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原発やめますか それとも人間やめますか
http://sensouhantai.blog25.fc2.com/blog-entry-1121.html
2011-12-10 反戦な家づくり
あのACジャパンの説教CMが、「ささえあったら人になる」なんて言っている。
http://blog-imgs-19-origin.fc2.com/s/e/n/sensouhantai/20111210-1.jpg
もしそれが本当なら、原発に手を染めたあらゆる人の形をした生き物は、すでに人ではないということだ。
事故が起きることも、使用済み核燃料の捨て場がないことも、放射能が危ないことも、原発に携わった者の多くは分かっていたはずだ。
安全神話 などと言って自らを正当化するむきもあるが、言い訳に過ぎない。
ヤマタノオロチが実在すると本気で信じているひとがほとんどいないのと同じくらい、神話は神話に過ぎない。本当に安全だと信じていたんです、というカルト級の者も確かにいただろうが、それは極端な事例。
ほとんどの、とくに上部にいる者ほど、本当は危ないということを分かっていた。
絶対安全であるべき原発が、どうしてこんなに休む間もなく故障し続けるのか。
電力会社の都合から言っても、絶対に事故を起こしたくないような時にでも、原発は平然と事故を起こす。
玄海原発:冷却水漏れ1.8トン 九電公表せず
http://mainichi.jp/select/jiken/news/20111210k0000e040127000c.html
2011.12.10 毎日
やらせ問題で全国の注目を集めている玄海原発。
おそらく職員も細心の注意は払っていたはずだ。にもかかわらず、それをあざ笑うかのように、原発は事故を起こし続ける。
そして、それを決して防ぐことはできないことを、電力会社はその経験から熟知している。だから、隠す。
起きた事故は、大きければ大きいほど、かならず隠そうとする。
あったことを無いと言い、大きなことを小さいと言い、どうしようもない状態を冷温停止状態などと言いなす。
原発の現業に関わる者ならば、末端の労働者の実態も知っている。
被曝量を超えたら働けなくために、わざとバッチをつけずに働いたりするような、そんな労働環境。
ご用済みになると、どこへ行ったのかも分からなくなるような労務管理。
原子炉の中をぞうきんがけするような無理な仕事を押しつけて、どんどん被爆させたあげくに行方知れずになってもらうのが、電力会社にとっては都合が良い。しかも責任はすべて孫請け、ひ孫請け。
知っているけど知らんぷり。
なによりも、誤魔化しようがないのが、使用済み核燃料。
原発のげの字に関わりのある者で、こいつの行き場がないことを知らない者はいない。
こればかりは、いくらカルト級の安全神話に脳髄を浸食されていても、知らないとは言わせない。
実は原発という場所は、使用済み核燃料の中間処分場になっていた。
行き場のない核のゴミを、敷地内に膨大にため込んでいたことが、福島の事故で明らかになった。
http://blog-imgs-19-origin.fc2.com/s/e/n/sensouhantai/20111210-3.jpg
写真は福島第一原発の共用プール。(http://www.houseoffoust.com/fukushima/phototour.html より)
ここだけで6400本の使用済み核燃料が貯蔵されている。
これ以外に、各原子炉の上部にあるプールにも大量の核ゴミがため込まれている。
これは、福島だけではない。全国の原発が同じことになっている。
こうやって、いい加減な貯蔵場所に、何十年でもため込んで放置しておこう、というのが、原発関係者の暗黙の了解だったはずだ。
いくら周辺住民といえども、使用済み核燃料の処分場にするとは聞いていなかったはず。原発は容認する過疎地は少なくないが、核燃料の処分場だけは、世界中でただ1カ所しかOKしたところはない。
ところが、実は原発は実質的に処分場になっていたのである。しかも、最終処分場ほどの安全措置すらなされずに。
そんなことも、原発関係者は、みな知っていた。
このように、原発反対の論理など子どもにでも分かる簡単な話だ。
だから、原発に関わる、かつて人間だった者たちは、その最初のころに一度は悩んだに違いない。
そして、悩んだ末に、原発で食っていくことを選択したのだ。
原発やめますか それとも人間やめますか という問いに、自ら答えを出したのだ。
人間をやめる と。
そう考えると、原発に関わる者たちの、際限のない隠蔽とゴマカシと厚顔無恥さが理解できる。
これは、とても人間業でできることではない。
少なくとも何十万人、おそらくは千万を超える人々に放射能被害を与え、仮設暮らしを強い、あるいは何の支援もない自主避難を余儀なくさせておきながら、自分たちはボーナスをもらってのうのうと暮らす東電社員。
現役の役員のみならず、原発をつくってきた歴代の役員も何の責任も問われず、1兆円もの税金を私物化し、国有化もされずに平然としている東京電力。
プルトニウムは飲んでも平気 などと言う奴がいる。
もし、これがプルトニウムではなく、サリンであれば天下の大悪人とされるのに、同じ猛毒でもプルトニウムだと、天下の東大教授になることができる。
冷静に予断なく見ることができれば、同じ人間とは思えないような異常な生き物が、世の権威であり一流企業のエリートであるというのが、原発という世界なのだ。
この異常な原発の世界を垣間見ると、一つの疑惑がわき起こる。
「今回のふくいちの事故は、想定ずみだったのではないか」
福島で起きるかどうかは別として、日本の54基のどこかで、スリーマイルとチェルノブイリの中間くらいの事故が起きる ということは、原発計画のプログラムに入っていたのではないだろうか。
これについては、4月1日の記事で詳細に検討したので、まだ見ていない方はぜひ読んでほしい。
原発推進の正体は「日本列島を核の墓場にする計画」だったのではないか
http://sensouhantai.blog25.fc2.com/blog-entry-1011.html
原発推進にとって想定外だったのは、3基同時にやられたこと、とくに3号機の爆発が水素爆発にしては大きすぎたこと(核爆発の可能性もあり)であり、数十キロ半径に放射能が降らすことまでは「予定通り」だったのではないだろうか。
今、原発側が焦っているのは、東京まで汚染してしまったことだ。これでは、元も子もない。
何とかして、福島周辺だけに汚染を閉じ込めたい、と原発サイドも当然考えている。
東京レベルの汚染については、除染という方法がある程度効果がある。
ところが、東京のような都市部は、合流式と言って雨水も下水処理場に流れ込むようになっているので、下水処理場が大変なことになるのは目に見えている。
そこで、東京の原発鬼どもは、その放射性汚泥を福島に捨てようと考える。どうせ汚染されているんだから、少しくらい増えてもどうってことないだろ と。
しかし、今そんなことを言ったら、猛反発を食うに決まっている。本当は人間やめてしまったということを、福島県民だけでなく、全国民から見抜かれてしまう。
ずるがしこさでは、なにせ日本の権威が集まっているだけある。奴らは考えた。
ならば、日本中から 「核廃棄物は福島へ」という声を起こせばいいじゃないか。
原発反対派に、率先して「30キロ圏内に核処分場を」と言わせれば、楽勝だね。
そうして、奴らは放射性のガレキを全国に配ると言い始めた。反対派承知の上だ。
案の定、全国津々浦々から「放射能は福島へ」のこえが上がり始めた。もっとも大きな声は、やはり脱原発の勢力。
その流れを横目に見ながら、奴らは次の計画を着々と進めている。
警戒区域内で自衛隊が除染作業開始
http://mytown.asahi.com/fukushima/news.php?k_id=07000001112090001
2011.12.9 朝日
いくら原発鬼でも、これほど放射線量の高い場所に住民が戻れるようになるとは考えない。
大量のガン患者が出て、言い逃れできないと困るので、証拠の残るようなへまはしない。
この自衛隊の除染作業は、一見無駄なように見える。
もし、奴らの言うように「除染活動の拠点作り」のための除染であるならば、余りにも途方もない話だ。
上記の記事を読んだだけでも、街全体の除染なんてできないということが分かる。
しかし、これが処分場作りのための拠点作りだったらどうだろう。
作業場所の周辺だけ放射線量を下げておくという意味では、理に適っている。
次に行うのは、おそらく役場への道周辺の除染だ。
それが済んだら、何やかんやと理由をつくって、大きな穴を掘り始める。
準備が整ったら、急に「東京も危ない」というキャンペーンが張られる。
たしかに、危ないのだが、今までとうって変わって「東京でもすぐに除染を」という話になる。
東京都民は、当然のようにその話に乗り、除染が進む。
そして、福島に掘られた穴に放り込まれるのは、福島の放射能ではなく、東京の汚泥と焼却灰ということになる。
そうやって、ふくいち周辺を核の墓場にすることを全国民のコンセンサスにしておいて、最後は最終処分場にするのだろう。
奴らの予定通りに。
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