初期の内部被ばく 状況判明
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20111130/k10014296351000.html
11月30日 4時0分　NHK

東京電力福島第一原子力発電所の事故後の早い時期に福島県内で活動した医療関係者などから放射性ヨウ素が検出され、事故から１週間以内に活動した人の値が高いことが長崎大学の調査で分かりました。放射性ヨウ素は福島県の健康調査では検出されず、今後、福島県民の被ばく線量を正確に推定するための資料として注目されます。

長崎大学は、原発事故の直後から１か月の間に福島県内で活動した長崎県の医療関係者などおよそ１７０人に対し、活動のあと、ホールボディ−カウンターという機器を使って内部被ばくの検査を行い、その結果をまとめました。それによりますと、全体のおよそ３２％に当たる５５人から放射線の量が半分に減る「半減期」が８日と短い放射性ヨウ素が検出されました。甲状腺にたまった放射性ヨウ素によって生涯にわたって受ける内部被ばくの線量は最も高い人で１５ミリシーベルトでした。特に事故から１週間以内に活動した人の値が高い傾向にあるということです。内部被ばくの線量はいずれも健康に影響が出る値ではないということです。放射性ヨウ素は、福島県の健康調査のうちことし６月以降に一部の住民を対象に行われた内部被ばくの検査では検出されず、今後、住民の被ばく線量を正確に推定するための資料として注目されます。調査に当たった長崎大学の松田尚樹教授は「早い時期の検査のデータを分析することで、福島県民の内部被ばく線量の正確な評価につなげたい」と話しています。この調査結果は、３０日、横浜市で開かれる学会で発表されます。

コメント
01. 2011年11月30日 10:10:18: A4GQ7o9O02 事故直後の検査結果が、７ヶ月後に発表ですか？それも放射性ヨウ素。
02. 恵也 2011年11月30日 10:52:30: cdRlA.6W79UEw : xkN0BeuGdw >>　内部被ばくの線量はいずれも健康に影響が出る値ではないということです。 内部被曝の検査法にも疑問があるし、健康に影響が出ないという断言も出来ません。 遺伝子のごく一部でも放射線が当たって破壊されたら、影響が出るのは当たり前。 内分泌線でゼロ射程の射撃されたら、遺伝子には莫大な被害が出る。 放射線で影響が出ないのは運が良いというだけの話だ。
03. 2011年11月30日 12:54:45: 2WAXGSwrMs ヨウ素は今でも福島第一原子炉から絶賛放出中。 一週間経とうが半年経とうが関東東北の人々の甲状腺に今もなお蓄積され続けている。
04. 2011年11月30日 18:44:04: SkuAZ53yWk ＮＨＫはこのことを過去のこととして片付け、現在は原発被災地に戻っても安全だという印象報道をしている。 しかし現在も危ない。除染など効果はない。そもそも放射性物資を「除く」ことなど出来ない。他の場所に移動させるだけだ。屋根をウォータージェットで吹かすなどはっきり言って何にもならない。拡散させるだけだろう。森林もその下の土壌も水を浄化しそこに貯留しやがて人が生活用水として使用する。森林は除染など出来ないことは見ただけでわかる。 とんでもない騙しの宣伝と血税の無駄使いが行われている。
05. 2011年11月30日 22:37:18: C4o01wJ8i2 活動後何日たってから測った値なのか？ 活動直後なのか？何日間活動したのか？等々よくわからない。 それにより当初の被ばく量が大きく変わるので何とも言えないが、仮に６か月後に測定したのであれば半減期８日なので約５百万分の一となる。 こんな報道は全く意味がない！！！

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