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経産省官僚が持ち込んだ観測気球を毎日新聞が報道で上げてやったようだが、賠償支援機構による援助と資本注入のダブルで東電を存続させ、経産省官僚の支配力を高めようという政策が「実質国有化」である。
現経営陣も、解任を痛手と感じるのではなく、ほっとするはずだ。
経産省官僚と官邸の掛け合いで生じる世間の反応をみながらシナリオを固めていくつもりなのだろう。
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藤村氏:東電実質国有化を早々に議論する段階ではない−報道受け(1)[ブルームバーグ]
12月8日(ブルームバーグ):藤村修官房長官は8日午前の記者会見で、政府が東京電力に1兆円規模の公的資本を注入する方向で調整に入ったとの報道について、東電から資金援助の要請は現時点ではなく、政府の関係閣僚会合で議論する段階の話ではないとの認識を示した。
藤村氏は政府の東電支援について「原子力損害賠償機構法の制度上、原子力事業者からの申請を受けて資金援助を行うことになっており、現時点で特に東電からの打診はない」と指摘。その上で、政府の「電力改革及び東京電力に関する関係閣僚会合」で東電の実質国有化を議論する可能性について、「そういうことを今、早々と何か議論するとか、しないという話では全くない」と述べた。
藤村氏は、原子力損害賠償支援機構と東京電力は来春に総合特別事業計画を策定する予定で、その一環として機構を通じた資金援助についても検討されるとの見通しを示した。
東電が2013年3月期には債務超過に陥る可能性が高まっているとの報道に関しては、「それはあくまで東電が見通しをすることで、政府は注視をしているというところだ」と述べるにとどめた。
政府は東京電力に少なくとも総額1兆円規模の公的資本を注入する方向で調整に入ったと8日付の毎日新聞朝刊が報道。来年6月の定時株主総会で株式授権枠大幅拡大の承認を得た上で、原子力損害賠償支援機構が東電の新株(優先株)を引き受ける形で来夏の実施を目指し、一時、実質国有化に踏み切る構えだという。情報源は明示していない。2013年3月期に東電が債務超過に陥る可能性が高まっていると毎日は伝えている。
記事に関する記者への問い合わせ先: 東京 広川高史 Takashi Hirokawa thirokawa@bloomberg.net 記事に関するエディターへの問い合わせ先: 東京 大久保義人 Yoshito Okubo yokubo1@bloomberg.net 香港 Peter Hirschberg phirschberg@bloomberg.net
更新日時: 2011/12/08 12:21 JST
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-LVV5EH6S972801.html
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