http://www.asyura2.com/11/genpatu19/msg/554.html
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ダウン症の発生について非常に気になりました。
重要な論文がありますので、ご一読下さい。
結論から申し上げますと、高濃度放射能汚染地域に居住していた母親から生まれた子供に、発達障害がより高い確率で、出現することを示唆しています。
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チェルノブイリ事故による遺伝影響についての長期的研究
G.I. ラジューク1、 佐藤幸男2
1 ベラルーシ国立医科大学、ミンスク、ベラルーシ、
2 広島大学
1.はじめに
チェルノブイリ事故影響に関する遺伝性先天性疾患研究所におけるほぼ20 年間にわたるベラルーシ住民の調査結果は、少なくとも4つの事項がチェルノブイリ事故と関係していることを示している。そのうち3つの関係性は証明されたものであり、ひとつは関係がありそうなものである。
はじめの3つには:
• Cs137 汚染555kBq/m2 以上の地域において、妊婦と新生児における染色体異常頻度!!!が1986〜1988 年に著しく増加したこと;
• 同じ地域の同じ時期において、人工的流産胎児と新生児に認められた発達障害!!!の頻度が著しく増加したこと;
• 1986 年4月26〜30 日に最も放射線の強かった地域に滞在していた母親から1987 年1月に生まれた子供たちにダウン症のピーク!!!が認められること.
証明はされていないものの可能性のある事柄は、チェルノブイリ事故前と事故後における、構造的染色体異常(SCA)の内容の変化である。
遺伝病につながるような新たな(de novo)染色体異常が、親からの遺伝的染色体異常(inherited SCA)に加えて認められている。
観察された変化の病因は一様ではない。トリソミーを含めて染色体異常の増加が主に放射線被曝によってもたらされたとしても、1987〜1989 年に認められた増加は、多因子的な分類に属する障害である。つまり、この種の疾病の原因には、放射線のみならず、栄養障害や、ホルモン、免疫などが関係している。
from: http://www.rri.kyoto-u.ac.jp/NSRG/tyt2004/lazyuk.pdf
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