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食事からセシウム、福島は東京の8倍 厚労省調査
http://www.asahi.com/science/update/1222/TKY201112220255.html
2011年12月22日15時0分 朝日新聞
平均的な1日の食生活から摂取される放射性セシウムの量が、福島県では東京都の約8倍とする調査結果を厚生労働省の研究班がまとめた。ただ福島県で1年間食べ続けた場合の人体への被曝(ひばく)線量は0.0193ミリシーベルトと推計され、食品の新基準をつくる際に設定している年間の許容線量1ミリシーベルトを大幅に下回っている。
調査は国立医薬品食品衛生研究所が行った。2007年度の国民健康・栄養調査の食品ごとの平均摂取量をふまえて今年9月と11月に福島県、宮城県、東京都で流通している食品を購入して調理。原発事故の影響とみられる放射性ヨウ素と放射性セシウム、そして自然から取り込まれる放射性カリウムの1日の摂取量を調べた。1年間食べ続けた場合の被曝線量も出した。
その結果、1日の食生活から摂取される放射性セシウムは東京都では0.45ベクレル、福島県で3.39ベクレル、宮城県は3.11ベクレルだった。
1年間の被曝線量は東京都で0.0026ミリシーベルト、福島県0.0193ミリシーベルト、宮城県は0.0178ミリシーベルトとなった。
自然から取り込まれる放射性カリウムは東京都78.92ベクレル、福島県83.77ベクレル、宮城県92.04ベクレル。放射性ヨウ素は3都県とも約0.1ベクレルでほぼ同じだった。(沢伸也)
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福島被ばく量、年0.019ミリ=平均的食事で、東京の7倍超−厚労省
http://www.jiji.com/jc/eqa?g=eqa&k=2011122201049
2011/12/22-22:41 時事通信
食品の基準見直しに当たり、厚生労働省研究班は福島、宮城、東京の3都県で9〜11月に流通していた食品を買い取って放射性物質を測定し、平均的な食事をした場合の被ばく量を算出した。福島での放射性セシウムの摂取量は1日3.39ベクレル、年間の被ばく量は0.0193ミリシーベルトと東京の7倍超に達したものの、新規制値で限度とされた1ミリシーベルトを大幅に下回った。
宮城の1日の摂取量は3.11ベクレル、年間被ばくは0.0178ミリシーベルトと、福島に近い水準。東京はそれぞれ0.45ベクレルと0.0026ミリシーベルトだった。
文部科学省の調査で、1950〜60年代の大気中核実験の影響により、当時は1日の食事にセシウム137が数ベクレル含まれていたことが分かっている。東京電力福島第1原発事故の直前は0.1ベクレル未満に下がっていた。今回の調査結果によると、福島、宮城の汚染度は核実験当時と同程度、東京は原発事故直前よりやや高い水準とみられる。
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