http://www.asyura2.com/11/genpatu19/msg/671.html
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福島第一原発事故発生後9カ月以上経った2011年12月27日、林野庁が福島第一原発事故の警戒区域内の杉の雄花から最大1kg約25万ベクレル検出した事を発表しましたが、飛散しても健康被害はないとの予測も発表しました。
(林野庁HP参照)
http://www.rinya.maff.go.jp/j/press/hozen/111227.html
http://www.rinya.maff.go.jp/j/press/hozen/pdf/111227-02.pdf
しかし、実は、この発表で注意すべき点が二つあります。
第一点は、最も重要な点ですが、この林野庁の調査は2012年飛散予定のスギ花粉の元となるスギ雄花の状況を調べたものなのです。
(林野庁HP参照)
http://www.rinya.maff.go.jp/j/press/hozen/pdf/111227-03.pdf
上記の資料PDFのp.3を御覧ください。来春(2012年春)に飛散予定のスギ花粉の調査だとわかるでしょう。
要するに、福島第一原発事故が起きて放射性物質が大量に放出されていた昨シーズン(2011年春)のスギ花粉の放射能汚染の調査結果ではないということです。
福島第一原発事故の最中で放射性物質が大量に放出されていた昨シーズン(2011年春)のスギ花粉では1kgあたり1億ベクレル以上のスギ花粉が飛散していた可能性すらあるという事です。
第二点は、健康被害予測を体全体への影響に関する「実効線量係数」で考察している事です。ところが花粉症で鼻づまりになって鼻腔・副鼻腔に大量にスギ花粉を貯めた人の場合には鼻腔・副鼻腔の粘膜の局所的被曝量は千倍以上になる可能性があるという事です。
以上の事から福島第一原発事故が起きて放射性物質が大量に放出されていた昨シーズン(2011年春)のスギ花粉で花粉症になった人は「鼻・副鼻腔癌」に御注意ください。「鼻・副鼻腔癌」は生存率が低いので生存率の高い甲状腺癌よりはるかに危険です。スギは日本固有種でヒノキは日本と台湾のみに分布するため、チェルノブイリでは問題にはなりませんでしたが、福島第一事故では「放射能花粉症」による「鼻・副鼻腔癌」にも注意すべきなのです。
*****参照サイト*****
阿修羅掲示版の下記投稿参照。
[もしかして、子供の重症鼻血は「放射能花粉症」では?](投稿者:浅見真規)
http://www.asyura2.com/11/genpatu12/msg/905.html
[ 昨シーズン(2011年春)のスギ花粉はkg億ベクレル級か? ]
http://masanori-asami-hp.web.infoseek.co.jp/Fukushima1NPP/pollen.htm
林野庁HP
http://www.rinya.maff.go.jp/j/press/hozen/111227.html
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