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線量調査 サル一役 首輪装着しデータ収集
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2011121002000201.html
2011年12月10日 東京新聞 夕刊
原発事故で汚染された福島県の森林の放射線量を調べるため、人里近くまで下りてきた野生のサルに一役買ってもらう作戦が進んでいる。捕獲したサルに、小型サーベイメーターと衛星利用測位システム(GPS)が埋め込まれた首輪を装着。山に戻して1〜2カ月後、首輪を回収しやすい場所に現れたところで遠隔操作によって外し、データを集める計画だ。
福島大の高橋隆行教授(ロボット工学)らのチームが考案。森林の線量調査は現在、主に小型ヘリコプターなどによって上空から行われているが、より詳細なデータを得るにはサルのフットワークの軽さが一番となった。
野生動物の保護のため、自然の中での被ばく状況を調べることも兼ねており、来春までには実行に移したい考えだ。
調査対象地域は、警戒区域や計画的避難区域にかかる南相馬市西側の線量の高い山間部。サルの群れは十四あるといい、縄張りごとに区切って調査することができる。雄は群れを離れる可能性があるため、調査は成体の雌で行う。
「落ち葉などに付着した放射性物質は移動しやすいため、森の中の状況を長期的に確認したい」と高橋教授。サルが木に登った場合でも高さを自動的に計測し、地上付近の放射線量を算出するシステムも開発中だ。
それでは、山林をサルのように動き回ることができるロボットは作れないのか。高橋教授は「残念ながら、難しくて作れません」と話している。
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