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東北コットンプロジェクトとは、靴下屋、無印良品、ユナイテッドアローズ、メイド・イン・アース(翌12年2月に同プロジェクトを退会)などのアパレル企業50社が、放射能汚染の恐れがある地域で綿花を栽培し、収穫した綿花で作った製品を全国で販売するプロジェクトです。
参加企業一覧 http://www.tohokucotton.com/team/
東北コットンプロジェクトに抗議すべき理由は3つあります。
【理由1】東北コットンプロジェクトの綿花畑の隣接地に国内最大規模の放射能がれき焼却施設
綿花畑のすぐ隣に放射能がれきの焼却炉があります。
放射能がれきの焼却によってセシウムなどの放射性物質が気化して拡散する可能性が危惧されています。
詳細は http://merx.me/archives/15338 をお読みください。
焼却炉から出る放射能だけでなく、焼却炉周辺に集められた瓦礫から舞い上がって風で運ばれてくるアスベストや粉塵に農作業ボランティアや綿花が被曝する可能性についても参加企業は調査して公表する義務があります。
【理由2】放射能汚染地域で栽培した綿花を使った製品の販売は参加企業の利用者への裏切り行為
放射能汚染地域で栽培した綿花を使った製品を販売することは、靴下屋の品質志向、メイド・イン・アース(オーガニックコットン製品販売企業)(翌12年2月に同プロジェクトを退会)、無印良品、らでぃっしゅぼーや(有機野菜宅配企業)、天衣無縫(オーガニックコットン製品販売企業)などの自然志向、オーガニック志向を支持してきた利用者を裏切り、失望させる行為です。
利用者を失望させずに被災地を支援する方法はいくらでもあるはずなのに、なぜ敢えて大切な利用者を切り捨てるようなことをするのでしょうか?
参加企業の1社、オーガニックコットン製品を販売するメイド・イン・アース(翌12年2月に同プロジェクトを退会)の利用者の驚きと失望のコメントを紹介します。
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布ナプキン危機 (スコットランド在住)
2011-12-30 08:08:35
以前、「布ナプキンは快適」とコメントさせていただいた者です。
上でアオサさんが書かれている「東北コットンプロジェクト」を読んで衝撃を受けました。
メイドインアースが参加しているなんて!(掲示板管理人追記:メイド・イン・アースは製品化前2012年12年2月に同プロジェクトを退会)
この会社は布ナプキンも販売していて、日本の布ナプ・ユーザーの間では非常にメジャーな会社です。
瓦礫焼却場から1kmしか離れていない場所で栽培されたコットンが布ナプキンになったら…。
考えただけで、非常に恐ろしいです。
粘膜である性器から直接放射性物質を吸収する可能性があるのですね。
しかも使用する本人は、健康や環境に良かれと思って使用する。。。
ああ、本当にどうしてこう悪い方にばっかり事態が転がっていくのでしょうか。
http://blog.goo.ne.jp/nagaikenji20070927/e/ba88af45d77a433046c03c98882029b7 のコメント欄
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【理由3】 東北コットンプロジェクトは福島県へ飛び火する
福島県いわき市で東北コットンプロジェクトに刺激を受けたコットン栽培プロジェクトが開始されようとしています。
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ザ・ピープル いわき震災通信 12月30日号
「第1回いわきオーガニックコットンプロジェクト検討委員会」。
3月11日以降、大きく変わってしまったいわきの農業を再生させる為の一つの手法として、
オーガニックな綿花の栽培を手掛けようというプロジェクトのキックオフミーティングでした。
今年、宮城県などで行われた津波被災地再生に向けた「東北コットンプロジェクト」に刺激を受けたことは間違いありません。
そして、震災後、いわき市の中には津波被災や放射能汚染、水脈の枯渇など様々な理由で耕作されなくなった農地があります。
いわきはもともと耕作放棄地の多い土地ではありましたが、今回の震災とそれ以降の放射能問題はその傾向に拍車をかけました。
「耕作を見合わせようとしている農地で、綿花を栽培してみませんか?」
私たちのプロジェクトからの提案です。
http://the-people.jugem.jp/?eid=29
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いわき市は東北コットンプロジェクトの名取、荒浜より福島第一原子力発電所に近く、より放射能汚染されています。
放射能汚染地図 http://gunma.zamurai.jp/pub/2011/18juneJG.jpg
ストロンチウム汚染地図 http://savechild.net/archives/9519.html
東北コットンプロジェクトに賛同したり、その製品を買い求めたりすることは、福島県などのより放射能汚染された地域での綿花栽培を助長、推進することと同じです。
東北コットンプロジェクトの影響によって、いわき市の綿花栽培プロジェクトの方々のように放射能汚染地域での綿花栽培が良いことであると思う人が増えていけば日本のアパレル業界はとりかえしのつかないことになってしまいます。
このような社会的影響を度外視して東北コットンプロジェクトに参加することは非常に無責任です。
■東北コットンプロジェクト参加企業&抗議先一覧
http://www.tohokucotton.com/team/
(※各企業のホームページに問合せフォーム、メールアドレス、電話番号などがあります。)
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