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[東電賠償・内部リポート(2)] 不自然な高額請求に戸惑う東電社員
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2011/12/17 日刊ゲンダイ :「日々担々」資料ブログ
問い合わせ電話で2時間抗議されるケースも
東京電力の「賠償業務」が行われている東京都江東区の「補償運営センター」。放射能汚染の被害者からドンドン請求書が届けられている。
「このたびは、ご迷惑をおかけしまして誠に申し訳ございません……」
電話機に向かって何度も頭を下げる東電社員。終日ブラインドを下ろしたフロアのあちこちから、同じ言葉が聞こえてくる。
東電はそのくらいの対応をして当たり前だ、と思うのが世論だろう。しかし、賠償支払いの審査業務に携わっているアルバイトのBさんには違うように見えるという。
「請求書は、すべて被災者の直筆で書かれていて、なかには請求書の余白に困窮している様子や原発事故の収束を願う書き込みがあったり、実物を目にすると胸を打たれます。ですが、震災のあった3月11日〜8月31日分の損害とは思えない高額の請求も結構あって、本当なの? と思うものもある。7000万円を請求してきた人もいた。50代の商店主は、請求書や証明書も添付せず、ただお金を払え、東電が悪いんだろう! そっちは加害者なんだから黙って金を払うのが当たり前じゃないか! といった態度でした。明らかに過剰請求と思われる請求書が全体の3割くらい、見受けられます」
ヒドイものになると、自分で作成したと思われる手書きの領収書を送ってくるケースまであるという。
「先日、不自然な請求があって、このままでは認められないので不足している添付書類を送って欲しい、と東電社員が電話をしたら、何で認められないんだ! と2時間も電話先で抗議していました」
賠償の対象者は、福島県を中心にざっと150万人いる。被害者への迅速な支払いや、請求書の簡素化を求める声が強いが、過剰請求や詐欺を見過ごせば、賠償額は巨額になり、いずれ国民一人一人への増税や電気料金の値上げにつながる恐れがある。
加害者の東電相手では、被災者はどうしても居丈高に請求してしまう。賠償金は東電が支払うのが当然だが、公正妥当な賠償額にするためにも、政府職員が交渉役を務めた方がいいかもしれない。
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