維症発症の高リンクと結びついている。
そのメカニズムはまだわからない。

慢性肺疾患
塵肺症と関連がある。

貧血症
吸い込むと顆粒球マクロファージ前駆細胞を抑制する。
骨髄細胞にある骨組織の成長と維持をになう。骨髄での血液造成が抑制され貧血症になることがある。

セレニウム

人間の放射線防御研究からは、1日150マイクログラムをビタミンＣ、Ｅとともに。

最も成功した動物実験では、1日あたり人当量400マイクログラムを他のビタミン・ミネラルとともに。

セレニウムは癌を防ぎヨウ素欠乏により引き起こされる状態を予防する証拠がある。

アメリカ食品薬品局の推奨は、1日55マイクログラムまで。

有機セレニウム化合物(セレノメチオニン・セレノメチルシステイン・イースト中のセレニウム)の方が、非有機のもの(セレン酸ナトリウム・)より好ましい。
非有機的形態のものはより少ない服用量で、毒性を示す。

セレニウム毒性の初期兆候は抜け毛、つめのもろさ。
毒性を示さないレベルは、1日あたり800マイクログラム。
これは習慣的に服用し続けても毒性を示さないレベル。
医薬品研究所はこの数値を安全係数2で割って、1日あたり400マイクログラムとしている。

Dr.Russell Blaylockは、がん患者に、1日200マイクログラムを勧めている。

(伝統的な日本の食事はセレニウムがたくさん含まれています。
またフォールアウトに見舞われたり激しい飛灰を浴びたとか以外は、セレニウムサプリによる抗酸化は止めた方が良いかもしれません。また子供も。
とりあえずはげて来たら摂りすぎです。--投稿者)

水銀中毒
水銀について医薬品レベルの高品質オイルを選ぶこと。

便通
推奨量以上の亜麻仁油を与えるときは、軟便、下痢、ガスをもたらすことがある。
厚皮症、全身性硬化症の子供は、便秘になることがある。
子供には亜麻仁油は避けた方がよい。

統合失調症(分裂病)や糖尿病の場合、しばしばアルファリノレン酸をEPAとDHAに体内変換できないので、アルファリノレン酸の亜麻仁油は効果がない。魚油の方が良い。

投薬の相互作用
亜麻仁油は他の薬剤の吸収率に影響する。
オメガ3はコレステロール値と血圧を下げる。これらについて投薬治療を受けている場合は、摂取方法を調整する必要がある。
糖尿病でインシュリンを投与しているときは、必要インシュリン量に影響する。

アレルギー反応
亜麻仁や魚にアレルギーがある場合のアレルギー反応は、
かゆみ、腫れ、発疹、じんましん、喘鳴音、呼吸困難、嚥下。
これらがおきた時は医師に見てもらうこと。

(部分的に、英語だと言いたいことがよくわかる文章ですが、日本語にしずらい文章です。多少の単純化と大胆な言い換えはあしからず。情報は漏らさないようにします。
給湯器の構造によっては浴槽システムが破損することもあります。薬品は類似品は成分が異なりますので危険です。くれぐれもご注意を。---投稿者)

(以下　要約と抜粋)

これは急性の症状が現れるような重度の被曝汚染がなかった場合についてです。

くれぐれも忘れずに、放射線被曝をなかったことにはできません。---被曝を現実になかったことにすることはできません。デトックスとは説明のための表現方法の一つです。
しかし、被曝した身体を癒すことはできます。さらに、身体が放射能を排泄するのを助け、排泄器官を機能させ続けることはできます。

これは緊急事態と被曝がいったん終結し、数年あるいは数ヶ月かけて身体汚染をデトックスする場合についてです。
毒性重金属を皮膚から排泄しようと、あなたは治療的入浴をすることができます。皮膚は排泄のための主要な器官ですから。

ニコチン酸で洗い流すことを提唱する人もいますが、それが有効な証拠はありません。
もちろん、ニコチン酸洗浄は、肝臓障害がある人以外は、無害ですから、あなたの選択肢の一つです。

放射線被曝に対処する治療的入浴法を普及させたのは、ヘーゼル・パーセルズ博士です。
博士は自然療法・カイロプラクティス・栄養学・宗教学で博士号を持ち、１０６歳まで生きました。台所用薬品を使用した療法をたくさん考案しました。核爆弾実験場のあるニューメキシコに住んでいたので、放射能と被曝した人々のデトックスには特に関心がありました。

熱い湯に入浴してから冷水に入浴することは、温度変化が血液循環を促進するので、皮膚の表面に毒素をもたらします。
これが、湯が冷めるまで浴槽に浸かっていなければならない理由です。

エプソン・ソールト・バス　(エプソン塩浴)

汚染全般から身体をデトックスするための、エプソン・ソールト・バスの処方は次のようなものです。

約４５０グラムの海塩か岩塩と、約４５０グラムの重曹を湯に入れます。湯加減は耐えられる程度。湯が冷めるまで湯船につかります。普通２０分から２５分です。その後、身体から塩分を落とさないように、４時間から８時間シャワーやリンスを控えます。

クロロックス・へビーメタル・バス　(クロロックス重金属入浴)
　　(Cloroxは市販漂白剤、次亜塩素酸ナトリウム---訳者)

重金属、一酸化炭素、殺虫剤のスプレーや薬剤にさらされた時は、身体から金属を排泄しやすい熱めのクロロックス入浴が利用できます。

普通に市販されているクロロックス漂白剤を１カップ、熱い湯を満たした湯船に入れます。耐えられる限り熱くしてください。
湯が冷めるか体温と同じになるまで浸かってください。
入浴後、最低限４時間洗い流さないこと。十分な量の湯を使用するように。

湯船の量の湯に入れたこの分量の漂白剤はあなたを傷つけません。(危険は常識的に判断してください。たくさんの湯を使用し漂白剤を追加しないように。)
皮膚から毒素が取り除かれ、普通は、数時間後に入浴による体調の活性化を体感できます。

もっと試したい人へ

大気中の低レベル放射性物質に曝された時は、約９００グラムの重曹を浴槽の湯に溶かして、今まで述べたように、湯が冷めるまで浴槽に浸かります。

この種の入浴をするときは、ある種の茶をすするか、コップ１杯の温かい湯に茶さじ1/2杯の重曹を混ぜて入浴中少しずつすすることで、身体をアルカリ化してください。

放射性降下物があった時は、約２３０グラムのコップの水に、茶さじ１/４杯の自然海塩(Chico-san brand)と茶さじ１/４杯の重曹を含む飲み物を、パーセル博士は勧めています。
フォールアウトの激しさに応じて、これは２時間から３時間おきに、コップ一杯につき乳酸カルシウム３錠をとってください。乳酸カルシウムはとても簡単にカルシウムを吸収できます。

もしも、頭、鼻腔、胸、腺、首、のどに何か症状を感じた時は、上に述べたコップに、茶さじ１/４杯の酒石クリームを付け加えてください。
念を押しますが、入浴後最低４時間はシャワーを浴びないでください。

パーセル博士は、この種の入浴法は夜が一番ふさわしいと言っています。夜は身体機能がデトックスに向けられます。また、入浴は１日１回にしてください。
異なる入浴法の薬剤を混ぜないでください。１回につき１つの入浴法を。
必要と感じたら、異なる入浴法を交代ですることもできます。
重度のフォールアウトの際は、朝に重曹風呂、夜にクロロックス風呂が良いかもしれません。

放射能デトックス風呂は、あなたが放射線症候群から回復したと感じるまで続けることができますが、常識を働かせ、入浴法が強すぎたり不快な場合は、回数を減らしたり中止することをお忘れなく。

これらについての医学的参照論文を見つけることはできませんでしたが、特殊な粘土を使用した入浴法がチェルノブイリで使用され、身体からのより早い放射能除去を助けることが分かったとは聞いています。

クレイ(粘土)風呂のアイデアは、クレイは皮膚から重金属を引き出すという点にあります。放射性金属はすべて重金属です。いかなる種類の体内・体外重金属デトックス方法も、放射能デトックスに有効だと証明される可能性があります。

新しい興味深い重金属デトックス方法の一つは、足湯のためのイオンクレンズ(ionCleans)あるいはベフィ(Befe: Bio Electric Field Enhancement)機器です。
それは足から重金属を引き出すと考えられています。

これらについての実験報告はあるでしょうが、私はまだ見ていません。それが放射能のデトックスに適しているかどうかも知りません。しかしながら、それらは効果があるかもしれないので報告しておきます。

クレイについては後の章で述べます。

輸液療法 - その組成・種類と選び方・使い方
http://www.med.osaka-u.ac.jp/pub/kid/clinicallecture9.html

http://yueki.com/is/intravenous_solutions.html
輸液製剤に含まれる成分は、細胞外液と細胞内液に含まれている電解質等、エネルギー源や身体の構成成分となる糖質・アミノ酸・脂質などの栄養素、浸透圧を調整する血管を通過できない高分子成分があります。

経口補液
http://merckmanual.jp/mmpej/sec19/ch276/ch276c.html
輸液の基礎
http://plaza.umin.ac.jp/~hhpseiko/rinsyoueiyou1st.pdf

超　簡単な生理学
http://oyama.web.infoseek.co.jp/sub9.htm
体液
http://oyama.web.infoseek.co.jp/sub9-1.htm
-----------------------------------------------------------------
＞爺さん　要約版の重層風呂についての補足で（以下の表記がありました）
放射性降下物（死の灰）に接触した場合は、茶さじ4分の1の天然塩と茶さじ4分の1のベーキングソーダをコップ1杯ぐらいの水に混ぜて飲みます。2〜3時間毎にコップ1杯飲みます。同時に乳酸カルシウム（calcium lactate）を3錠摂取してください。
http://ameblo.jp/nyaonnyaon/entry-10953407782.html
サプリ　Calcium Lactate
http://www.iherb.com/Now-Foods-Calcium-Lactate-650-mg-250-Tablets/465?

It's alimentary　　　特に触れない時は１日あたりの摂取量。
------------------------------------------------------------
ローズマリー

ドイツ連邦ハーブ委員会(German Commission E)によると、ローズマリーの１日の摂取量は乾燥状態で４グラムから６グラムを超えてはならない。

ティーは、１日当たり６グラム程度を湯に浸すことになるだろう。

チンキは、1:5のチンキは、２ミリリッターから４ミリリッター、１日３回。
アルコールと1:1に混合した抽出液は、１日あたり、１ミリリッターから２ミリリッター。

ローズマリー･サプリメントは１８歳以下の子供には与えてはならない。子供での安全性が研究されていないから。
妊婦はローズマリー･サプリメントを摂取してはならない。流産をもたらすことがある。

ローズマリー･オイルは飲用してはならない。皮膚と頭髪に使用することはできる。
---------------------------------------------------------------
ミント

ドイツ連邦ハーブ委員会によるとミントは毒性がないとみなされている。
アメリカ食品医薬品局は、ローズマリーは一般的に安全と認識している。

ドイツ連邦ハーブ委員会の推奨する服用量は、

カプセル･サプリメントとしては、乾燥状態で３グラムから６グラム。

ティーも使用乾燥ミントで、３グラムから６グラム。

１つの研究によれば、オイル抽出液よりも薬草全体を湯で抽出したティーのほうが、放射線防護効果が高かった。

胃から食道への逆流がある人と重篤な肝臓障害がある人は注意深く利用のこと。
-----------------------------------------------------------------
レモンバーム

アメリカ食品医薬品局により一般的に安全とみなされている。

一般的な摂取量は、
サプリメントとしては、３００ミリグラムから５００ミリグラム、１日３回。

チンキは、２ミリリッターから３ミリリッター、１日３回。

ティーとしては、１グラムから４グラム、１日４回まで。

効能の項で述べたエックス線技師を被験者とした研究によれば、染色体がレモンバームティーにより守られ、市販ティーバッグで１日２回だった。

レモンバームを摂取する上で唯一の注意点は、甲状腺機能亢進の治療に使用されること。
したがって、甲状腺機能が低下している人は、レモンバームを避けたほうが望ましいだろう。

脂肪酸

魚をよく食べる日本食にはDHAがたくさん含まれる。
日本人のDHA摂取量は西欧人の約5倍。
事故前の平時でも、たぶん日本人は抗酸化物の摂取量が不足しているために、細胞膜のDHAの脂質過酸化のレベルが高い。

酸化され傷ついた脂肪酸の、酸化されていない物への置き換えは、事故後の海洋の放射線レベルのために、現在の事態では難しいだろう。(魚の脂質が海水中の放射能で過酸化されているから--投稿者)

あえて汚染された魚を食べる人は、高レベルの抗酸化物質を含んだ野菜・サプリ特にＣとＥを摂取すべきだ。

魚を食べない人はDHAサプリを摂るだろう。適正量は500ミリグラムから1500ミリグラム。
DHAは癌を抑制することが知られているので、放射線防御には特に好都合。

DHAサプリはそのDHAの酸化を防ぐためにビタミンＥを伴わないといけない。
Dr.Blaylockは、この目的のために、混合トコフェロールかコハク酸αトコフェロールを、毎日少なくとも1000IU摂ることを勧めている。

放射線からの傷害を特に受けやすい二つの細胞膜要素は、フォスファチジルセリンとカーディオリピン。
フォスファチジルセリンのサプリは高価。
その適正量は１日あたり100ミリグラムから300ミリグラム。
300ミリグラム(1日3回100ミリグラムずつ)は、年配者の記憶力を改善するために使用されてきた。

カーディオリピンは、ミトコンドリア膜の必須要素で、部分的にオメガ6脂肪酸であるリノール酸から構成されている。
リノール酸は日本食には少ない。
リノール酸は、リノール酸をたくさん含む、クルミ・卵黄・グレープシードオイル・米ぬか油・ゴマ油などを摂ることで補給できる。
油の摂取は油の酸化を防ぐためにビタミンＥを伴うべきだ。
油は酸化防止のために冷蔵庫で保管し、油性ビタミンＥのカプセルをビンに入れてもよい。

メラトニン

放射線防御のための最適量は、1日あたり1ミリグラムから20ミリグラム、夜摂取、メラトニンは睡眠を誘導する。
1ミリグラムら始めて徐々に増やすことが最善。
不可解なことに、少数の人がメラトニンにより刺激され興奮する。

メラトニンは、化学療法を受けているがん患者のいくつかの治験で、安全に使用されてきた。
患者は最高21ミリグラムのメラトニンを夜摂取した。643人の治験において、危険な副作用は見られなかった。

人間に1日あたり1000ミリグラムを30日間投与したが否定的副作用はなかった。

睡眠誘導のためには、1ミリグラムから5ミリグラムが使用され、安全だと示されている。

ADHD児童に処方した実験からは、3年以上摂取しても、副作用は見られなかった。
(メラトニンは約66パーセントの被検体ADHD児童の行動と気分を改善した。)

http://augmentinforce.50webs.com/Radiation%20Toxicity%20Antidotes%20and%20USES.htm#Radiation Toxicity Antidotes and ESES

wordpress.comは、そのページをもうすぐ期限切れで削除します。必要な方はコピーしてください。
削除された場合は、いくつかの検索サイトで検索すればキャッシュをしばらくは見ることができます。

適切な摂取量は十分には研究されていない。

アメリカ原子力エネルギー委員会の推奨量は、放射性ストロンチウム対策として、1日あたり最低10グラム。

あるアメリカサプリ会社の推奨は、2カプセル(950ミリグラム)を1日3回、食間、コップ2杯のフルーツジュースとともに。吸収を促進するため。
これは約6グラムのアルギン酸に相当する。

ある自然療法医は1980年代初めに、寒天から作ったゼラチンの摂取を勧めた。
推奨量は、10グラムの寒天を0.5リットルの水に溶かして、沸騰させ、コップ1杯のジュースを加えて冷蔵庫へ。

---------------------------------------------------

ヨウ素　　　

(原文にmgとmcgの誤植があると思われので修正しました。確実には引用元論文を当たってください。)

ヨウ素についての研究結果は、ヨウ素の形態・サプリの種類・ヨウ素と交互作用するセレニウムなどの他の栄養素との関係で、複雑で矛盾している。

ICRPは、放射性ヨウ素の吸収を防ぐために、200マイクログラムを推奨。
アメリカの食事基準は、1日当たり、95マイクログラム、妊婦は160マイクログラム、授乳中は220マイクログラム。

伝統的日本食は、海草のためにヨウ素摂取量が多い。
1日あたり1ミリグラムから15ミリグラム。

原発事故は日本の海草生産と消費に影響するだろう。海草を食べていなかった被曝者、もはや食べない被曝者は、ヨウ素を、インターネットで手に入るうがい薬やヨウ素サプリから、摂取しようとするかもしれない。
ケルプやダルスの錠剤は、通常1錠あたり200マイクログラム含む。
海草を食べなれていない人の中には、海草を消化するための消化酵素に欠ける人がいる。ヨウ素は皮膚からも吸収される。

放射線防御のためのヨウ素サプリは、ヨウ素(molecular iodine)とヨウ化物(iodine in an ionic form)がある。
研究によれば、甲状腺はヨウ化物を濃縮し、乳組織と多分前立腺はヨウ素を濃縮する。
動物実験によれば、ヨウ素は乳がんに有効でヨウ化物は効かない。ヨウ化カリウムの乳組織への放射線防御は研究されていない。

アメリカの数名の医師は、甲状腺機能低下・甲状腺がん・繊維症的乳疾患・乳がん患者に、1日12ミリグラム以上を勧めている。
この量は医師の監督の下摂取のこと。
血中低ヨウ素レベルは、甲状腺腫を引き起こし、ヨウ素不足の母から生まれた子供に重い精神遅滞を引き起こす。
しかし、血中高ヨウ素レベルは、甲状腺疾患を引き起こし、妊娠期間中のサプリ摂取は胎児の脳の成長を妨げるかも知れない。

--------------------------------------------------
http://www.livestrong.com/ に出ているヨウ素とケルプの主な副作用。
記事に具体的な危険摂取量がひとつも書かれていませんでした。(見た限り)

2011年3月11日以降の記事には、悪意があるかもしれません。
アメリカと日本の放射線医療関係者によれば、ヨウ素もケルプも特に摂る必要はないそうですから。

上に書いた食事プラスサプリで15ミリグラムや、サプリとしてはモディフィランのキレート治療時の服用量が限度かもしれません。
>>20のリンク先の子供・妊婦の項を参考にしてください。

・甲状腺腫
・甲状腺機能亢進・低下
・にきび、吹き出物
・吐き気、下痢、胃痛、鼻水、頭痛、口腔の金属臭
・蕁麻疹
・唇と顔面のむくみ
・出血のしやすさ
・打撲傷の内出血
・発熱
・関節痛
・リンパ節のはれ
・動悸息切れ
・疲労感
・低血糖
・低血圧

注意すべき疾病等(次の場合はやめとけと言う話)
・自己免疫性の甲状腺疾患
・腎臓疾患
・結核
・慢性疥癬
・疱疹状皮膚炎
・抗がん剤投与中
・アミオダロン
・リチウム
・ワルファリン
・ACE阻害薬
・アンギオテンシン受容体拮抗薬
・利尿剤