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2011年11月16日(水)
予算委で野田総理と論戦――TPP、原発災害、核燃サイクル (井上哲士 活動日誌)
予算委員会で質問に立ち、TPP、原発災害、核燃サイクルと財源問題で野田総理と論戦しました。NHK中継、見ていただきましたか?
私にとって総理になった野田氏との初めての論戦。当選以来対峙する7人目の総理になります。15:30ごろから約30分の質問でした。
まずTPP問題、原発事故対策の問題をただした後、原発災害の財源問題と核燃サイクルについて質問しました。
先日発表された原子力委員会の分科会の最終報告は、福島第一原発の廃炉費用について「原子力業界全体の負担」を初めて盛り込みました。そのことを明らかにさせ、80兆円もの内部留保を持つ「原発利益共同体」の負担を求めるよう求めました。枝野経産大臣は「原子力委の指摘を調べたい」と答えました。
さらに電力会社による、核燃サイクル推進のための「原発埋蔵金」ともいえる積立金を賠償や除染に使うよう求め、核燃サイクルが破たんしていることを工程の一つ一つで明らかにしました。
再処理工場…完成期日が18回も延期になり事業費は三倍に。危険な工程に世界でも事故が相次いでいる。
高レベル廃棄物最終処理場…受け入れに応じた自治体はなく、東日本大震災をうけ「いっそう状況は困難」(枝野大臣)
プルサーマル計画…「泊、浜岡、伊方のいずれも国による『やらせ』があった」(枝野大臣)。「やらせ」なしに安全説明できない代物。
もんじゅ…「総事業費1兆810億だが、16年間で運転したのは250日。停止中も維持費一日4000万円」(中川文科大臣)。理事長も「実用化無理」
いずれも絵に描いたのような破たんぶり。破たんを認めて原発被害対策に回せと迫ると総理は「原子力政策全体の見直しのなかで議論する」と答弁せざるを得ませんでした。私は、直ちに中止を決断し、賠償・除染に回せと強調しました。
質問終了後、電話やメールで激励をいただきました。ありがとうございます。
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「しんぶん赤旗」 2011.11.17 日刊紙 1面
「しんぶん赤旗」 2011.11.17 日刊紙 3面
「しんぶん赤旗」 2011.11.17 日刊紙 2面
「しんぶん赤旗」 2011.11.17 日刊紙 3面
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