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http://gendai.net/articles/view/syakai/134129
放射線測定器「文科省は数値改ざんを要求してきた」
2011年12月9日 掲載
設置業者が怒りの告発
「文科省が放射線測定器の数値“改ざん”を求めてきた」――。福島の小学校に放射線測定器の設置を進めてきた業者が怒りの告発だ。この業者は、測定器設置の事業を落札した「アルファ通信」(東京)。11月中旬、測定器の「欠陥」や「納期遅延」を理由に文科省から契約を解除されたのだが、豊田勝則社長(66)は「解除された真相は全く違う」と反論するのだ。
文科省は現在、福島県内の学校、公園などの放射線量を測り、結果をホームページで公開する事業を進めている。測定器は2700台の設置を予定し、このうち600台を落札したのが「アルファ通信」だった。豊田社長がこう言う。
「文科省は、契約を解除したのは『測定数値が4割低いなど誤差が大きい』『技術仕様に沿っていない』と説明していますが、とんでもない。納品したのは米軍でも使われている測定器です。性能に問題はありません。それに文科省も入札時の技術審査で認めたからこそ、契約したはずです」
確かにその通りだ。「アルファ通信」は10月上旬、県など行政関係者が見守る中で「福島第一小学校」への公開設置も行っている。測定器が「欠陥」なら、文科省はもっと早く指摘できた。
「納期遅延」も原因は文科省にあるという。
「600台中、130台の納品が遅れたのは事実です。しかし、それは文科省がムリな仕様変更を迫ったからです。測定器は測った放射線量の数値をそのまま表示するわけではなく、機器に内蔵されたソフトで計算して表示します。文科省はそのソフトに『補正』を求めてきた。米国製の測定器は、他の測定器と比べて数値が高く表示される。これを嫌がったのでしょう。文科省は表示される数値を2割程度、低くするように言ってきました。2割も補正するなんて、数値改ざんです。案の定、測定器メーカーに相談すると、『世界仕様なのになぜ、日本基準にする必要があるのか』と断られました。そうこうしている間に納品が遅れたのです」(豊田社長)
これが本当なら驚きだ。文科省に事実確認すると、こう答えた。
「第三者機関の放射線計測協会で検査したところ、誤差が大きかった。(ソフトに)数値の補正を求めたかどうかはともかく、仕様書にのっとっていないと判断して解除しました」(原子力安全課)
放射線測定器の性能をめぐるバトルで設置が大幅に遅れるのは確実。福島県民もタマったもんじゃないだろう。 .
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http://gendai.net/articles/view/syakai/134170
居直り 高山智司 環境政務官の正体
2011年12月13日 掲載
環境省の高山智司政務官(41)が、国が自治体に受け入れを求めているガレキの放射線測定について「国が測ったのでは信用してもらえない」と発言したという。環境省は離島の放射線量を測定したり、福島の河川や湖沼の放射性物質を調べたりしている。その担当官庁のナンバー3が、「国の調査数値は誰も信じていない」と開き直ったから驚きである。
高山政務官は10日、静岡市内で開かれたガレキ処理の受け入れをめぐる県内自治体首長の説明会に出席。発言は直後の会見で飛び出した。
福島原発事故後、国は「緊急時迅速放射能影響予測ネットワークシステム」(SPEEDI)のデータを公表しなかったり、公表していた福島の放射線モニタリング数値を誤ったりした。これで国の調査を信じろと言ってもムリだが、だからといって、政務官が「それを言っちゃあオシマイよ」ではないか。
同席した静岡の大村慎一副知事は早速、一部メディアの取材に対して「国が『信用してもらえない』と言うのは、安全性の基準の根幹を揺るがす発言」とカンカンだったらしい。
「高山政務官は明大卒で、参院議員の森ゆうこ文科副大臣の政策担当秘書を経て、03年の総選挙で埼玉15区で初当選。現在3期目です。野党時代は与党の政治資金問題に切り込み、『ナントカ還元水』問題で自殺した故・松岡農相の疑惑を追及したことで知られています」(民主党関係者)
そんな正義感から思わず「本音」が漏れたのか。発言の真意を確かめようと環境省に聞くと、これまたビックリの答えだ。
「9日の会見ですよね。あっ、10日でしたっけ。確認したのですが、秘書官を含めて誰もメモを取っておらず、正確なところは分かりません。これでいいですかねっ(笑い)」(広報担当)
やはり「三流官庁」の筆頭である。ヤバそうだと思ったらしらばっくれる。完全にナメている。野田内閣の「軽挙妄動」政務官といえば、他にも福島原発の浄化汚染水を飲んだ内閣府の園田康博政務官(44)がいる。安心、安全をPRする行動だったが「パフォーマンス」と非難囂々(ごうごう)で、「プルトニウム内部被曝の恐れ」までささやかれる始末だ。首相も大臣も政務官も役人もマトモなのがいない。
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