http://www.asyura2.com/11/genpatu19/msg/344.html
Tweet |
今更ながらですが、放射能汚染の可能性のある瓦礫処理の受け入れについてのドキュメンタリーです。
出典は投稿者ということになります。いつにもましてくだらない投稿文になっていることをお許しください。
投稿者の職場の女性同僚で10歳の女の子を持つ人がいます。
彼女のママ友が放射能汚染の可能性のある瓦礫の受け入れ反対で積極的に動いている人がいました。
その人からメールが来たそうで、2011年12月14日の議会で瓦礫の受け入れの最終議決になるかもしれないので大阪府環境課(?正確な部署名は不明ですが、)へ抗議の電話を入れて欲しいとの申し出がありました。
そこで、彼女は、大阪府環境課(?)(06-6210-9568)に電話したところ、2-3回はワン切りされたそうです。数回かけてやっとつながり、震災の瓦礫の受け入れについて反対である主旨を述べたところ、府職員の対応では「瓦礫の汚染は国の基準内である」「受け入れて焼却したとしても外に洩れないようにフィルターを通す」とのことを言ったそうです。
それに対して彼女は「日本の放射性物質に対する安全基準については、世界水準からいって大変甘いではないのか?フィルターを通すといっても完全に洩れないという補償はない。そんな状況で子どもの安全を守れるのか。」と訴えたのですが、木で鼻をくくったような対応だったそうです。
不肖私も抗議の電話なるものをするように要求されましたのでお粗末ながら大阪府環境課なるところ(06-6210-9568)へ電話いたしました。どうも議会は終了してある程度一定の方針が立ってしまった状況でしたが、記憶に残っている範囲で、府の環境課いち職員と私のやりとりをここに書き記したいと思います。
この文章を投稿する意味は、別に大阪府だけが汚染を逃れればよいという考えで掲載するものではありません。放射能汚染の可能性のある瓦礫を受け入れる自治体全てがこのようなスタンスなのではないか?という意味合いでかきとどめることと致しました。
大阪、大阪と言っていますが全国規模の話として受け止めていただきたいと思います。
以下がそのやりとりです。
大阪府環境課に連絡すると職員が出てきて瓦礫の受け入れについては、松井府知事が積極的に受け入れを検討しているとのこと。
本日はその受け入れをするにあたっての基準を決めようという方針となったとのこと。(実際決まった同然のせりふである)
Qその基準を決定するのは如何様に決定するのか?→A専門家が相談して決定する。
Qその専門家とは?→A:飯田敏行(大阪大学工学研究科放射線測定学)
児玉靖司大阪府立大学理学系研究科放射線生物学所属
http://www.riast.osakafu-u.ac.jp/~housya6/publication/2004.pdf (こんな論文を書いている人みたいですね)
藤川陽子(京都大学原子炉実験所准教授放射性廃棄物専門家とのこと)
山本孝夫(大阪大学工学研究科放射線管理専門)
という識者で相談して基準を決定するそうです。
Q:識者に放射線生物学専門家がいるが人体のことが分かる識者はいるのか?
A:返答できず。:識者に対してもそれなりの知識が無い状態で対応しているらしい。
Q(府職員に対して)放射線汚染の可能性のある瓦礫を受け入れるということであるが具体的にはどこの瓦礫であるのか?
A:福島県ではなく、岩手県とか青森県とかの瓦礫である。
Q ちなみにあなた(府職員)は、メルトダウンした場合燃料棒がどうなるのかご存知か?
世界中でセシウム一つをとっても程度の差こそあれ汚染されているがそれをご存知か?世界中でセシウムだけでも汚染マップができているのに岩手や青森の瓦礫が汚染していないと言い切れるのか?あなたは完全に安全、安心確信し、完全な知識を持っていて瓦礫を受け入れる方向で瓦礫受け入れを訴える府民を説得しているのか?
A:原発のことは分からないですが、メルトダウンした燃料棒に対しての返答。空気にのって散らばるんでしょうかねぇ〜。
その他の質問に対しては分かりません。との返答。
メルトダウンした場合燃料棒はその熱で格納容器が破裂するぐらいの今回の状況では気化しているので世界規模で拡散するのである。気化した放射性物質がまた固体化した場合世界中に散らばる。プルトニウムは粒子が重いからといって原発周辺にしか拡散しないと思っていたらそれは間違いである。県境を目安に放射性物質が飛散しないという論理は通らない。と、一応こちらがある程度知っている知識を伝えた。反論無し。(おそらく反論できるほどの知識は持ち合わせていないと推定)
Q:国の基準で安全範囲内という汚染程度の瓦礫であるが何の核種やどの種類の放射線を基準にして安全と決めているのかあなた(府職員)は説明できるのか?γ線基準なのかα線とかβ線とかどれを基準にしているのか?
A:分かりません。
まず、α線やβ線に関して外部被爆という概念ではあまり透過性のないし放射線であるので外部被曝においては心配ないと思われるが、放射性物質汚染した瓦礫を焼却してその灰の放射性物質が飛散して内部被爆をした場合様々な健康被害が生じることになる。
実際、チェルノブイリ事故でベラルーシでは様々な健康被害が生じた。ガンだけの問題ではない。セシウム一つとっても、おおっぴらには筋肉に貯留するが健康にはあまり影響がないとされているが実際は心筋に貯留して心機能障害を来したり、腎機能障害を来したりする可能性がある。なお、男性は女性より貯留しやすく、女性の場合は妊娠したら貯留しやすい。神経障害を来し、記銘力障害など様々な障害が生じる。
云々。のセシウムの内部被爆の障害についてバンダジェフスキー博士の説を説明。
実際は内部被爆はICRPの基準では全く考慮されていないのが実態であり、世界基準では無きに等しい概念であるが、実際はチェルノブイリ事故でベラルーシではそのように実証済みである。
なお、余談ではあるが、マンハッタン計画の時点でトルーマンが日本をもっと核被害で再起不能にする場合どのようにすればよいかをオッペンハイマー博士に尋ねたときストロンチウムを被災地にばら撒いて内部被爆をさせるのが適切と言ったという逸話すらある。 原爆開発段階でオッペンハイマー博士らはキレート剤を投与されながら開発していたので内部被爆という概念はアメリカにあったが公的には秘匿されたものであるというのが私のつたない知識であるが裏をとってもらってもよい。と府職員に伝えた。
Q:その上で、内部被爆が生じるかもしれない物質が飛散するような瓦礫焼却場にあなた(府職員)自身が赴任され仕事をすることができるのか?と質問
A:職場の電話なのでちょっとそれにはお答えできません。
Q:内部被爆をする可能性のある瓦礫を受け入れてその上で「直に」ではなくとも健康被害が出現する可能性があるものを受け入れてあなたの家族や子孫を守るということができると思うのか?それでも良いとの覚悟はできているのか?
A:それもちょっといろいろ思いはあるのですが、職場の電話なのでお答えできません。
Q:いままで私が伝えてきたような説の可能性もあるのに唯々諾々と国の無策の尻拭いをするようなことを受け入れる大阪維新の会の松井一郎知事は所詮、笹川財団の回し者なのか?それが道州制を導入しようという大阪維新の会の意向なのであるか?維新の会は道州制をしよう意気込んでいるようであるが大阪独自の見解を提示すべきであるし、府民の声に耳を傾けるべきではないか?府職員自身が自治体の長と対立する様相を呈している中このくらい述べられないでどうするのか?
A:はあ・・・・。
Q:もう一度瓦礫の受け入れ基準に戻るが、実際放射線の被曝の安全基準ですら世界的に科学的に証明されている明確な安全基準というものがない。その大前提の定義すらなしに識者とはいえ、完全に人体に安全な基準での瓦礫の受け入れ基準を設けることができるとあなた自身考えられるのか?内部被爆という隠匿された危険性もあるのにそれに対してもこの専門家たちが考慮できるという保証があると言い切れるのか?少し調べれば先にあげた専門家の専門内容ぐらいは当方でもある程度は調べることは可能である。私の見解では子どもだけが危険ではないということである。
A:はい、難しいですね。あの、職場の電話なのでこれ以上は。
Q:仮に瓦礫を受け入れた場合灰の処分はどのようにするのか?
A:灰は放射性物質の吸着剤を入れて吸着させ、金属の箱に入れて土中にセメントで固めた上で埋めます。
Q:チェルノブイリを例に挙げるが4号炉の石棺化は25年経過した今老朽化している。放射性物質の半減期は数万年単位のものもあるのにセメントが老朽化して土壌汚染をした可能性があるが、その点に対して万全なリスクマネージメントはできているのか?
なお、灰をどこに埋めるつもりなのか?
A:(リスクマネージメントについては)返答できず。
埋め立てる場所は大阪市北の処分場とフェニックス(おそらく舞島の埋立地)、神戸の処分場に埋め立てるとのこと。
Q:今回の原発事故前に国は原発は絶対安全と言い、事故が起きたら想定外と言い逃れした。新生したはずの大阪府政も土壌汚染が生じたりその他瓦礫処理で不祥事が起きた場合国同様の言い逃れをするつもりなのであろうか?国が信用できないのにこのまま国に追随するつもりならば現在の大阪府政に対して大いなる不信感がぬぐえないのだが、あなた自身は個人的に如何様に思うか?
A:ああ、はい、職場の電話なので明確なお返事は・・・。
Q:私は「わが子が」というような個人的な動機でこのような申し入れをしているのではない。このような危険であると言う説もあるのに十分な知識ももたず瓦礫を受け入れようとしているような大阪府の府政に問題があると考えられる。瓦礫を受け入れた場合あなた自身も健康被害を被る可能性があるということである。放射性物質の核種はすべてスペクトロメーターで測定できる訳ではない。なお、明確な安全基準を持たない放射性物質汚染のある瓦礫を受け入れようとしている大阪府であるということをあなた自身が職場から一歩出たときに熟考して欲しいし。同僚とも話しあって欲しいのであるがそれには同意していただけるであろうか?
A:ああ、はい、それについては十分に考えさせていただきます。
以上でした。
私自身があまりにくだらない、質問と長広舌をふるってしまったために、分かったのは
大阪府では瓦礫受け入れの安全基準をつくる専門家に人体の専門家がいない。
受け入れたとしても焼却した灰は大阪近隣の海沿いの埋立地に埋めるということです。
大阪維新の会の松井一郎の化けの皮がはがれました。
遅くとも20年後には瀬戸内海の放射能汚染はひどくなるでしょう。
須磨の海岸で海水浴なんてトンデモということになるでしょう。
他の自治体も同様でしょう。
国と東電は福島を筆頭に震災で避難している人たちに即刻安全な住居場所無償で提供すべきです。そして生活の保証も。なお、幸いにして震災にあっていない土地の汚染を最小限にして被災者たちを受け入れてあげるべきです。なぜ、それにたいして遅々として進まないのやら。
本末転倒の瓦礫受け入れです。
まあ、電話で憤ってしまい、クレーマーと化した投稿者なので偏った言動があり恥ずかしい投稿なのであるのですが。
時々稚拙な政治的発言をしているところも申し訳ありません。
この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
▲このページのTOPへ ★阿修羅♪ > 原発・フッ素19掲示板
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。