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「風評でコメ売れぬ」 汚染稲わら一時保管 栗原の候補地
http://www.kahoku.co.jp/news/2011/12/20111211t13020.htm
2011年12月11日 河北新報
福島第1原発の事故で放射能に汚染された稲わらを畜産農家が保管している問題で、宮城県は10日夜、栗原市の一時保管場所の候補地となった鶯沢の入釜沢捨て石鉱さい堆積場について地元の細倉体育館で住民説明会を開いた。住民からは「なぜ、鶯沢1カ所なのか。風評被害でコメが売れなくなる」などと反対の声が相次いだ。
主催者側として村井嘉浩知事、佐藤勇栗原市長、栗っこ農協の曽根正範組合長、肥育農家が出席。住民約250人が参加した。
県が汚染稲わらの保有状況を説明した。現在、栗原市には県内の2割に当たる907トンがあり、安全対策として稲わらを厳重にラッピングするなどの対応を説明した。
保管方法に関しては、細倉金属鉱業(栗原市鶯沢)所有の入釜沢堆積場に耐雪パイプハウスを建設し保管は2年以内と明言。ハウス内に遮水シートや排水路などを整備し、空間放射線量も安定するまでは毎日測定し、安定後は週1回測定することを示した。
住民からは反対意見が噴出した。「人家に近い入釜沢になぜ集めるのか」「いまだに鶯沢の農家はカドミウム汚染で苦しんでいる。これでは二重苦だ」「どんなに安全を施しても風評被害は起きる。コメが売れなくなったら生きていけない」と方針撤回を求めた。
村井知事は「市長とよく協議して対応を考えてきたい。住民のことを考え誠心誠意対応していく」と述べ、閉会した。
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