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東日本大震災:セシウム汚染 周囲山林の稲、高濃度傾向 東大教授が報告
http://mainichi.jp/select/jiken/news/20111120ddm002040106000c.html
毎日新聞 2011年11月20日 東京朝刊
東京電力福島第1原発事故で放出された放射性物質の稲への吸収率は、品種や土壌によって大きく差があることを、東京大大学院の根本圭介教授(栽培学)が突き止めた。19日に同大で開かれた研究報告会で発表した。山林に囲まれた農地で育った稲から高濃度の放射性セシウムが検出される傾向があるといい、根本教授は「高濃度が検出された環境を比較して共通項を調べれば、汚染を未然に防ぐことができるかもしれない」としている。
根本教授は、高濃度に汚染された土壌で稲を育て、稲の品種や土壌の種類によってセシウムがどの程度吸収されるかを研究。品種では、国内で多く栽培されているジャポニカ種よりも、長粒のインディカ種でセシウム吸収が少なかった。土壌については、粘土質の多い「灰色低地土」で育てた稲の吸収率は、粘土質の少ない「褐色森林土」の10分の1だった。
また、9月に福島県二本松市産のコメから暫定規制値と同じ1キロあたり500ベクレルの放射性セシウムが検出された問題について、根本教授は「問題のコメが作られた農地は周辺が山林に囲まれていた。山に降り注いだセシウムがかんがい水とともに水田に流れ込み、稲が吸収した可能性が高い」と指摘した。【神保圭作】
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