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ゴーマニズム宣言・小林よしのり氏の「脱原発論」
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2011-11-17 07:01:11 生き生き箕面通信
おはようございます。読売新聞の清武・巨人軍GMとナベツネ主筆のバトルは、企業内民主主義のありようを問うところに問題の本質があります。しかし、きちんとしたモデルを生み出す良識は期待できそうにありません。
生き生き箕面通信1074(111117)をお届けします。
・ゴーマニズム宣言・小林よしのり氏の「脱原発論」
政治漫画家・小林よしのり氏が発売中のサピオ(SAPIO)12月7日号で「脱原発論」を展開しています。自称保守派であり、先の太平洋戦争や、憲法、皇室のあり方などについて、面目躍如の論を繰り広げ、「ごーまんかましてよかですか」とバトルを演じてきていますが、今回の脱原発論は18ページにわたり、ポイントを的確についた論と見えました。
なかでも、出色なのは「国家国民の安寧のために、あまりに危険だとわかってしまった以上、『危険だから原発やめろ!』と言うのは当たり前の話で、むしろ愛国者ならば脱原発を唱えるべきだろう」としている点です。ぼくも「原発は危険だと分かってしまった」と思います。
「軍事的安全保障から見ても、原発はあまりにも危険! テロに対して無防備すぎる!」「ごーまんかましてよかですか」「エネルギー安全保障から見ても、原発廃止に大した問題はない。国家のため公のために害なす者は、左翼ではなく、『既得権益を貪る原発ムラ』の住民の方だろう!」
ゴーストタウン化した東京の銀座あたりの風景を描き、「菅首相は、事故当初の思いをこう語っている。『東京に人っ子一人いなくなる情景が浮かんで、本当に背筋が寒くなる思いだった』『まさに日本が国家として、成り立つかどうかの瀬戸際だった』。菅内閣の事故対応には責められるべき点も多いが、この危機感だけは全く正しかった」と書き込みました。
のどもと過ぎれば、といいますが、まだのど元も過ぎてもいないのに、「原発再開」へ走り出す日本という国のありようは、異様です。いま、「もんじゅ」が事故を起こせば、日本が終わりどころか、世界に多大な迷惑を及ぼします。それが明確であるにもかかわらず、「多分、事故は起こらないだろう」と勝手に決めて、危険な火遊びにうつつを抜かす経産省中心の官僚群と、原子力ムラの利権に取りついて離れない、日本国民はそっちのけの政治家や御用学者たち。
私たちはいま、歴史に試されています。「いま、何をするのか。しないのか」
・11月24日(木)13:00〜16:00 「もんじゅを廃炉に!」院内集会(衆院第1議員会館)
・12月 3日(土)13:30〜 「もんじゅを廃炉へ!全国集会」敦賀市プラザ万象
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