http://www.asyura2.com/11/genpatu18/msg/325.html
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みんなのカルテの子供板によれば、低線量被爆の症状として、「とびひ」が再発するといった皮膚疾患も目につく。特に、生えてくる爪が変形したり、細かい赤い発疹ができたりするようだ(例年にはない、かゆみを訴える症状も散見される)。また、アトピーも悪化している。内部被爆によって副腎が本格的に傷つけば、アトピーや喘息はひどく悪化するだろう。以下のチェルノブイリの症例では、免疫が低下したため、乾癬などの感染症にもかかりやすくなっているし、汚染がひどいエリアの子供は髪の毛が抜けて脱毛症になってしまっている。そして掃除人では内皮が膨張し、皮膚が内部から破壊されている。除染ボランティアという名で、リクビダートルを無償で召集し、福島へ特攻させるのは、狂気の沙汰だ。戦地へゆくのに、死んでも恩給もないなんて、旧日本陸軍でも唖然とする召集の仕方だ。
「2歳の長男は7月半ばから最近まで、蚊に刺されたような小さな発疹が身体中に出たり消えたりを繰り返しました。3つの小児科にかかりましたが、どこも原因不明と言われるだけでした。」「神奈川 2歳11カ月。足の親指の爪の異常。つま先から半分までが真っ白になっている。」「杉並 小学1年の息子は、震災後、爪の甘皮部分と境目の指が痛痒く、腫れた部分を押したら爪の生え際から膿が出た。しばらくしたら生え際の爪が浮いてきて浮いた爪の下には新しい変な爪ができてた。水疱も出来た。」「横浜 1歳児 (女性)3月後半にいきなり3個のほくろ(顔、背中、腕)が同時にできました。それまでほくろはありませんでした(1歳2ヶ月当時)」「中央区 4才児 首筋や脇の下や顔などに細かい赤い発疹などの症状。」「茅ヶ崎市 年長息子 小2娘 二人とも皮膚の痒みを生じる。息子は背中と足の裏をぼりぼり掻いていた。」http://sos311kartekids.blogspot.com/
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5.10 Skin Diseases
皮膚の病気は、外部からの刺激物を反映しているだけでなく、体内への吸収された有機/無機の作用物質の諸効果と内部器官の病気をも反映している。複数の機能をもった多層の器官である皮膚は、表皮・真皮・様々な細胞―爪や髪を形作る角質/メラニン色素を含む−そして皮脂腺・汗腺、から構成されるものである。皮膚には神経と血管が豊富に通っている。それゆえ、皮膚と皮下組織すべてが、以下で引用する研究で論証されているように、血管と他の体内組織への内部のダメージを反映している。
5.10.1 Belarus
(1)1994年までにひどく汚染されたエリアの全てにおいて、子供達の間で皮下組織の病気が増大した。
(2)様々なタイプの脱毛症で病院に担ぎ込まれた子供とティーンネイジャー69人の内、70%以上がひどく汚染されたエリアの出身であった。
(3)Brest州Luninets区域のSenkevichi村では、子供の皮膚疾患および皮下組織の疾患の発生率は、2000-2005年で1.7倍に増えた。
(4)1986年から1996年 にかけて、Cs-137による汚染レベルが15-40Ci/km2であるゴメリ州のkormyanskおよびChechrsk区域で検査された子供4598人の内、皮膚疾患の発生率は、低汚染エリアと比べて有意に高かった。
(5)破局時に0才から4才だった子供達の間における皮膚疾患の発生率は、5-15Ci/km2の汚染エリアと比べて、15-40Ci/km2の汚染エリアの方が有意に高かった。
(6)破局からの9年間では、皮膚および皮下組織の罹病率が最も高かったのは1993年だった。
5.10.2 Ukraine
(1)1988-1999年にひどく汚染されたエリアに住んでいる避難民の間では、低汚染エリアと比べて皮膚疾患が4倍以上であった。
5.10.3 Russia
(1)汚染エリアの学校に行く前の子供達では、破局前と比べて、滲出性体質(皮膚や粘膜が過敏で、湿疹や呼吸器・消化器などの炎症を起こしやすい)が4倍以上頻繁に見られた。
(訳注:顆粒球過剰、あるいは/また、副腎ホルモンの分泌過少)
(2)1995から1998年にかけて、州平均そしてロシア平均と比べて、ひどく汚染されたエリアでは、子供達における総体的そして原発性の皮膚疾患の発生率が、著しく上昇した。
(3)Bryansk州のGordeevka―ここは最も汚染された区域の一つである―にいる子供達とティーンネイジャーの60%に皮膚科学上の病理が発見された。
(5) 掃除人に関していうと、皮膚および皮下組織の病気の発生率は、破局後6年にわたって増加し、1992年には1986年の水準を16倍超過した(表5.64)。
表5.64:1986年46人、1987年160人、1988年365人、1989年556人、1990年686人、1991年747人、1992年756人、1993年726人
(6)掃除人の間では、表皮の角質層と細胞小器官層が薄くなり、内皮の膨張、リンパ系の炎症性浸潤、小動脈の炎症も見られた。そういった症状は、放射能の程度と相関していた。
(7)破局後、乾癬にかかった掃除人の97%では、乾癬に付随して、中枢神経の機能不全および胃腸の不調が見られた。
チェルノブイリ後、子供と掃除人において皮膚と皮下組織の疾患が増加したことは疑い得ない。
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