http://www.asyura2.com/11/genpatu19/msg/186.html
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(回答先: 1・3号機 圧力抑制室破損の可能性 (日テレ NNN) 投稿者 妹之山商店街 日時 2011 年 12 月 08 日 09:07:44)
(03さん紹介の動画を見て)
GEの元技術者が、圧力容器からの蒸気がチャンバーの水に作用して泡が発生することを問題視しているのが重要と思う。それ以上詳しい説明は省略しているが、泡の発生がチェンバー破損につながっていることを示唆していると見る。
当方、流体力学には不案内だが、船舶のスクリューでもスクリュー表面に泡が発生するとスクリューを破壊することがあると聞いたことがある。だから泡が発生しにくい構造にすると。
大事なことはチェンバーに水があることを前提にしたチェンバー破損の危険性の指摘である。
また、田中三彦氏も通常は1気圧の格納容器の圧力が設計圧力の2倍(8気圧)までいったのは何故かということに関して(2号機の話ではないと思うが)、チェンバーに水があるとこれが沸騰蒸気となって格納容器の内圧を高めたのではないかと指摘している。
2号機では、事故対策チームがチェンバーに水がないことを失念したために、チェンバー損壊が起こったと断定するあの人の主張の”当てずっぽう”かつ無責任さが改めて浮き彫りになるというもの。
(注)(2号機については)地震によるダメージが時間遅れで破損につながった可能性や水素爆発破損も考えられるが、ここではGEの元技術者の提起した論点にのみ話を絞った。
(参照)
・ 水中でスクリューを回すとどうして泡がでるのでしょうか?
http://okwave.jp/qa/q1958059.html
・キャビテーションwiki
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AD%E3%83%A3%E3%83%93%E3%83%86%E3%83%BC%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%B3
・http://www.asyura2.com/09/dispute30/msg/427.html
>田中三彦氏の動画を見たが、チェンバーに水があっても圧力容器から300度近い高温・高圧の蒸気がここに逃されると20度ぐらいの水で冷やされるというより、この水そのものが100度を超える蒸気になる可能性が指摘されている(2号機に限らない一般論として)。言いかえれば、チェンバーに水があるとかえってこの水が沸騰蒸気となってチェンバーとそれにつながる圧力容器内の圧力を高めることに加担することになる。
通常の運転状態なら、チェンバーの水で圧力容器からの蒸気は十分冷やせるぐらいの量であろう。だが、本件は原子炉の冷却機能が失われて圧力容器内の圧力が異常に上昇していたのだ。チェンバーには水があるべきだ断言できないのは明らかだろう。
(現在はこの動画を)
・後藤政志さん、田中三彦さん 記者会見部抜粋
http://www.ustream.tv/recorded/13269017/highlight/156880
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