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福島駐留「除染軍」の内輪もめ。「西山英彦・国軍」と「児玉龍彦・東大軍」の「幻想」のゆくえ
http://blog.livedoor.jp/amenohimoharenohimo/archives/65776246.html
2011年11月19日20:39 ざまあみやがれい!
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福島駐留「除染軍」の内輪もめ。「西山除染軍」と「児玉龍彦除染軍」の「幻想」のゆくえ 「ざまあみやがれい!メールマガジン」vol.19
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こんばんわ。東京は強風と雨です。しかし風は温かい。こういう日はビーチサンダル日和です。どんな天候にもビーチサンダルは順応します。寒くさえなければ。
さて、福島の除染に関する報道がここ数日多いようです。
自衛隊の20キロ圏内除染、
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20111118/t10014047911000.html
森の木を取り除く除染実験
http://j.mp/svQsVu
などなど来年の1月から始まる本格的な除染に向けて、準備が本格的になってきています。
実は、今僕は1冊の本を読んでいます。それは「オバマの戦争」という全米No,1ベストセラーです。
http://j.mp/vjhDc0
数カ月前に購入してちょろっと読んで放置していたのですが、TPP問題が浮上してきたので、アメリカのオバマ政権の生理はどんなものなのかを知るために、再び読み始めました。今は夢中になって呼んでいます。
「オバマの戦争」は、アメリカ軍のアフガニスタンやパキスタンでの対タリバンの戦争です。表向きはNATO軍という看板を掲げながら、実質的には米による戦争です。これを本の中では「アメリカ化」と呼んでいます。
なぜ今回「オバマの戦争」の内容について触れるのか。
現在の「TPP問題」そして「福島原発事故における除染問題」を考える際に、この1冊が示唆を与えてくれるからです。
アメリカ軍は、戦争の際に、タリバン攻撃をメインに考えていました。同時に住民を守るという使命も持っていました。
し かし、軍隊は住民と交わることはなく、派兵されたアメリカ軍は分厚い防弾ガラス越しでしか、アフガニスタンを見ていなかったことがアメリカ政府首脳内部で も問題とされていました。アメリが軍がアフガニスタン国内で住民をはねることが頻発し「気をつけて運転するように」というお触れが全軍に出たほどです。
そして駐留軍の将軍は、さらなる兵隊を政権の要求するわけです。
軍の中枢の人物の、「希望は戦時下では幻想と呼ぶ」という言葉も紹介されています。
「除染」についても、上記の事柄はそのまま当てはまるのではないか。
国 は国策として「除染」を掲げたわけです。住民を守るという使命があるのも分かります。しかしどれだけ住民と交わり、住民の意向を聞いているのでしょうか。 私は、先日、線量の高い渡利地区の皆さんが東京までやってきて行なった、議員会館内の「渡利津久野子どもを守る会」を見学してきました。
渡利地区の皆さんは、皆「除染で線量は下がらないんですよ!」と叫び訴えていました。そして「直ちに線量を測りなおしてください」と要求していました。
しかし、国側は「除染をする際に線量を測り直すことにする」の1点張り。つまり除染ありきの線量調査しか認めないというわけです。
除染とは、国による放射性物質との戦争です。
しかも、住民にまぎれて見分けがつかないタリバンのように、放射能も見分けがつきません。戦闘が始まって始めてその場所にタリバンがいることがはっきりわかるわけです。ホットスポットが見つかってその場所に放射性物質が多く存在していることがわかるわけです。
どちらも非常に厄介な戦争です。
いったい、この国の「除染軍」を指揮統括しているのは誰なのか。経産省の西山英彦氏が環境省に移動して除染の指揮に当たるとの報道がありました。
http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20111119-OHT1T00035.htm
西山氏は東電に娘を入社させているわけで、東電との癒着があります。これまで原子力政策を行って来た企業がそのまま除染を任されているという現状がこれを示していると疑う人もいることでしょう。
これを批判しているのが、国による「除染軍」とは別行動をしている「児玉龍彦・東大除染軍」です。
http://www.asahi.com/business/update/1115/TKY201111150571.html
「原子力発電を推進してきた機構と原発施工業者で独占する除染では、国民の信頼を得られない」と児玉龍彦氏は批判しています。
国会内で満身の怒りを表明して除染の必要を説いた「児玉龍彦・東大除染軍」は、単独で南相馬市と組んで除染を行っています。その児玉龍彦氏は、国の「除染軍」の原発推進企業との癒着を糾弾しています。
児玉氏は「人間が生み出したものは必ず人が除染できる」と発言しています。
http://www.dailymotion.com/video/xlar50_9-24-yy-3yyyy-yyyyyyyy-2_news
「希望は戦時下では幻想と呼ぶ」という「オバマの戦争」のフレーズが頭をよぎります。
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