2日のセシウム測定値の異常上昇は、前日の地震による4号機スキマサージタンクの水位異常低下と関係あるのか？
http://blog.livedoor.jp/amenohimoharenohimo/archives/65784120.html
2012年01月06日23:30 　ざまあみやがれい！

※加筆。2012年1月6日23:30

＝＝＝＝＝

１月2日のセシウム測定値の異常上昇は、前日の地震による４号機スキマサージタンクの水位異常低下と関係あるのか？「ざまあみやがれい！メールマガジン」vol.66

＝＝＝＝＝

※今回は、広く意見を頂きたいのでメルマガ全文掲載です。素人が頑張ってるということで、手抜かりは多めに見てください。

年明け、１月2日にセシウムセシウム測定結果の数値が跳ね上がり、３日まで減少しつつも高い数値を検出していた。

▼定時降下物環境放射能測定結果（暫定値）（第9報）
http://www.pref.fukushima.jp/j/koukabutsu9.pdf

この中の数値は以下の通り。

＝＝＝＝＝

日付 ヨウ素131 セシウム134 セシウム137（MＢｑ／km2）
12月27日9時〜12月28日9時 ND 14.8 23.4
12月28日9時〜12月29日9時 ND 5.36 ND
12月29日9時〜12月30日9時 ND 35.7 51.9
12月30日9時〜12月31日9時 ND 29.0 40.7
12月31日9時〜1月1日9時 ND 6.57 8.10
1月1日9時〜1月2日9時 ND ND ND
1月2日9時〜1月3日9時 ND 180 252
1月3日9時〜1月4日9時 ND 54.3 71.8
1月4日9時〜1月5日9時 ND 18.9 26.0
ND : 検出限界値未
＝＝＝＝＝

２日に跳ね上がっている。

＝＝＝＝＝

1月2日9時〜1月3日9時 ND 180 252

＝＝＝＝＝

＝＝＝＝＝（加筆。2012年1月6日23:30）
福島市における放射性降下物のグラフを見つけた。
▼海猫のブログ 20120106
http://nekohamiteiru.blog50.fc2.com/blog-date-20120106.html

http://livedoor.blogimg.jp/amenohimoharenohimo/imgs/b/f/bf80907f.jpg

ツイッター上での拾い物ものだそうだ。
さらには武田氏が今調査中とのことだ。

▼武田邦彦　（中部大学）: 速報　福島中心にセシウム急増　　マスク必要！！
http://takedanet.com/2012/01/post_43b1.html

『文部科学省が1月6日に発表した福島県、並びに他県のデータを見ると、福島県および関東一円のセシウム降下量は、事故後とほぼ同じぐらいのレベルに達しています。原因は不明ですが、とりあえず、マスクをする必要があります。

今、緊急に調べています。結果がでたらすぐブログに上げます。念のための措置ですが、お子さんをお持ちの方はあまり外に出ないように。データの信頼性もチェック中です。

データは危険なレベルです。マスコミが報道していないのは不思議ですが、1平方キロメートルあたり100メガベクレルを超えていて、かなり危険です。逃げる必要はありませんが、マスクをして外出は避けてください。

しばらく後に葉物野菜が汚染されます。（データが正しければ）

（平成24年1月6日）』

＝＝＝＝＝（加筆ここまで）

この原因について考えてみたい。

色々な原因はあるだろうけれども、ここでは、２０１２年１月２日前後に起こった目立つ出来事についてのみ考える。

２日前後に福島第一原発周辺で何があったか。

報道で知る限りは以下の３つ。

▼１　３号機使用済燃料プールの冷却停止（３０日から４日）
▼２　地震（１月１日）
▼３　４号機のスキマサージタンク水位の異常
（※もし他に何かありましたら教えてください。）

地震によって別に小さな不具合がおきている可能性もないわけではないと思う。

これらを調べてみて、関係がないなら、関係がないということがわかるので、意義があると思う。

この３つに関係するデータを集めてみた。

■福島県浜通りの天候の温度
■３号機使用済み燃料プールの温度
■４号機使用済燃料プールの温度

とりあえず今回のメルマガでは、数値を発表して、以後時間を見つけて、検証していければと思う。

データを集約したものは以下の通り。

左から順に「日付 ヨウ素 セシウム134 セシウム137（MＢｑ／km2） 天候　最高/最低　３号機燃料プール温度　４号機使用済燃料プール温度」の数値を示している。

＝＝＝＝＝

ヨウ素 セシウム134 セシウム137 天候 最高/最低 ３号 ４号
２７日 ND 14.8 23.4　晴れ　6℃/-3℃　12.5℃　19℃
２８日 ND 5.36 ND　晴れ　8℃/1℃　12.4℃　20℃
２９日 ND 35.7 51.9　晴れ　9℃/-3℃　12.4℃　22℃
３０日 ND 29.0 40.7　　晴れ　7℃/1℃　13.3℃　24℃
３１日 ND 6.57 8.10　晴れ　9℃/-2℃　15.4℃　25℃
１日 ND ND ND　曇り　9℃/-2℃　18.3℃　24℃【地震・スキマサージタンク水位異常】
２日 ND 180 252　晴れ　11℃/-1℃　※１データなし　22℃
３日 ND 54.3 71.8　晴れ　8/2　24.1℃　21℃
４日 ND 18.9 26.0　晴れ　10/0　26.5℃　21℃
ND : 検出限界値未満

＝＝＝＝＝

※１　なぜか、前日の温度が記入されており２日の３号機使用済燃料プールの温度データなし。
▼１月２日のプラントデータ
http://www.tepco.co.jp/nu/fukushima-np/f1/images/12010212_table_summary-j.pdf

■天候は以下を参考
▼２０１１年１１月・１２月の福島県浜通りの天気
http://weather.yahoo.co.jp/weather/jp/past/7/3620.html?c=2011&m=12
▼２０１２年１月の福島県浜通りの天気
http://weather.yahoo.co.jp/weather/jp/past/7/3620.html

■３号機・４号機使用済燃料プールの水温は東電発表のデータを参照

データを突き合わせるのは、なかなか大変な作業ですねえ。

コメント
01. 浅見真規 2012年1月07日 11:43:51 : AiP1TYI88G3dI : I1DSaa9TU6 東電の空間線量モニタリングデータが虚偽でなければ、年末の放射性セシウム降下量急増は福島第一原発が原因でない可能性が高い。 年末に気温が急低下したのが原因か、それとも、焚き火(屋外での汚染薪使用による餅つきを含む)が原因か、年末の大掃除が原因か、他の原因も調査すべきである。
02. 2012年1月07日 12:42:16 : OFXoTofWeM 福島第一が直接の原因ではないとすると、除染しても他の理由でまた汚染されるという実例になるね。 政府は早急に原因究明をすべきだ。 除染が無駄になるのなら、別の策を実行すべきだ。
03. 2012年1月07日 14:31:40 : JrPYjVYQO2 http://www.theatlantic.com/infocus/2011/12/fukushima-inside-the-exclusion-zone/100202/ 4号機の写真が鮮明です。
04. 2012年1月09日 11:07:12 : Pftk4flDzA >01汚染薪で汚染を撒き散らしながら作った汚染物質混じりの餅を食べた子供が居るってことか？とんでもない話だ。いつ出たものにせよ福島第一由来の汚染物質に違いは無かろう。東電自身が早急に原因を調査し対策を打つべきではないか？あまりに無責任な態度に腹が立つ。

この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます（表示まで20秒程度時間がかかります。）
★登録無しでコメント可能。今すぐ反映　通常 ｜動画・ツイッター等 ｜htmltag可（熟練者向）
（タグCheck ｜タグに'だけを使っている場合のcheck ｜checkしない）（各説明）

（←ペンネーム新規登録ならチェック）
↓ペンネーム（2023/11/26から必須）

↓パスワード（ペンネームに必須）

（ペンネームとパスワードは初回使用で記録、次回以降にチェック。パスワードはメモすべし。）
↓画像認証
（ 上画像文字を入力）
ルール確認＆失敗対策
画像の URL (任意):
　重複コメントは全部削除と投稿禁止設定 　ずるいアクセスアップ手法は全削除と投稿禁止設定 削除対象コメントを見つけたら「管理人に報告」をお願いします。　最新投稿・コメント全文リスト
フォローアップ:

　次へ 　前へ

▲このページのＴＯＰへ　　　　　 ★阿修羅♪ > 原発・フッ素19掲示板

★阿修羅♪　http://www.asyura2.com/ since 1995
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。