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中島裕夫助教の写真をアップした。
さて、中島裕夫助教の主張をまとめてみた。
第43回大阪大学21世紀懐徳堂講座A-6「原発事故の生物に対する影響を正しく理解するために」資料のホルミシスの説明!!!で、電力会社!!!の資金提供!!!によるデータでまゆつば!!!のところがあるが、将来はわかる!!!というような説明がありました。将来とは今回の福島の原発事故の経過をたどればわかるということなのでしょうか?
(第43回大阪大学21世紀懐徳堂講座A-6アンケートより)
医学系研究科 助教 中島裕夫
少し誤解されたようですが、電力会社!!!が資金提供!!!した実験だから眉唾ではなく!!!、放射線が危険極まりないという考えが主流!!!である中で微弱な放射線が健康によいかもしれないというホルミシスの研究!!!!は多くの人たちの間で眉唾的に取られているという事です。放射線の危険に関する研究には研究資金が集まりますが、健康に良いかもしれないという研究には余り集まりません。そこに資金提供しているのが電力会社!!!と言う事です。自然放射能が高い所で生活している人々、放射線を浴びる職業をしている人々、国際線パイロットなどを対象にした疫学調査では、がん死亡率が減っていることが国内外で報告されています。また、微弱な放射線が、細胞を刺激して、免疫力、遺伝子の修復能力などを活性化すること(適応応答)も報告されています。
今後時間はかかるでしょうが、研究資金!!!が多く集まればこれらの真偽を見極める研究も進むことと思います。福島原発事故の経過観察もある意味長い目で見ると自然放射能の高いところで生活している人々の疫学調査!!!!!と同じようなことです。
福島県のお母さん達が子供達への放射能の影響について大変心配されていますがこれらは過剰反応と考えられますか?
(第43回大阪大学21世紀懐徳堂講座A-6アンケートより)
医学系研究科 助教 中島裕夫
子供のことを一番考えているのは母親です。ですから昨今の母親の行動は当然のことだと思います。ただ、問題なのは、冷静さを欠く様子!!!や、極度な食事制限!!!をしている母親などの映像をニュースとして流し続けている事で、多くの人の不安な感情をより動揺させることになるのでよくないことだと思います。今は過渡的な時期ですので、放射線のことをよく知らない人や過激報道!!!などに過敏に反応!!!している人は多くいると思います。しかし、自分の子供のためにしっかりと勉強をされると思われます。それが母親です。後は、各々の経済が許す限り、容認できる限りの範囲で防衛行動がなされることだと思います。そして、多くの人の勉強が進み、ある知識レベルを共有できるようになった時が大方の収束点になるのだと思います。
copy from http://21c-kaitokudo.osaka-u.ac.jp/sqalf/housyano01
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A-6:「原発事故の生物に対する影響を正しく理解するために」
2011年3月11日の未曾有の東日本大震災によって、地震や津波の被害だけではなく国土を広く放射能汚染する原発事故までもが発生してしまった。この福島第一原発事故により広島、長崎の原爆被爆、第五福竜丸事件そして東海村JCO事故以来、一般大衆のみならず教育研究分野でも徐々にうすれかけていた放射線への関心と恐怖を再燃させることになった。事故以来、巷に放射線の人体影響に関する情報が多く流れ始めた。その多くの情報を正しく理解するための基礎的な放射線生物学を解説した。
(以下中略 だれでも知っていることの繰り返しだから。肝心なところを掲載。)
6.被曝線量が同じ場合には、放射線をドバッとあびるのとジワジワあびるのとでは、ジワジワあびる方が、障害が半分に軽減される。環境汚染による被曝、医療検査被曝は後者に当たる。
7.皮肉な事に放射線が微量線量であればあるほど、人間にとっては致死的な影響として一番恐れられている癌と遺伝的影響だけが生物影響の主体となっている。しかし、現在の科学では放射線量が100mSv以下では、自然がんの発生率と区別することが出来ないために危険性を証明することができない!!!。また、逆に100mSvを被曝した場合には統計学的に1000人中5人の割合の癌死亡増加があるというもので、全員が癌死亡することではない。
8.ヒトには産まれながらちゃんと放射線による障害(遺伝子損傷、細胞の損傷など)を修復する機能が備わっており決して放射線に対して無防備ではない。また、弱い放射線にはそれらの機能の増進効果!!!があるかもしれない(ホルミシス効果!!!)という考え方があり、多くの学術的な報告がある。
9.癌や遺伝的な疾患は自然にも発生するので微量放射線が原因だと特定することは困難である。また、癌などは、発症するまでに長い時間を要するので、それまでの間の他の原因(タバコ!!!、食品、生活環境!!!など)も考慮しなければならない。
10.放射線を正しく怖がるにはこれからも多くの知識と正しい情報に触れて自分で考えてみる事が大切である。
世界一、放射線を怖がる日本人!!!だが、世界一、年間医療被曝線量が多い国である。また、世界一、放射線をあびているが平均寿命が世界一長い!!!のも日本人である。
copy from http://21c-kaitokudo.osaka-u.ac.jp/sqalf/lecture~reportA
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ふーん、まあいろんな意見があるけれども、電力会社であれなんであれ、資金提供してくれるならいろんな研究がやれるぞーっというスタンスの方のようである。
もちろん、あのホルミンスク効果については、本人の立場というのではなく、一般の理論としてふれられている。
ご本人が資金提供されているということではないようだが、とにかく資金提供先が電力会社でもかまわない、そういう倫理観の研究態度であることははっきりした。
それにしても、最後の一言、ものすごく非科学的に聞こえますが。
「世界一、放射線を怖がる日本人だが、世界一、年間医療被曝線量が多い国である。また、世界一、放射線をあびているが平均寿命が世界一長いのも日本人である」
フクシマの被曝民の余命がちぢんだら、先生、この発言に責任とってくださいね。
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