福島県中央部を流れる阿武隈川から海に流れ出る放射性セシウムの量が１日あたり約５００億ベクレルにのぼることが京都大、筑波大、気象研究所などの合同調査で分かった。福島第一原発事故に伴い、東京電力が４月に海に放出した低濃度汚染水のセシウムの総量に匹敵する。専門家は継続的な監視が必要としている。

　阿武隈川は福島県郡山市や福島市を北上、宮城県岩沼市で太平洋に注ぐ。流域面積は５４００平方キロで、事故による汚染が大きい地域が広く含まれる。

　京大などは文部科学省の委託を受け、６月から８月にかけ、本流の中流や河口付近、福島県内の支流で流量や放射性セシウムの量などを観測。運ばれるセシウムの総量をはじき出した。
http://www.asahi.com/national/update/1124/TKY201111240671.html

１日あたり約５００億ベクレル・・・

射能汚染が拡大垂れ流しを防ぎようが無いと言う事か ?

魚好きには辛い話だな､放流鮭大丈夫でないだろうね｡

東電役員は漁師に因って縛り首でも軽いくらいだ｡

川、と川端の緑。

その写真に添えられた文章を引用します。

「ドニエプル川、プリビャチ川、その流域の森林沢沼地であるウクライナのバレーシエ、驚くほど美しい土地だ。運命の４月２６日まで、ここは多くの人々の休息の地だった。しかし、１９８６年春撮影のこの写真に漁師はいない、舟は見えない――あの緊迫した５月の日々、その後の夏、そして秋になってすら漁どころではなかった。川は救われた。重要なのは放射能を川に入り込ませぬことだった。恐ろしい目に見えぬ死がプリピャチ川とドニエプル川に散らばる可能性をくい止めることだった。そしてこの最も困難な仕事に関係した人たちだけが川岸に現れた。ここにあるチェルノブィリの果樹園の贈り物、りんごをあえてもぎ取る者はいなかった。この果実は不幸を背負った。葉に果実に死の灰が積もったのだ。こうして豊作は収穫されることなく残った。（引用終わり）

川が救われたかどうかは、ああいう国家体制でしたから不明ですが、放射性物質を川に流し込むのはマズイと、チェルノブィリのときですら理解していたことになるのかと。出版物として多くの人の目にさらされるものについても、そういうことを主張していたということは、やっぱり、マズイと認識していたのだろう。

ひるがえって、今、この国、民主主義国家といわれているこの日本で、海や川にバンバカ放射性物質を流し込むだけ流し込み続けている現状はいったい何なのか。
そういうことを率先している原因は政治家や役所にあり、それをウラヅケ取れないからと逃げの一手のマスコミ、にも責任はあると思う。

でも、ひとりひとり、ひとりの民として、それぞれに思うところはありますよね。

まず、ひらめなどの低生魚、うに、かになどからか。生物濃縮して、マグロが食えなくなったら、「金持ち、ざまーっ」てか。

で、阿武隈川の流水量は600万トン/日だから6000000×1000＝ℓになる。
では、1ℓでは8.3ベクレルか。へーーーそうでっか。

うちの大根を市役所に持ち込んで計測結果は放射性セシウムは検出されずだった。
メデタシと喜んだら、なんと20ベクレル未満は検出範囲誤差内だとかで、
19ベクレルでも検出されずになるそうだ。
なるほどね。

この意味わっかるかなぁ、わかんねーだろうなぁ