http://www.asyura2.com/11/genpatu18/msg/705.html
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(Un nouveau réacteur nucléaire japonais mis hors service: RFI)
http://www.rfi.fr/asie-pacifique/20111125-nouveau-reacteur-nucleaire-japonais-mis-hors-service
日本/原子力−記事発表:2011年11月25日金曜日−最終更新:2011年11月25日金曜日
日本の原子炉が新たに営業運転から外れる
記者:RFI
京阪神地方に電力を供給する日本の電力会社・関西電力は、2011年11月25日金曜日、保有原子炉の一つを点検のために停止する。2011年3月の福島原発事故以降、日本の全54基の原子炉のうち、営業運転から外れたのはこれで44基目だ。今日、日本社会には節電の流れがはっきりと現れている。
報告:RFI東京駐在記者フレデリック・シャルル
2012年の春には、日本の全ての原発が停止するおそれがある。それというのも、日本政府は原子炉だけでなく、発電所内の全ての施設で、地震と津波に対するストレス・テストを実施中なのだ。点検のために停止した原子炉は、このテストのために、運転再開が遅れている。
日本の電力需要の30%は原子力が引き受けている。福島原発事故から8カ月が経ち、日本国民の51%は、現存する54基の原子炉を維持することには賛成だが、新たな原発の建設には必ずしも賛成しないという考えを持っている。原発反対派は、原子力エネルギーの使用に伴う危険について、少しでも情報公開を進めるよう、電力会社に迫ることがいまだにできないでいる。電力不足のおそれついては、フリーの専門家たちが異議を唱えている。
武田邦彦教授によれば、政府が電力不足の脅威を煽っているのは、全く逆の数字が示されているにもかかわらず、日本には原子力が不可欠であると信じさせるためかもしれない。日本の発電能力は237ギガワットに達する。電力消費のピークはこの水準を明らかに下回り、しかも、54基の原子炉では49ギガワットしか発電できないのだ。
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(投稿者より)
RFIサイトに掲載された記事です。誤訳があるかも知れません。ご容赦下さい。
関電・高浜2号機が、25日を限りに、定期点検のための運転停止に入ったことを受けた記事と思われます。震災以降、定期点検後に運転を再開したのは北電・泊3号機だけでしたが、これは震災以前から調整運転を続けていたもので、実質的には、震災以降に定期点検のために停止した原子炉で、営業運転を再開した原子炉は今のところない、という言い方が可能です。10月に停止した九電・玄海4号機が11月に運転を再開していますが、これはトラブルが原因だったので、事情は多少異なります。勿論、「なぜ再開などできるのだ?」という疑問は残りますが、ここでは触れません。
原子力以外の発電手段で国内の電力需要が全て賄えることは、何年も前から言われていたことですが、記者がいま、このタイミングでその事実を持ち出したことに注目しています。
以前は、電力需要実績と発電能力の相関、発電能力における水力・電力・原子力の比率、それらの年ごとの推移について、一目でわかるグラフをネットで拾うことができました。確かに近年、日本の電力需要は横ばい状態にあり、原子力なしでもそれを賄えることが分かるものでした。そのグラフを転載しようとネットを調べましたが、今回はうまく見つかりませんでした。
さらに、今回の記事と必ずしも関連はないと思いますが、最近、「東電が“原発抜きの夏”を試算」し、「実際には原発がなくても計画停電などの影響が出ない可能性が高い」ことを示唆するデータが得られた、との記事が発表されたことにも注目しています。今後の社会情勢によっては、電力業界が脱原発を模索し始める可能性が出てくるからです。
(東電が“原発抜きの夏”を試算(共同通信) 原発は必要じゃないってことね。すぐに全廃希望!)
http://www.asyura2.com/11/genpatu18/msg/609.html
問題は山積し、全てを解決するには無限に近い時間が必要と思われます。国民の健康を守ることが最重要ですが、政府も地元当局も、この点には後ろ向きです。それでも、日本社会を大きく俯瞰したとき、「原発をなくす方向」という流れが記者の目に見えたのかも知れないと思ったのです。
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