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自主避難者にたいして冷たい報道が元旦に2つもあった。
http://blog.livedoor.jp/amenohimoharenohimo/archives/65783608.html
2012年01月03日18:52 ざまあみやがれい!
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自主避難者にたいして冷たい報道が元旦に2つもあった。「ざまあみやがれい!メールマガジン」vol.62
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元旦そうそう、胸が痛むニュースが2つあった。
1つ目は、
▼県外への自主避難者、認可保育高いハードル 自治体対応に差
http://www.kahoku.co.jp/news/2012/01/20120101t63006.htm
2つ目は、
▼自主避難帰宅に旅費補助 県基金から70億円充当
http://www.minpo.jp/view.php?pageId=4147&blockId=9920257&newsMode=article
だ。
1つ目の記事は、「福島第1原発事故によって住民票を移さず自主避難した福島県などの家庭が、避難先の自治体で公立などの認可保育所を利用できないケースが出ている。」ことを報じている。
これはケースバイケースで、避難者の避難元の方針で決まる。「広域入所」を認めている自治体もあれば、認めない自治体もある。
広域入所とは「住民票を移さなくとも入所できる制度」だ。
避難者が住民法を移せば済む問題なのだけれども、住民票を映さないことで、地元とのつながりを持ち続けたいと思っている人もいるのだという。それは個人個人の考え方ですから、僕がとやかくいうことではない。
自治体の対応も、その自治体が考える方針があるわけだから、それはひとまず尊重して考えてみたい。
広域入所を認めている自治体は、次のように述べている。
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白河市や須賀川市は「避難先で生活費を工面するために働く母親もいる」「税金だけ取るわけにはいかない」と広域入所を認めている。
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認めていない自治体は、次のように述べている。
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郡山市保育課は「費用負担の問題で認めないのではなく、要綱に(該当項目が)ないのが理由。要綱を改定するかどうかは検討中」と話す。
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これは理由になっていない。自治体のビジョンが全く伝わってこない。
書いてないからダメ、という理由によるお役所判断だ。よくぞこの理由で広域入所を断ってきたものだ。組織が時代についていけていない。そして組織に所属している人が思考停止してしまっている。
広域入所を認めないから駄目だ、と言いたいわけではない。「書いてないからダメ」というお役所的な対応に納得する人がいるのか、と腹立たしく思う。なぜ書いてないのか、についてきちんと説明する必要がある。
まだ、郡山市は3.11以前と同じ時代が続いていると思っているらしい。
2つ目の記事は、「自主避難帰宅に旅費補助」を報じている。
一瞬なんのことやらわからないが、よくよく読んでみるとなんだか変だ。
「帰宅」という言葉が繰り返し使われている。自主避難者が福島に帰るための片道の旅費は出すよ、ということか。
避難している人がいったん福島に帰って、そしてまた避難している土地に戻るという往復の旅費は出さないのか。
報道からは不明だ。福島県のHPからも情報が汲み取れなかった。
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