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東日本大震災:累積被ばく、飯舘など10ミリシーベルト超 /福島
http://mainichi.jp/area/fukushima/news/20111214ddlk07040124000c.html
毎日新聞 2011年12月14日 地方版
◇長期的健康管理が必要
福島第1原発事故で、県が13日発表した原発周辺住民の外部被ばく線量の試算は、計画的避難区域の飯舘村と浪江町の一部で累積10ミリシーベルトを超えた。県は「値が高いケースでも(避難指示の基準となる)20ミリシーベルト未満にとどまり、健康への影響は考えにくい」としている。だが、低線量被ばくの影響は科学的に不明な点も多く、長期的な健康管理が求められている。【佐々木洋】
試算は、県の依頼で放射線医学総合研究所(千葉市)が、原発周辺12市町村の避難住民について、県の健康管理調査の問診票を基に避難行動のパターンを分析。文部科学省などが調査した各地の線量を参考に、3月12日〜7月11日の4カ月間の累積線量を算出した。
この結果、警戒区域の避難住民では、浪江町から3月16日に二本松市に避難した場合が最も高く、2・0〜2・3ミリシーベルト。次いで、双葉町から3月12日に川俣町に避難し、さらに同19日に埼玉県に避難した例が0・22〜1・6ミリシーベルトだった。
計画的避難区域では、飯舘村から6月21日に福島市に避難した場合が最も高く5・5〜19ミリシーベルト。浪江町から3月23日に二本松市に避難した例では4・8〜13ミリシーベルトだった。同区域の住民は、避難指示の遅れで被ばく線量が高くなったとみられる。
試算は、県が全県民を対象に実施している健康管理調査の一環として行われた。県は18歳以下を対象にした甲状腺検査や妊産婦の調査などと併せて結果をデータベース化し、長期的な健康管理や治療に役立てるとしている。
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◇自治体単位の外部被ばく線量の試算
<警戒区域>
富岡町 0.76
大熊町 0.94〜1.1
双葉町 0.22〜1.6
楢葉町 0.25〜0.3
浪江町 2.0 〜2.3
田村市 0.77
南相馬市 1.5
広野町 0.18
川内村 0.74
葛尾村 0.71
<計画的避難区域>
浪江町 4.8 〜13
葛尾村 0.84〜 7.2
飯舘村 5.5 〜19
南相馬市 1.8
川俣町山木屋 3.0
※単位はミリシーベルト。3〜7月の累積線量。
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