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筑波技術大学准教授のグループ 除染 市民向け「手引」 ネット掲載【ミニホットスポット簡易検出法と対処法】
http://hibi-zakkan.sblo.jp/article/50465389.html
2011年11月15日 日々雑感
除染 市民向け「手引」 ネット掲載
2011年11月15日
東京電力福島第一原発の事故による土壌の放射能汚染の実態を、研究者グループがつくば市内で独自に調査し、対処法をマニュアルにまとめた。汚染が極めて局所的な「ミニホットスポット」を減らすには、市民が自ら除染に取り組む必要があると提言している。
マニュアルをまとめたのは、筑波技術大学准教授の新田伸也さん(48)らのグループ。つくば市にある新田さん宅で5月、庭土を試しに測定したところ、放射性セシウムが1キログラムあたり8600ベクレルと予想以上に高い値が出たことが、活動のきっかけになった。
「国や自治体が発表する空間線量率の数字だけを見て、安心してはいられない」と、つくば市内で独自の土壌サンプル調査を進めた。放射性物質の分析は、東京の国立天文台にいる研究者仲間が分担してくれた。
その結果、7月につくば市南東部の側溝の土から最高で1キログラムあたり約27万ベクレルを検出。10月の調査でも、市南東部の住宅街にあるU字溝の土から同4万3800ベクレルを検出した。いずれも、数十センチ〜1メートル四方程度の狭い場所が高濃度に汚染されている「ミニホットスポット」だった。
ミニホットスポットは、面積が小さいため、通常行われる地上から1メートルの高さでの放射線測定では見過ごされやすい。しかし、新田さんは「放射性物質がむき出しになっており、土ぼこりを吸い込むなどして内部被曝(ひ・ばく)する恐れがある」と除染をすすめる。
マニュアルでは、市販の線量計を使い、地上から高さ1メートルと5センチの両方で測定することで、ミニホットスポットを効率的に見つけられると指摘。土壌は深さ3センチ程度をはぎ取るよう勧めている。
集めた土は、雨が当たっても放射性物質が溶け出さないようにポリタンクなどの容器に詰めた上で、生活空間から離れた地下室や倉庫などで一時保管する。そして、最終的には行政が管理する処分場へ移すべきだと提言している。
調査やマニュアル作りに関わった研究者は新田さんを含め5人。いずれも宇宙物理学者で、原子力災害の専門家ではない。新田さんは「物理学の専門家でありながら、原子力産業とは一線を画しているのが私たち。利権にとらわれず、生活者の視点から提言できると考えた」と話す。
市民向け除染マニュアルは、現在作成中のホームページ「ミニホットスポット簡易検出法と対処法」(http://tsukuba-invest.sakura.ne.jp/)に掲載。今後さらに情報を更新していく方針だ。
新田さんは「地上から5センチの高さでの測定値が毎時1マイクロシーベルトを超える場所は、除染するべきだ。行政まかせにせず、地域の住民が力を合わせて取り組んでほしい」と話している。(山本智之)
http://mytown.asahi.com/ibaraki/news.php?k_id=08000001111150005
ミニホットスポット簡易検出法と対処法
http://tsukuba-invest.sakura.ne.jp/detection-method-work.pdf
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