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サラリーマンに迫る“食道がん”の恐怖…原発所長も戦線離脱
http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20111212/dms1112121607013-n1.htm
2011.12.12 夕刊フジ
病状が食道がんだった東京電力福島第1原発の吉田昌郎前所長(56)。3月11日の震災直後から第一線で指揮に当たってきた吉田氏だけに、放射線の影響を懸念する声が挙がっていたが、専門家によると関連性は極めて低いという。原因としては、主に喫煙や飲酒などの食生活やストレスなどと関係があり、発症は50〜60代がピーク。思い当たる同世代のサラリーマンは注意が必要だ。
震災による爆発事故以降、高い放射線を浴び続ける環境にいた吉田氏。放射線と食道がんとの関係に注目が集まるが、がん免疫治療が専門の「ヨシダ・クリニック」(東京・中央区)の総院長、吉田憲史医師は「被曝に直接かかわる疾患としては、甲状腺がんがありますが、今回(の食道がん)は直接の関係はないとみていいでしょう」と説明する。
ただ、吉田医師は「ストレスが病気を悪化させる要因になった可能性はあります。事故現場で長く指揮に当たったことが、病気の進行を加速させたことは医学的に推定できる」とも指摘。原発事故の収束に尽力したことが、吉田氏の身体を蝕んだ可能性はある。
気になるのはこの病気の特徴と症状だ。
「50〜60代に多く、60代過ぎが発症のピーク。長い飲酒や喫煙習慣がリスク要因になっており、食道を刺激するのも発症のリスクを高める。極端に熱いものや冷たいものを食べ過ぎるのは避けたほうがいい」(吉田医師)
同医師によると、病気が疑われる兆候には、(1)食べ物が詰まる(2)発熱や痰を伴わない空咳(3)みぞおちがしくしく痛む(4)胸の圧迫感(5)食道の違和感(6)恒常的な胸焼け(7)風邪をひいていないのに声がかれる−といったものが挙げられるという。
厄介なのが手術の難しさだ。
医師でジャーナリストの富家孝氏は、「心臓や肺などの器官に近い部位であるため、胸と脇を大きく切開しなければなりません。外科手術の中でも、かなり高い技術を要求されます。再発リスクが高く、進行も早い。末期であれば1年以内に亡くなるケースもあります」と説明する。
ただ、早期であれば胃カメラ(内視鏡)で食道内部からの切除が可能で、抗がん剤と放射線治療を組み合わせる治療法も確立されている。
前出の吉田医師も「検診で発見されるケースが圧倒的に多い。年に一度は胃カメラ検診を受けることを強くお薦めします」と呼びかけている。
■食道がんの主な兆候
(1)食べ物が詰まる
(2)発熱や痰を伴わない空咳
(3)みぞおちがしくしく痛む
(4)胸の圧迫感
(5)食道の違和感
(6)恒常的な胸焼け
(7)風邪をひいていないのに声がかれる
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