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福島・郡山の土 セシウム99%除去 京大など実験成功 (東京新聞) 
http://www.asyura2.com/11/genpatu18/msg/406.html
投稿者 赤かぶ 日時 2011 年 11 月 14 日 08:52:02: igsppGRN/E9PQ
 

福島・郡山の土 セシウム99%除去 京大など実験成功
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2011111302000030.html
2011年11月13日 東京新聞 朝刊


 放射性物質で汚染された土を水で洗ったり、ふるい分けたりして、放射性セシウムを99%除去し固化する実験に京都大農学研究科の豊原治彦准教授と土壌改良ベンチャー「アース」(仙台市)が成功した。田んぼなどの粘土状の土では除去が難しいが、公園の表土など、粒が大きい土砂では効果が高いとしている。

 この実験結果を応用し豊原准教授らは、一億〜三億円かけて約十メートル四方と約二十メートル四方の大きさの二基のプラントを製作しており、今後自治体などと実験を進めたい考えだ。プラントを使った場合、一トンの汚染土壌が約五十キロまで減らせるという。

 実験に使ったのは福島県郡山市の一キロ当たり三〇〇〇〜五〇〇〇ベクレルの土で、粘土の重さは全体の4%。一回当たり二百グラムの土を、マイクロメートル(マイクロは百万分の一)サイズの極めて細かい網目のざるに入れ、数回にわたって水を流しながらステンレスたわしで洗うと88%のセシウムが水に移った。

 さらに12%のセシウムが残った洗浄土を乾燥させ、目の細かいふるいで粘土を取り除いたところ、大半のセシウムが吸着していた。粘土はセシウムとの結び付きが強く、離れにくいとみられる。これで汚染土壌から計99%のセシウムを取り除けた。

 水や粘土中のセシウムは、マグネシウムを含んだ鉱物を使った吸着、沈殿剤を利用することで固化も可能になった。豊原准教授は「除去したセシウムを土に埋めても、固化されていれば地下水に溶け出さない」と話している。

 

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コメント
 
01. 2011年11月14日 10:27:44: 6HAg9UVYNU
文科省は都合の悪い3月から6月頃までのデータを消去している。
例えば、これは、どこにもない。
>ダストサンプリング、環境試料及び土壌モニタリングの測定結果(平成23年3月28日10時00分時点)
http://www.mext.go.jp/component/a_menu/other/detail/__icsFiles/afieldfile/2011/03/23/1304007_2310.pdf
www.asyura2.com/11/genpatu8/msg/359.html

02. 2011年11月14日 16:05:19: DWmiujB15o
セシウムを土から吸着材に移しているだけのような気がするが
作業する人の被爆するリスクに見合うのだろうか?

03. 2011年11月14日 16:33:47: U1jBa3e5NI
>>02
1,000kgのうちの950kgが清浄な土に戻るのなら、実にありがたい話じゃないか。

作業に当たる人の被曝量、プラントの処理能力、発生した放射性廃棄物の行方・・・深刻な問題は山積みだけど、未来永劫、何世代にも渡って汚染土壌を放置していくよりはよっぽどマシではないか。


04. 2011年11月14日 19:32:51: tRdNTeoJ5o
この手の「成功」ってどんだけ役に立つんだろうな
いっぱい報道されたけど

05. Ryukyuan.isao-pw 2011年11月14日 23:41:30: YrP2vZDuHZBQs : u5btJ5mJr2
福島の再生の為に大学、研究者、産業界の技術者が英知を結集して可能な方法を当初から考えていれば放射能汚染の拡散を防ぐ手立ては有った筈です。
福島原発の事故処理、収束作業も大変ですが原発の敷地外に放出された放射能汚染をどうするかを政府が真剣に考えて、未曾有の大災害に見舞われた国家危急存亡の危機に対処する為に総力を挙げて取り組むべきでした。
経団連の米倉会長は住友化学から出ている筈ですから放射能汚染環境改善に有効な技術開発を全産業界に号令を発するべきなのです。
原発の再稼働とかTPP参加とかを言うのは財界のトップとしては余りにも軽薄です。
神東塗料、米製の放射性物質除去塗料を国内で生産日刊工業新聞
http://www.nikkan.co.jp/news/nkx0820111111aaat.html
★原発災害から半年、福島に未来を取り戻そう!
http://isao-pw.mo-blog.jp/isaopw/2011/09/post_5b3f.html
★児玉龍彦教授が熱く語る福島再生への道程!
http://isao-pw.mo-blog.jp/isaopw/2011/10/post_a32d.html
★ 原発災害で破滅する前に!全ての原発停止を!
http://isao-pw.mo-blog.jp/isaopw/2011/11/post_5624.html

06. 2011年11月15日 05:18:56: FWVGfeuPIw
>05

 原発の再稼働問題は別として、事故対策技術の開発に日本の経済・産業界が全力をあげることには賛成です。

 福島原発事故の経験を生かして事故を徹底的に分析し、原発内部の調査・復旧のためのロボットその他の機器の開発、長期的な放射能汚染環境改善のためのあらゆる技術の開発に取り組めば、日本はその分野で世界のトップに立ち、世界の原発の安全性の確保に貢献できるでしょう。

 原発は少なくともあと60年は世界中で作られ、稼働します。この60年の間、いかに安全にウランを使いきるかは人類の課題です。ウランを使いきれば、脱原発の世界が実現します。多摩散人。


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