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新たに賠償指針まとまる
http://www.asyura2.com/11/genpatu19/msg/116.html
投稿者 mannti3333 日時 2011 年 12 月 06 日 19:45:19: Cg18gve.a8hGQ
 

東京電力福島第一原子力発電所の事故で、国の審査会は、これまで賠償の対象となっていなかった、福島市や郡山市など福島県内の23の市町村の全部または一部の地域の住民についても、新たに事故による精神的な損害を認め、子どもや妊婦の場合、賠償額を40万円とする新たな指針を決めました。福島第一原発の事故では、避難区域以外で自主的に避難した人については、これまで賠償の対象となっていませんでしたが、国の審査会は、条件を定めて賠償を認める方針を決め、対象区域や賠償額など大詰めの議論を行ってきました。その結果、6日の会合で、原発からの距離や避難区域との近さ、放射線量の値などを総合的に検討し、福島市や郡山市など福島県内の23の市町村の全部、または一部の住民について自主的に避難したか、自宅にとどまったかに関わらず、全員に同じ金額の賠償を認める新たな指針を決めました。
賠償の対象は、事故が発生した3月11日に住んでいた人で、特に不安が大きいとされる、18歳以下の子どもと妊婦については、今月末までの9か月あまりを対象に、期間全体で40万円、それ以外の大人については事故発生当初を対象に8万円としました。
これについて指針では、自主避難した人には避難先での生活費の増加や、正常な日常生活を阻害された精神的苦痛などがあるが、残った人にも不安の継続があるなどとして、同じ額とするのが公平だとしました。
また、避難区域から避難したためすでに賠償が認められている子どもや妊婦のうち、福島市など23市町村に避難している人は、質の異なる精神的損害を別に受けているとして、その分についても賠償すべきだとしています。
自主的に避難した人の賠償は、ことし8月にまとまった中間指針には、対象として盛り込まれませんでしたが、福島県などが賠償を認めるよう東京電力や政府に繰り返し要望していました。
新たな指針の決定によって、福島県の人口の4分の3に当たるおよそ150万人が賠償の対象となり、追加される賠償額は、少なくとも1896億円に上ると試算されています。
今回、賠償が認められたのは、福県内の自治体に限られ、原発からの距離が比較的近い宮城県や、放射線量が周囲より高い場所がある、茨城県や千葉県などの自治体については、対象になりませんでした。審査会会長の学習院大学の能見善久教授は「対象の範囲を広げて東京電力と対立し、結果として賠償が遅れることは避けたいと考えた。被害者の方からの不満はあると思うが迅速な賠償につながる指針が被害者に役立つものだと考えて放射線量や避難区域に近いことなどをもとに決めた」と話しました。今回対象とならなった地域の住民については、賠償の道が閉ざされるわけではありませんが、賠償を受けるには、東京電力と個別に交渉しなければならず、難航が予想されます。
12月06日 19時13分

http://www.nhk.or.jp/fukushima/lnews/6054243861.html


 

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コメント
 
01. mannti3333 2011年12月06日 20:02:36: Cg18gve.a8hGQ : ZYl1ocgMNM
賠償指針に対しての街の声です。


原発事故で、県内にとどまった人と自主的に避難した人への賠償が、一部の地域について認められる見通しとなったことで、県民からは「当然の判断だが、遅すぎる」とか「金銭的な賠償だけでなく除染などを徹底することで安心して暮らせるようにすることが大切だ」といった声が上がっています。
福島市に住む30代の主婦は「4歳の子どもがいるのでずっと不安を感じています。金銭的な補償だけでなく除染活動などを充実させることで安心して暮らせるようにしてもらいたいです」と話していました。
福島市に住む50代の男性会社員は「精神的な損害を賠償するのは当然です。事故から9か月近くたっているので遅いくらいだと思います」と話していました。
桑折町に住む20代の女性は「周りに子どもがいる家庭が多く、皆さん不安に感じていたので賠償の対象になるのはいいことだと思います」とした上で、対象の地域や期間が限定されることについては「精神的な損害は県内どこでも同じなので地域を区切るのは難しいのではないか」と話していました。
12月06日 19時13分
http://www.nhk.or.jp/lnews/fukushima/6054421021.html


02. 2011年12月06日 20:04:48: GA09HNjpCY
40万円?
たったこれだけかよ。

03. 2011年12月07日 01:37:31: 9Exye5XEB2
>福島市に住む30代の主婦は「4歳の子どもがいるのでずっと不安を感じています。金銭的な補償だけでなく除染活動などを充実させることで安心して暮らせるようにしてもらいたいです」と話していました。


この愚かな女は、いまだ崩壊した原発から連日放射性物質が放出されているということすら理解できていないわけだな。


04. 2011年12月07日 14:59:12: OT9rKSFQJ2
03さん、気持ちはわかります。言っていることは当たっています。
福島市など線量の高いところでの除染は、ほとんど効果がありません。
しかも、当局すら、除染活動の成果を2年後に置いていて、その上、目標が1μ(単純計算で年8mシーベルト/年以上)というのですから、話になりません。
福島市渡利地区など、線量の高く山に囲まれた地域は、むしろ、雨のたびごとに山から放射性の土壌が流れ込み、除染を上回って線量が高くなっているところがあります。
ただ、福島の多くの住民は、不安を感じても、なかなか避難に踏み切れない事情を抱えています。
単純な面は経済的な困難です。
仕事を失い、しかも、去る家を(持ち家の場合)まともに売却もできません。価値が下がっているし、買う者はいないし、しかも、地域で、避難者を排斥する動きのあるところが多いので、去る家、人の面倒を見ることに圧力をかける強力な動きもあります。
そのため、万が一、避難先で行き詰まっても、戻ることも困難、という状況もあります。
私は、東京の者ですが、福島のこうした実情をかなり多方面から聴いています。
国や県、福島市など当局が、避難を敵視して、とりわけ佐藤県政が、住民を福島から逃がさないよう、全県に圧力をかけている現状が深刻です。
佐藤県政は、この12月で、全国の自治体が福島からの避難者受け入れ措置を打ち切るよう要請しています。
山下俊一同様、「人殺し」以外ではありません。
こうした状況に対して、福島の人たちの避難を具体的に支える体制をより強めrとともに、「避難の権利」を認めさせる運動を強めることが求められていると思います。

05. 2011年12月07日 21:55:40: Z0RO9MsiY6
>03 ふーん。で、人様を「愚かな女」呼ばわりするお利口なお前は、とっくに南半球にでも逃げてるんだろうな?
まさかお利口なお前が、未だ日本になんか住んでないよなあ(笑)

しょうがねーだろ。一般人にそう簡単に「避難」が出来るか。04さんの言う通りだ。
確かにこの人は除染に過大な期待を持ってるかもしれないが、そうそう避難出来ない人間がせめて除染に期待をかける気持ちは分かる。
非難すべきは、除染除染言って、避難指示を出さない政府だろうが。


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