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暗黒夜考〜崩壊しつつある日本を考える〜
2012年01月04日
原発約90%が停止 「異例の状態で本格的な冬?」⇒「原発不要を実証する記念すべき冬」
(転載開始)
◆原発 異例の状態で本格的な冬
12月25日 8時7分 NHKニュース
玄海原発4号機の停止によって、国内の原発は90%近くが止まるという異例の状態で本格的な冬を迎えることになります。
電力会社ごとに見ますと、すべての原発が止まっているのは、東北電力の4基、中部電力の3基、北陸電力の2基、日本原子力発電の3基となっています。
また、関西電力では、今月16日、福井県にある大飯原発2号機が定期検査のため停止し、原発11基のうち10基が止まっています。
一方、運転の再開に向けては、再開の判断の前提となる安全評価「ストレステスト」が、定期検査で止まっている各地の原発で実施され、これまでに北海道電力、関西電力、四国電力、それに九州電力の8基のテストの結果が、国の原子力安全・保安院に提出されています。
しかし、原子力安全・保安院の審査が終わったケースは1つもありません。
また、運転を再開するためには、地元の自治体の了解を得なければなりませんが、自治体の多くは、再開に慎重な姿勢を崩していません。
運転を続ける国内の6基も、来年1月以降、春までに順次、定期検査で停止する見通しで、運転を再開する原発がなければ国内のすべての原発が止まることになります。
◆浜岡原発再稼働、津波対策しても知事「認めぬ」
読売新聞 1月1日(日)20時14分配信
菅直人前首相の要請で全面停止している中部電力浜岡原子力発電所(静岡県御前崎市)について、川勝平太・静岡県知事は、読売新聞の取材に「福島第一原発事故で(浜岡原発と同じ)沸騰水型は危ないというのが日本人の共通認識になった」として、中部電の津波対策が完了しても再稼働を認めない方針を初めて明言した。
静岡県や地元4市は中部電と安全協定を結んでおり、知事が容認しなければ、再稼働は実現しない。
中部電は東日本大震災後、高さ18メートルの防波壁の建設などを柱とする約1000億円の対策工事に着手。2012年末までに完成させる予定だが、川勝知事は、浜岡原発3、4号機が福島第一原発と同じ沸騰水型軽水炉、5号機がその改良型であることを問題視し、「津波対策ができても再稼働の話にはならない。事故を繰り返さないためにはパラダイム(思考の枠組み)を変えるしかない」と述べた。
(転載終了)
年末年始にかけて、性懲りもなく”原発利権村”連中による「原発再稼動」を探る動きが見受けられるが、福島第1原発にてあれだけ重大な事故を引き起こし、今尚同事故が収束しない現状で、本気で「原発再稼動」を考える精神構造は一体全体どうなっているのであろうか?
まあ、マトモな神経の連中でないことは百も承知であるが、それでもその厚顔無恥な無神経ぶりには辟易とさせられる次第である。
年末に九電・玄海原発4号機が停止したことによって、いよいよ国内の原発の実に90%近くが止まった計算になるが、残る6基もこの春までには定期検査で停止することから、ここからがまさに”正念場”である。
上記記事にあるように、糞NHKは「異例の状態で本格的な冬を迎える」などと眠たいことを言っているが、実際には「原発全停止」でも尚、電力需要的に問題ないことを示す「原発不要を実証する記念すべき冬」になることであろう。
以前のエントリーでもコメントしたとおり、民間企業の自家発電を活用すれば、国内の原発が全て停止したとしても問題ないのが日本の電力需給の真相である。 特に原発依存度の高い関電管内では「冬の電力不足キャンペーン」を大々的に喧伝しているが、笑止千万、この春にはこれがまったくの”デマカセ”であることが露呈するであろう。 そして、「浜岡原発の停止」は、菅直人全総理が残した唯一の功績(実際は横田基地・横須賀を心配したアメリカの指示)と言ってもよいであろうが、現在停止中の同原発について、上記2つ目の記事にあるように、川勝平太・静岡県知事が「津波対策が完了しても再稼働を認めない方針」を初めて明言したことの意義は大きいであろう。 他の国内の原発も同様、地元の知事の承認なく原発を再稼動させることは不可能であるが、知事さえマトモならもはや原発など再稼動不可能ということである。 逆に、昨夏に北海道電力泊原発3号機の運転再開を容認した高橋はるみ・北海道知事のような電力会社とズブズブの関係にある”腐れ”知事の場合、原発の再稼動も十分あり得るので、原発の”地元”の有権者の方々はこのような人物を知事に選出しないことが肝要であろう。 地元の県知事・市長が完全に”原発マフィア”に取り込まれている玄海原発などは、原発再稼動の機会を手薬煉引いて待っている連中がおり、特に注意が必要であろう。 兎にも角にも、この冬を原発に依存することなく乗り切り、「電力不足キャンペーン」というミエミエの”ヤラセ”により「原発再稼動」を目論む”原発利権村”連中を手詰まりに追い込むべく、「原発不要を実証する記念すべき冬」としたいものである。 ※参考2「震災後で初! 定期検査中の北海道電力泊原発3号機が営業運転に移行へ」
にも拘らず、NHKをはじめとする大手メディアも大手新聞主要五紙も、経産省・電力会社とグルになって、「電力不足」を盾にした”恫喝行為”を喧伝しているのである。
※参考1「原発再稼動を目論む「電力不足キャンペーン」の大ウソ 〜民間企業の自家発電を活用すれば原発など不要〜」
http://blog.goo.ne.jp/tarutaru22/e/7ce1a90ac6b70ea0a000e4c2a499fd5f
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