04. 2011年11月19日 21:50:48: 2wrUSSC7b2
>gataro! >てめー! ありがとう!! よっくぞ紹介してくれた! (わたしゃ、最近TVのスイッチ入れて無い、映らないと思って・・・。) 20分40秒ごろ、番組ではさらっと解説しただけで、外部被曝で低下する遺伝子が どういう遺伝子かは説明してません。(おい! 犬HK! なんでだ!!!!!) しかし、これはすごい。
>(20ミリ・シーベルトで400日、飼育マウスでは、肝臓の3つの遺伝子の発現が低下していた。東北大、小野哲也教授) スゴイ!!! これは大発見です!!!!!! 3つ; @Usp2 ADbp BSt3gal5 @とAとは時計遺伝子です。とくにADBPは横綱級の時計遺伝子です。数十、存在するもっとも基幹的な時計遺伝子のなかのひとつです。 全身60兆個の細胞を同調させて機能させている遺伝子群の基幹のひとつ。 これらの失調が病気につながるという研究が近年さかんになってます。 時計遺伝子を攪乱される夜間交代制労働者がガンになりやすいとIARCが表明した。 (《交替制勤務者の前立腺がんリスク 久保達彦》 「発癌リスクを評価する世界保健機関(WHO)所属組織である国際癌研究機関(IARC)は2007年12月に、深夜業を「発癌性がおそらくある因子(probable carcinogen)」として正式にリストに加えることを表明しました。」 http://www.aichi-med-u.ac.jp/jacc/reports/kubot1/index.html) 時計遺伝子を攪乱し続けることは、全身の細胞活動に重大な悪影響をあたえると考えられています。時計遺伝子群が毎日規則正しく同調してはじめて、全身の細胞の遺伝子群も正しく発現・機能するからです。 3つとは; @Usp2; ubiquitin specific peptidase 2;deubiquitinating enzyme 2 ■http://www.ncbi.nlm.nih.gov/gene/9099 ”Summary This gene encodes a member of the family of de-ubiquitinating enzymes, which belongs to the peptidase C19 superfamily. The encoded protein is a ubiquitin-specific protease which is required for TNF-alpha (tumor necrosis factor alpha) -induced NF-kB (nuclear factor kB) signaling. This protein deubiquitinates polyubiquitinated target proteins such as fatty acid synthase, murine double minute 2 (MDM2), MDM4/MDMX and cyclin D1. MDM2 and MDM4 are negative regulators of the p53 tumor suppressor and cyclin D1 is required for cell cycle G1/S transition. Multiple alternatively spliced transcript variants encoding different isoforms have been identified. [provided by RefSeq, Aug 2011]”(ncbi gene) (ガンや炎症等で活躍するNF-kB(nuclear factor kappa B)の伝達経路で必須だとか。 腫瘍抑制遺伝子p53を抑制するMDM4/MDMX=これをde-ubiquitinatesするUSP2。 MDM4/MDMXやcyclin D1細胞周期遺伝子D1に対するnegative regulators 負の調節因子だそうだ。 (USP2が、MDM4/MDMXに対するユビキチン分解を解除する。結果、p53が抑制されるだろう。) 細胞周期cyclin D1遺伝子に対する負の調節因子でもある。) このUSP2が低下したとな。 ■「CST抗体祭2011 」http://www.cstj.co.jp/products/8036.html CST抗体祭(www!!!)2011 (細胞増殖を増強する。前立腺ガンで。 ) ”In human prostate cancer, USP2 is highly overexpressed and drives tumor growth by binding to and stabilizing fatty acid synthase through deubiquitination (6,7). It has also been demonstrated that USP2 can bind and deubiquitinate both Mdm2 (8) and cyclin D1 (9), which leads to their stabilization and enhanced cell proliferation.” 20ミリ・シーベルト400日でマウス肝臓の、このUSP2が低下したとな。 ただし肝臓でそうなったからと言って、前立腺でそうなるかどうか。またそれだけが低下すればいいというものでもない。 ■http://scfdb.tokyo.jst.go.jp/pdf/20011090/2003/200110902003rr.pdf USP2は時計遺伝子である! 《体内時計分子リン酸化による分解機構の解明》 独立行政法人産業技術総合研究所 宮崎 歴 「肝臓や心臓など末梢組織で 日周変動する脱ユビキチン酵素USP2を見つけ、 体内時計中枢である視交叉上核でも日周発現しており、 さらにUSP2の5’上流域に日周発現制御する E-boxエレメントが存在することを見つけた。」p.2(ほか略) ADbp;D site of albumin promoter (albumin D-box); D site-binding protein; albumin D box-binding protein
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/gene?term=Dbp BSt3gal5;CMP-NeuAc:lactosylceramide alpha-2,3-sialyltransferase (ヒト表記ではST3GAL5。)(ヒト、GeneID : 8869)(別名;SIAT9;ST3GalV) ある糖鎖付与するタンパク質をコードしてる遺伝子。やはり昼夜の変動をしている。ここのhttp://bioinf.itmat.upenn.edu/circa/ の検索窓にSt3gal5を入れて起動し、変動図をみてください。 http://chart.apis.google.com/chart?chs=330x180&cht=lc&chxt=x,y&chxl=0:|18||||||24||||||30||||||36||||||42||||||48||||||54||||||60|||||65||1:|2415|7882|20002|&chxp=1,2,50,97&chxr=0,18,66&chls=0,0,0|2,1,0&chf=c,ls,0,CCCCCC,0.125,FFFFFF,0.25,CCCCCC,0.25,FFFFFF,0.25,CCCCCC,0.125&chd=t:45,37,39,36,29,28,20,12,19,19,17,25,31,35,41 機能を担うためには、規則正しい昼夜の変動が必要な遺伝子だとわかります。 |