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エネ庁の「ネット監視」と企業の「マーケティング」と個人の「ストーカー」は、やってることは同じなんですよ。
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2011年11月27日15:45 ざまあみやがれい!
エネ庁の「ネット監視」と企業の「マーケティング」と個人の「ストーカー」は、やってることは同じなんですよ。『ざまあみやがれい!メールマガジン』vol.27
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先日エネ庁のネット監視が話題になり、これに対して多くの人が不満を表現していました。監視の対象にはTwitterも含まれていましたから、Twitterユーザーにとって気分が良くなかったかもしれません。
だけど、こういうのは当然行われていることで、今更それがわかったところでどうしようもないわけです。ネット上の特定の情報を人的に、あるいは機械的に抽出して分析することぐらい、企業だってやっているわけです。個人もやってます。
このネット上の特定の情報をチェックする行為に対して「監視」とか「リサーチ」とか「マーケティング」という異なる名前がつけられていますが、実質は同じです。
そういう視点で見ると、国がやっていることだけを責めるのはフェアではなくて、国も企業も個人も同様に批判するのが理にかなっていると僕は思っています。
どれも気分的によくないと。
でも全てに気分的によくないと言っていたらもうインターネットなんて使えないわけです。だから別段、国がネットを監視していたからと言って、僕は特別な感情は湧いてきません。
つまりこのインターネットというインフラは、相互に監視が可能だという大前提があるわけです。
その大前提を理解した上で、更に考えていくと、僕らの情報はどこまで公開されているのか、という話になってきます。例えば、ウェブサービスを使うときには個人情報を公開しないといようなポリシーを掲げていることで信頼して使うことができます。
つまり、公開されている自分の情報は何か、ということを僕らは考えておく必要があります。
で、当然Twitterは公開されている情報なのですね。
それは誰もが使える情報で、財産とも呼べるものなのですね。
ここまで理解した上で、では「監視」と「マーケティングリサーチ」の違いを考えてみるわけです。
企 業が行うマーケティングリサーチは、商品開発のためです。このおかげで、優秀な企業は優れた商品を作り出し、僕達の生活に貢献するというわけです。しかし 同時に消費者を陥れようと企むマーケティングリサーチもあるわけです。ですから一概に企業のマーケティングだから許すなんていうわけには行きません。
で、 国の監視について考えます。先日のエネ庁のネット監視は大きな税金をつぎ込んだ上に、その監視結果を何にも生かしていない(少なくとも国民の生活には目に 見えて生きていない)という意味で、税金の無駄遣いということになります。もちろん監視を依頼した民間会社にはお金が流れています。その会社だけが潤うと いう結果になっているわけです。
ですから、国のネット監視について怒るときには、怒る理由は税金の無駄遣いだという一点に集約されていきます。気分ではなく無駄遣いです。
企業のマーケティングも実態を見れば気分が悪くなるようなものがあるわけですからね。エネ庁を気分が悪いとか表現の自由とかということで批判するのはクリティカルではないわけです。
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