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20111212 知られざる放射能「都市濃縮」
http://dai.ly/sOOT4M
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http://tv-blog.blog.so-net.ne.jp/2011-12-12-1
放射性物質の都市濃縮|クローズアップ現代(テレビのブログ)
NHK総合テレビの「クローズアップ現代」で知られざる放射能都市濃縮について放送されました。
原発事故で各地に広がった放射性物質。福島から遠く離れた首都圏のゴミ焼却場で新たな脅威を引き起こしています。ゴミに含まれる放射性物質が最新の焼却施設によって灰に焼却され、高い放射線量が検出されているのです。埋め立てることすらできない焼却灰が増え続けています。
茨城県の守谷市にある公園では国が除染の目安としている基準の6倍近い放射線量が検出されました。守谷市が定期的に行っている測定結果によると、市内のほとんどの場所では放射線量が下がり続けています。しかし10月、この公園を測定すると広い範囲で除染の目安を上回る高い値が検出されたのです。土壌には1kgあたり2万6000ベクレルという高い放射性セシウムが検出されました。守谷市には街の中心部を流れる人工の河川があり、排水路とつながっている川の水が公園に流れ込んでいるのです。街に降った放射性物質が川に集まって濃縮されているのです。
国は一般ゴミを焼却したさいに出る灰について1kgあたり8000ベクレル以下の場合は、そのまま埋め立てしても問題ないとしています。しかし今、8000ベクレルを超える灰が都市濃縮によって埋まれていて、最悪の場合、ゴミ収集が止まってしまいかねない深刻な事態が起こっています。
毎日出るゴミの中にも都市濃縮を引き起こす可能性があるのが、落ち葉や草木です。付着している放射性物質はごくわずかですが、それが集まる焼却場では思いがけないことが起きています。千葉県柏市のゴミ焼却場では原発事故以降、作業員たちは防護服を身に着けなくてはならなくなりました。ゴミを燃やした後の焼却灰には高濃度の放射性物質が含まれているからです。これまでに最高で1kgあたり7万800ベクレルが検出されました。国が埋め立ての目安としている8000ベクレル/kgを大幅に上回っています。ドラム缶の表面の放射線量は1時間当たり4マイクロシーベルト。国の避難の目安となる値を超えるレベルです。そのため、焼却場の中で厳重に保管を続けています。現在、柏市の焼却場で保管している灰はドラム缶で811本に達しています。柏市の焼却場では1日1トンの灰が排出されます。保管場所が一杯になればゴミの焼却ができなくなります。そうなると、ゴミの収集まで止めざるえないのです。
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