http://www.asyura2.com/11/genpatu19/msg/258.html
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この国では,放射性廃棄物を食品として販売しても犯罪にはなりません。
「ドイツの基準ではそうなります」
正に,棄民国家に成り果てました。
大災害,大事故においては,正確な情報を速く,広く開示するのが危機管理の「イロハ」です。
しかし,政府も事故当事者もマスゴミも情報隠蔽に走っています。
この国には「危機管理」の教育も常識もありません。
制度はあっても形骸化しています。
「暫定基準値を汚染実態に合わせて設定するなど狂気の沙汰です」
日本はガナルカナルより一歩も前進していません。
この実態をよく把握し,自己防衛するしかないでしよう。
http://bator.blog14.fc2.com/blog-entry-789.html
以下「もうすぐ北風が強くなる」より引用
今からだって、できることは山ほどある。
これからこそ、できることも山ほどある。
放置してはいけない。
原発事故をよいことに、火事場泥棒のような被曝規制の大幅な緩和に騙されてはいけない。
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安全な食生活を目指して(4)・・・当面、どうするか? 12/8 武田邦彦
これまで3回にわたって、今回の明治の粉ミルクの事件について基本的なことを書いてきました。基本的な知識も必要ですので、暇なときに読んでください。またここでは具体的なことに触れます。
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事故直後の3月、4月時点では、これからどのように汚染が拡がるかどうかが不明でしたので、1キログラム10ベクレルから20ベクレルの食材以外は買わないようにと書きました。政府はもちろん、多くの専門家やマスコミは「今だけのことでよい。食材の被曝がどのように拡がるかなど考慮する必要はない」という態度でしたが、お父さんとしてはそうはいきません。食材汚染が拡がりそうだったので、少し慎重な数値を言いました。
現在はすでに落ち着いてから6ヶ月以上になり、おおよその傾向が判りましたので、夏過ぎぐらいから1キロ40ベクレルという数字を出してきました。先日文部科学省が給食の食材について1キロ40ベクレルにすると発表し、教育委員会が「もっと子供たちを被曝させたいから500ベクレルに戻せ(趣旨)」と反対するという事件がありましたが、1キロ40ベクレルというのはおおよそOKの値です.
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食材の汚染は空間と違って変化します.まず空中から落ちてくるもので汚染されますので、4月、5月は葉物野菜やお茶、6月、7月はそれを食べたウシなどの陸上動物の肉や牛乳なのの乳製品、8月、9月は海洋に流れてサカナが汚染されて来ました。また土にしみこみ出しますとキノコ類などが汚れます.また川魚は代謝が遅いので、川の汚れたとれたのに、まだ汚染されています.
今、危険なのは、(サカナ、乳製品、キノコ類、川魚、新米)です。地域は陸上では、岩手県、宮城県、福島県、茨城県、栃木県、群馬県、新潟県の南部、長野県の東部で、東京、埼玉、神奈川、静岡、山梨はほぼOKでしょう。海では北海道から静岡までの太平洋側です。
静岡は汚染を測定していないですし、サカナで一番危険はストロンチウムはまったくデータが出てきません.良く平気でそんなサカナを売っていると私は不思議に思います.生産者がベクレルを発表しないのは、よほど子供に愛情が無いのですね。
また、牛乳で代表されますが、「これまで汚染された製品があったことは確実だが、ベクレルの発表がまったくない」という食材は、できるだけ「地方限定」のものを買って、大手は避けてください.広い範囲から原料を入れているところは、上記の地域を含むからです.たとえば、鶏肉、卵、豚肉なども地方で手に入れるのが大切です.
食材はあるものが汚染されていて、他のものが汚染されていないこともあり、できるだけ同じものを食べ続けず、時々、買えるのは防御として良い方法です.
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「神経質すぎる」と非難する人がいたら、「表示されていないのに、なぜ大丈夫と判るのか?」、「4月、5月にどのぐらい被曝したかわかるのか?」、「法律で内部、外部含めて1ミリシーベルトと決まっているのに、なぜ違反するのか?」、「東電社員でも1年1ミリに自主規制していたのを知っているのか?」と反論してください.特に、根拠無く「大丈夫」を繰り返す人には注意をしてください。
また単に「大丈夫」というより被曝を減らす具体的な提案が無いような場合は、あまり子供のことを心配していないのですから、もともと話をしてもすれ違うかも知れません。
今後、それほど食材汚染は拡がりませんが、日本の法律が定めてきたこと、「被曝はできるだけ低減する」の原則をいつも心に留めて、あとで悔やむことがないように頑張ってください.
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子らを救う力はなにか? 12/9 武田邦彦
寒い夜がやってきた。あの日も凍えるような寒さだったし、揺れにおびえ、やっと家族が一緒になることができたと思ったら、爆発だった.
停電、寒さ、そして闇・・・情報も無いままにさまよった日々。それからというもの、子らは法律でも守られなくなった.こんなに日本国はもろかったのか。
でも、私たちには子らを助ける力がある。それは、筋肉でもお金でも、地位でも権力でもない.そんなものがあっても世の中はビクともしない.
子供たちを被曝させたいという邪悪な力に対抗できるのはただ一つ。それは愛に他ならない.貧弱な住まい、やっとの生活、人に頭を下げて子らを守る。でも、子らを心配する心、それ以外に強いものはなく、今、子らを守る力はない.
あきらめてもいけない。くじけてもいけない.
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でも、原子力予算は4500億円もある。お米はこの予算で買い取って貰いたい.
東電とその他の電力の社員の力を集めれば福島を元の状態に取り戻すことはできる。電力会社は従業員を1年1ミリに自主規制していた.それと同じことを恩のあるお客さんにするのだから、誇りある電力社員として、やらなければ眠れないだろう。今からでも立ち上がって欲しい。
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楽しかったあの日、夢を膨らませていたあの頃、それは奪われてはいけないものであり、日本人がその気持ちを持てば取り戻すことはできる。
広島・長崎を経験した日本人をこれまで被曝の被害から守ってきたもの、それが「1年1ミリを限度とする法律」である。
それに反する食品を売る人、多くの被曝を勧める人、大丈夫おじさん、そして自治体の首長や職員、その人たちは法治国家にはいらない。
是非、今日からでも良いから法治国家の一員に戻って欲しい.
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