川底の土壌から最高６万ベクレル　福島の河川放射性物質調査
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2011111501000954.html
2011年11月15日 21時46分　東京新聞

　環境省は１５日、福島県内の河川や湖、ダムなど計１９３地点について、底の土壌に含まれる放射性物質濃度の調査結果を発表。東電福島第１原発事故の緊急時避難準備区域に指定されていた南相馬市を流れる太田川の１地点の川底で１キログラム当たり最高６万ベクレルの放射性セシウムが検出されるなど、ほぼすべての地点で放射性セシウムが検出された。

　併せて実施した水質調査は、警戒区域内のダムで水１リットル当たり最高２７ベクレルを検出するなどしたが、ほとんどの地点で不検出だった。環境省は「泥や砂の粒子に吸着した放射性物質が沈殿し、土壌の濃度が高くなっている」と分析。

（共同）

コメント
01. 2011年11月16日 00:34:16: YRyE4hspJA その土砂官邸と経済産業省､東電へ運んだらいいじゃなの｡
02. 2011年11月16日 02:06:18: FEC1zKK4NY 水１リットル当たり２７ベクレルは日本基準３００ベクレルに比べたら １０分の１以下だが、ベラルーシ基準２ベクレルに比べたら１０倍以上だ。 だから、報道のしかたで危険感覚がマヒしてきた。
03. 恵也 2011年11月16日 09:09:49: cdRlA.6W79UEw : ESAKOBg9wQ >>02　水１リットル当たり２７ベクレルは日本基準３００ベクレルに比べたら 暫定基準値はヨウ素で300ベクレルだが、セシウムは200ベクレルです。 ＷＨＯ基準は１ベクレル。
04. 2011年11月16日 21:10:23: Ft8nZSfc2U 河川においてセシウムは多くが土砂に吸着されているのでしょうが、ストロンチウムは土砂には吸着されないので、セシウムよりも下流に拡散が進んでいると考えられる。ストロンチウムに関しては揮発性がセシウムよりも低いので事故原子炉からの放出量は少ないという説明もあるが、セシウム137よりもストロンチウム90は軽いので、一旦、大気中に放出されると遠くまで飛ぶと考えられる。ベーター線の正確な検出にはガイガーミュラー管など特殊な計測機器が必要ですが、公立試験所には地方であっても水の成分検査のために原子吸光分析装置やICP発光分析装置は備わっているはず。各地の水に含まれるストロンチウムやストロンチウム由来のイットリウムなどの濃度を計測して311前の水質と照らし合わせる事で、放射線を直接計らずとも汚染の可能性を調べることができる。特に、元々水質が綺麗な地域の浄水場には薬品沈殿池が設置されていないケースが多いので、ストロンチウムを浄水場で取り逃がしていることも考えられる。ストロンチウムは金属水酸化物に共沈させて除去できるので、放射性であろうがなかろうが、この際除去するための薬品沈殿池の設備を原発被災地は備えるべき。飲料水の汚染は深刻な内部被曝につながるので、自治体には担当区域の水質のしっかりしたモニタリングと除去設備の設置が求められる。

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