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11.07 内田誠が見た警戒区域20km圏内の現実
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関西テレビニュースアンカー 内田誠が見た南相馬の実情(市民社会フォーラム)
永岡です、関西テレビのニュースアンカーの今日の特集、アンカーズアイ、ジャーナリストの内田誠さんが警戒区域(半径20km圏内)他を取材した結果が報告されました。内田さん、知り合いに警戒区域に家のある人がいて、10月28日に同行して取材されました。
この家、もちろん家の人は避難していて、何か月かぶりの帰宅であり、屋根は草が生えていて悲しいのです。放射線量は家の中で0.4マイクロシーベルト/時間、雨どいでは11マイクロで、ガイガーカウンターの警報が鳴ります。また、柿が育っているものの、1マイクロ、とても食べられるものではありません。この家に帰って住むことは不可能です。
そして、南相馬を車で走ると、人はいない、家は地震、津波で壊れたままで、復旧・復興は全くなされていないのです。そして、浪江町に入ると、空間線量は50マイクロシーベルト/時間(年間400ミリ)にもなり、これもホットスポットではないのです。
この方に補償について聞くと、東電より一時金が100万円出たものの、もう家には住めない、ならその補償を東電がするべきなのに、東電はこの点(不動産の補償)は何もしていないのです。避難先はアパートで、そこはただで使わせてもらっているものの、地元企業は東京に逃げてしまい収入のあてなしなのです。
さらに、内田さん、南相馬市の桜井市長に取材されました。30km圏内は解除された(冷温停止のめど+除染のめど)なのですが、東電は補償を自分目線でやり、積極的に払おうとしないのです。除染の費用を東電は一切出しておらず、この点に桜井市長激怒されていました。また、除染の費用、国は第2次補正で2500億円、3次で3500億円、その他、合計で1兆円を超える除染費用が国の予算にかかっているものの、この、南相馬市の除染だけで軽く数兆円はかかってしまい、何の役にも立たないのです。桜井市長、東電の西澤社長に会い、補償を求めたものの、何もしていない、何より、今除染は住民が自分たちでやるのみであり、国や東電が除染を何もしていないのです。
南相馬市は避難区域で4つの場所に分けられ(ホットスポットを入れたら5か所)、大変な模様であり、そして、復興庁の動き出すのが来年の3〜4月、とても間に合わないのです。
これを見ると、南相馬は、放射能汚染で復興どころではないのです。国と東電の振りまいた放射能で、国民が大変なことになっています。
南相馬のみで除染に数兆円かかるのです、福島全体の除染なら、どれだけになるのか、放射能汚染の悲惨さを思い知らされました。これ、関西テレビ、内田さん、少し前に福島第一の作業員インタビューもあり、頑張っています、これを、お知らせいたしました。
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