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もんじゅ「抜本的見直しを」 仕分け初日、意見続出
http://www.asahi.com/politics/update/1120/TKY201111200299.html
2011年11月20日23時11分 朝日新聞
行政刷新会議(議長・野田佳彦首相)の「提言型政策仕分け」が20日に始まり、停止中の高速増殖原型炉「もんじゅ」について「研究開発の存続の是非を含め抜本的に見直すべきだ」と提言した。さらに来年度予算要求のうち、22億円分の計上見送りも求めた。
仕分け結果は、政策変更や予算削減などの拘束力はない。ただ、東京電力福島第一原発事故で原子力政策への不信感が強まるなか、野田政権が来年夏をめどに見直すエネルギー政策にも影響を与えそうだ。
蓮舫行政刷新相は冒頭のあいさつで「結果は首相のもとでとりまとめ、政府一体で進めたい」と述べ、仕分け結果を今後の政策に反映する意向を示した。与党の国会議員と有識者が「仕分け人」になり、23日までの4日間、原子力や社会保障など10分野を議論する。
「もんじゅ」については、仕分け人から「廃炉にして、別の道も検討するべきだ」などの意見が続出し、「抜本的見直し」を要求。文部科学省が概算要求している関連予算215億円のうち、出力試験に使う22億円分の計上を見送るよう求めた。
◇
新仕分け、「もんじゅ」抜本的見直しを :TBS
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye4882389.html
http://www.youtube.com/watch?v=rvgzGpIunX0
政府の新しい事業仕分け「提言型政策仕分け」が20日から4日間の日程で始まりました。初日の20日は原子力・エネルギーの研究分野の仕分けが行われ、トラブルが続き運転再開の目途がたっていない高速増殖炉「もんじゅ」の費用対効果が問われました。
政府の行政刷新会議が政策の無駄などを検証し、新たな方向性を示す「提言型政策仕分け」。初日の20日は、福島第一原発の事故を受け注目される原子力・エネルギー分野の仕分けが行われ、高速増殖炉「もんじゅ」などを抱える独立行政法人、日本原子力研究開発機構にさっそく批判が集中しました。
「(もんじゅは)1Wでも1kWでも、供給されたことはあるのでしょうか」(仕分け人)
「平成7年12月にナトリウム漏れ事故を起こす前に発電をしておりました。約252時間ぐらいだったと思います」(文科省担当者)
福井県敦賀市にある高速増殖炉「もんじゅ」は、1995年にナトリウム漏れ事故を、去年は炉内の燃料交換装置の落下事故を起こし、現在運転を見合わせています。
これまで1兆円以上が投入され、文科省は来年度の予算でも管理維持の費用として、およそ215億円の計上を要求しています。研究の重要性を認めながらも仕分け人からは・・・。
「プロジェクト始まって40年45年たって、これからさらに40年いかないと完成しないことにさらにお金をつぎ込んでいくと、福島第一原発という未曽有の事故が起きたときにそのまま普通に続けていいのか、極めて単純な問いに答えられていない」(民主党・玉木雄一郎 衆院議員)
結局、「もんじゅ」については7人の仕分け人全員が「抜本的に見直すべき」と評価。そのほかの研究開発予算なども見直して、廃炉や除染といったものに重点的に振り向けるべきとする提言をまとめました。
「幅広い観点から議論いただきましたし、大震災後の政府の予算構造のあり方も当然、真摯に受け止めなければいけない」 (文科省担当者)
野田総理の肝入りで始まった「提言型政策仕分け」は、これまでの事業仕分けと異なり「廃止」や「縮減」などと結論づけず、政策や制度について議論し、今後の方向性を示すのが狙いです。
「待ったなしに探って、結論を出していかなければいけないテーマばかりを選んで参りました。政府として一体となって進めていきたい」(蓮舫 行政刷新相)
蓮舫大臣は、開会式でこのように意気込みを語りましたが、提言には前回までの事業仕分け同様、法的拘束力がないという問題を抱えています。新たな「提言型の政策仕分け」が国の金の使い方の無駄を今後どこまで削減できるのか。仕分けそのものの有効性も問われる4日間となりそうです。(20日16:51)
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