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福島・郡山の土 セシウム99%除去 京大など実験成功
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2011111302000030.html
2011年11月13日 東京新聞 朝刊
放射性物質で汚染された土を水で洗ったり、ふるい分けたりして、放射性セシウムを99%除去し固化する実験に京都大農学研究科の豊原治彦准教授と土壌改良ベンチャー「アース」(仙台市)が成功した。田んぼなどの粘土状の土では除去が難しいが、公園の表土など、粒が大きい土砂では効果が高いとしている。
この実験結果を応用し豊原准教授らは、一億〜三億円かけて約十メートル四方と約二十メートル四方の大きさの二基のプラントを製作しており、今後自治体などと実験を進めたい考えだ。プラントを使った場合、一トンの汚染土壌が約五十キロまで減らせるという。
実験に使ったのは福島県郡山市の一キロ当たり三〇〇〇〜五〇〇〇ベクレルの土で、粘土の重さは全体の4%。一回当たり二百グラムの土を、マイクロメートル(マイクロは百万分の一)サイズの極めて細かい網目のざるに入れ、数回にわたって水を流しながらステンレスたわしで洗うと88%のセシウムが水に移った。
さらに12%のセシウムが残った洗浄土を乾燥させ、目の細かいふるいで粘土を取り除いたところ、大半のセシウムが吸着していた。粘土はセシウムとの結び付きが強く、離れにくいとみられる。これで汚染土壌から計99%のセシウムを取り除けた。
水や粘土中のセシウムは、マグネシウムを含んだ鉱物を使った吸着、沈殿剤を利用することで固化も可能になった。豊原准教授は「除去したセシウムを土に埋めても、固化されていれば地下水に溶け出さない」と話している。
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