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放射性セシウム:内閣府「2センチまで削れば大部分除去」
http://mainichi.jp/select/jiken/news/20111117k0000m040076000c.html
毎日新聞 2011年11月16日 21時22分
東京電力福島第1原発事故による放射能汚染を調べている内閣府原子力被災者生活支援チームは16日、土壌や森林、建物、河川などへの放射性セシウムの蓄積や線量の詳細結果を発表した。地表から深さ2センチ以内にセシウムの大半が含まれており、内閣府は「2センチまで削れば大部分を除去できる」としている。
土壌の調査は7〜9月、警戒区域(原発から半径20キロ圏内)の福島県富岡町と、同区域と一部が計画的避難区域にある浪江町で実施。学校や庭、公園、田など地面が比較的固い場所では、セシウムの80〜97%が地表から深さ2センチ以内にあった。森林や果樹園など軟らかい場所では地下に浸透しやすい傾向があったが、落ち葉を含む深さ2センチ以内に75〜88%が存在していた。
森林では、事故後に育った落葉樹の葉が重さ1キロあたり60〜2万6000ベクレルだったのに比べ、事故前からある松や杉など常緑樹は同1万8000〜22万ベクレルと10倍以上蓄積量が高かった。ただし土壌濃度が高い場所でも、果樹の実には、ほとんどセシウムは移っていなかった。
学校は両町で8月に調査。放射線を遮る鉄筋コンクリート造りの校舎では線量が室外の6%にとどまったが、鉄骨造りの体育館では20%に達した。木造住宅では40%だった。河川水はセシウム濃度が1キロ当たり数ベクレルで、飲用に問題のない数値だった。【野田武】
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