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放射能を吸い込んだり、皮膚に付けたり
http://yumeoribito.seesaa.net/article/235322488.html
夢織人
1990年代に旧ユーゴスラビアで紛争が起きて、
いくつかの国に分かれてしまいました。
そのときにNATOが介入したんですね。
NATO軍は、あの悪名高い劣化ウラン弾を使用しました。
劣化ウラン弾の砲撃を受けて壊れた戦車の周りで、
戦火がやんだときに子供たちが遊んだんですね。
戦車は子供にとってはおもしろそうですからね。
戦車の上にのぼったり、周りの土で遊んだりしました。
そうしたら、遊んだ子供たちの中から
手に放射能由来の健康被害が生じた子供が出てしまいました。
手以外にもいろんな放射能由来の健康被害がありました。
子供が遊んだ戦車の周りに劣化ウランがたくさんあったのですね。
ウランは紙一枚で放射能が止められるα線を出し、
そんなに飛びません。
だから、安心ですよ、という方がいますね。
とんでもありません。
遠くに飛ばないからこそ、近くで強力な放射能を出すのですね。
旧ユーゴスラビアでは、
子供たちが劣化ウランの被害に遭ったのです。
もし子供たちが砲撃を受けた戦車の周りで遊ばなければ
被害は防げたでしょう。
4月上旬にアメリカのEPA(日本の環境省に相当します)が
発表した福島原発事故由来の放射能測定において
エアフィルターからウランが検出されています。
これはアメリカの大気中にウランが飛散してることを示しています。
ただし、検出量はたいへん小さく、
極微量よりもさらに小さい超極微量といっていいレベルで、
アメリカにお住まいの方への影響はほとんどないでしょう。
ただ、アメリカにウランが飛んでるのですから、
日本国内にもウランは飛んでいますよね。
ECRRのバズビー博士は福島、千葉、東京を走るクルマの
エアフィルターからα核種が検出されたと公表しています。
それは、プルトニウムかウランでしょう。
アメリカにも飛んだウランくらいはあるんじゃないですかね。
ここで、私たちは旧ユーゴスラビアの教訓から学びます。
放射能汚染地帯で子供たちに土を素手で触らせてはいけません。
どうしても土に触らなければならないときは手袋をします。
ウランが皮膚にこびりつけば、皮膚組織が放射能でやられます。
ウランの付いた手で鼻や口に触れば、
鼻や口から体内に取り込み、内部被曝する恐れがあります。
もちろん、こういう地域では、
舞い上がる放射性物質を吸入しないためにマスクも必須ですね。
土に溜まった放射性物質は固まって、大きな粒子となっています。
粒子が大きいので危険ですが、
大きいから市販のマスクで防げます。
子供たちが遊ぶ場所の土壌の放射線量を測定し、
泥んこ遊びをやっていけない場所とやっていい場所を
分けておかねばなりません。
α核種やβ核種の検査は、γ核種の検査ほど簡単ではありません。
でも、γ核種の濃度の高い場所を集中的に選んで、
そこでのα核種とβ核種の検査を自治体と政府はやって、
しっかりとした評価を出す必要がありますね。
〜追記
原発爆発直後はまったく役に立たなかった市販のマスクが今だからこそ役に立つ理由をECRRのバズビー博士の理論に基づいて以下に説明している。ご参照いただきたい。
http://yumeoribito.seesaa.net/article/234679171.html
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