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<核燃料サイクル>再処理工場の耐震評価に計算ミス/原燃
(2011/12/17)
日本原燃は16日、六ケ所村の使用済み核燃料再処理工場で2007年に実施した耐震安全性の再評価で、一部の数値に計算ミスがあったと発表した。原燃は「正しい数値で再評価した場合でも耐震安全性は確保されることを確認した」としているが、想定を上回る揺れに対する余裕度が縮小する箇所もあった。
原燃は近く、原発事故を受けた安全対策について三村申吾知事が見解を示した後、3年間止まっている再処理工場の試験再開に踏み切る構えで、「今回の計算ミスによる影響はない」としている。
耐震安全性再評価は、地震の想定などを厳しくした国の新耐震指針に基づくもの。今年7月に九州電力玄海原発で計算ミスが見つかったのを受け、経済産業省原子力安全・保安院が原燃を含む全国の事業者に調査を指示していた。
原燃によると、再処理工場では主要な建屋や機器、配管などにミスはなかったものの、核燃料の貯蔵プールを冷やすための「冷却塔」や、主排気筒などの基礎で12カ所の計算ミスが見つかった。
係数を誤って入力したほか、正しい計算結果を報告書に誤記載したケースもあった。再計算の結果、安全性は確認されたが、冷却塔では想定に対して5倍あった余裕度が2・5倍に縮小した。
原燃は8月、玄海原発で計算ミスをしたのと同じ建設会社が実施した分に関して調査し、「誤りはない」と発表した。今回、対象を別の会社にも広げて調査した結果、計算ミスが発覚した。会社名は非公表。既に再発防止策を講じており、「現在の社内体制では同様のミスは防げる」としている。
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