http://www.asyura2.com/11/genpatu18/msg/226.html
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[写真:「搬出前にコンテナの外側で空間線量を測定。毎時0.1μとの結果。うーん、これはやる意味あるのか」
やながせ裕文 東京都議会議員 オフィシャルサイト から]
やながせ裕文 都議は、
東京都の下水汚泥焼却による南部スラッジの放射能問題で、
まじめに住民のために取り組 んでいる都議です。
今回東京都の核汚染瓦礫の移動・受け入れ・焼却・噴出・飛散・被曝の問題で、
宮古の搬出現地から写真多数の報告をされています。
(その他写真は同ぺーじへ)
寄せられたコメントにも、多くのかたの危機感があふれているようです。
震災瓦礫の受け入れが始まった【その2・視察報告11月2日】2011/11/04
やながせ裕文 東京都議会議員 オフィシャルサイト
category : お知らせ > 放射能と闘う > 日々是決戦
11月1日岩手県宮古市。東京から車で10時間。早朝に出発したが到着時はすでに真っ暗。取り急ぎ市内を車で一周し線量計で空間線量を測定してみるが、都内とほぼ変わらない。
宮古市内の空間放射線量はこちらを参考にして下さい。
http://www.city.miyako.iwate.jp/cb/hpc/Article-376-7015.html
11月2日朝7時30分視察開始。写真は瓦礫仮置き場の藤原埠頭の様子。文字通り瓦礫の山といった感じ。車、コンクリートなどと分けらているが、写真は混合廃棄物。
瓦礫の山のサイズ感。人の高さとと比べてみてください。非常に多くの報道関係者が取材に来ていた。受入第一号ということもあり、関心の高さが感じられる。
仮置き場から選別場にトラックで運び、危険物などを取り除く。東京に搬出されるのは廃機械類と混合廃棄物の2種類。
選別場での空間放射線量の測定。選別場所の東西南北で測定している。作業前が毎時0.14μで作業中が毎時0.15μくらい。変化なしということか。ちなみに作業前の3倍の値(今回は0.42μ)をNGラインとしており、その値を上回った場合、作業中の瓦礫は持ち込まれないとのこと。
危険物などが取り除かれ、東京都に搬出する準備が整った混合廃棄物。放射線量を計測するためのサンプルをつくっている様子。瓦礫の一部を採取し分割しその一部を採取してはまた分割していくという縮分法で、全体を代表するサンプルをつくる。
採取したサンプルは、外部環境の影響を受けないように鉛で遮蔽された空間で線量を測定する。何もいれない状態で毎時0.035μ。サンプルを入れた状態で毎時0.037μ。つまりサンプルそのものの放射線量としては毎時0.002μということになる。東京都が定めたNGラインは毎時0.01μであり、これ以上の値を示した場合は持ち込むことはないとのこと。
サンプルで問題がないとなった場合、コンテナに積み込みを開始する。コンテナは遮蔽性の高いものであり、この場所から都内の破砕処分する施設まで開閉されることはない。確かに遮蔽性は下水処理施設が高濃度焼却灰を運搬しているものよりも優れている。
搬出前にコンテナの外側で空間線量を測定。毎時0.1μとの結果。うーん、これはやる意味あるのか。
藤原埠頭から2時間余りかけてJR貨物ターミナル盛岡駅に運ばれる。そして貨物列車に積み替え。
東京のJR貨物ターミナル駅に向かいます。
取り急ぎ11月2日に東京都がプレス向けに見せた内容を淡々と説明してみました。
11月3日都内での移動、破砕処分施設などの視察報告や課題については、次回報告しますね。
(写真の処理に手間取りました。報告遅くなって申し訳ないです。)
.....................................................................
.震災瓦礫の受け入れが始まった【その2・視察報告11月2日】へのコメント
yuukinohana より:
2011年11月4日 6:50 AM
おはようございます。
スタッフの方々含めてお疲れのところアップしていただきご苦労様です。
今回の記事とやながせ先生と小出先生のインタビュー動画を私のブログで埋め込ませていただきました。
ウェブサイトで書かせていただいた
http://yuukinohan.exblog.jp/13921672/です。
問題があったらお知らせ下さい。
さて今回のような空間線量の測定は非常に大事だとは思いますが、実際にこうした瓦礫に含まれている放射性物質の分量が非常に心配です。
http://yuukinohan.exblog.jp/13345903
で触れましたように空間線量が基準以下だから安心と言う議論はおよそ成り立たないのです。食料で言うなら1kgあたり500ベクレルの食料は経口摂取しても体に影響のある放射線量としてはセシウム換算で0.06mSvしかないのです。
ですが、年間200kgも食料をとればセシウムのみで12mSvになっていまいます。でも200kgにガイガーカウンター線量計を当てても普通どおりの数値しか示さないはずです。内部被爆と外部被爆の違いでもあります。
今後、現在の焼却場と処分場の状態では海には垂れ流され空気中は汚染が巻き散らかされます。焼却場では最低限フィルターをつけて頂きたい。現在では恐らくバグフィルターでしかないでしょうがそれで構いません。その上で新しく改造するということが必要になってくるし、東京湾でとれる魚全ての出荷禁止が必要になると思います。
それにしても私が不思議に思うのは、地方の人間が「これは東京や横浜川崎の話なので関係ない」という態度を示すに留まらず攻撃的な態度を示すことであります。
東京で海や空気に流されてしまったら東海西日本の空気や海に確実に影響があるということを全くかんがえられないのでしょうか?この当たりも国や地方の方たちには知っていただきたいものですし、東京でこういう処分のやり方が定着してしまったら当然地方にも同じかそれより酷いやり方になるに決まってしまうので、協力して監視していただきたいものです。
長くなって失礼しました。先生やスタッフの方たちもお体にお気をつけてがんばってください。
yuukinohana
返信
yuukinohana より:
2011年11月4日 6:52 PM
たびたび失礼します。
一番先に述べさせて頂かなければならないことを書き忘れてしまったので追加させて述べさせてください。
一番重要だと私が考えること、あるいは、私がやながせ先生を初めとする東京都の国会議員都知事都議会議員区会議員市議会議員の政策秘書であったとき、一番必要なことを言います。
それは、焼却所と処分場の作業者および運搬者の労働の安全の問題です。
普通ゴミの焼却所の処理をしていた公務員がある日突然放射性廃棄物を知らぬ間に扱わされるわけです。
小出先生ややながせ先生を初めとした関係者各位が既にご存知のように放射線や放射性物質を扱う資格や知識技能経験をもった人だけが扱えるのが本来なのです。その上でレントゲン技師だったら鉛の板でガードするとかがっちりしたレントゲン室を準備しているのです。
だから、一番の優先順位は作業者の方に放射性物質・放射線を扱う際の知識やコツなどを学習していただくことです。その上で作業中はしっかり防護服マスクを使うとか濃度の基準を決めるとかして作業者の安全を第一に考えて対応する。これが結果として周辺住民の健康を守ります。作業者に何か健康被害の傾向があってそれをすぐ拾い上げる体制が出来ていれば、周辺住民も警戒することが出来ます。それから、瓦礫を運ぶ日は東京都が発表して高速道路を初めとしてその時間帯は交通規制を引く必要もあります。
私が弁護士で作業者の家族から相談を受けたら、現状の体制なら100%労働訴訟行政訴訟を行います。普通ゴミと同じ程度しか作業者の健康に気を払わない、あるいは、きちんとした教育もしないとなったらこれは絶対に勝てますから。
だから、主婦の方などで子供や家族の健康被害を心配される方は作業者の健康をまず注目してみるというのが大事だと思います。「作業者の健康管理をしっかりしてくれ」と。その意味では自己中心的な考えは良くないということです。
小出先生は常日頃は、作業者の安全管理が悪いから原発反対などとおっしゃっていたのに原発事故が起こり、東電の幹部が「現場の作業者を撤収させます」と言ったのを総理大臣が撤回させたときに怒らなかった。政局に走った。それではいかんのです。
自分のことが大事だと思ったら、地方の福島県の原発で日雇いで働かされている人のことを考えなければいけません。それと同様に地方の人達、特に西日本の方たちも、日本で一番環境に厳しい東京都で簡単に瓦礫をそのまま処理する手法で処理が行われてしまったら、地元ではもっと酷いやり方で行われることも覚悟しなければいけないし、将来的には、西日本愛知から高知当たりまでの海も空気も東京の焼却灰や汚染水で埋め尽くされます。漁業も農業も崩壊します。ということはかなりの可能性で確実なのです。
その意味で「自分は東京に住んでいるので地方のことは関係ない」というのも「自分は地方に住んでいるので東京のことは関係ない」というのも大きな間違いだし、「(原発や焼却所の)作業者の健康がどうなろうと自分には関係ない」というのも全く間違っている。(ツイッターなどで拡散される方も、そういう観点から拡散されるのがよろしいと思います。)
そういう意味からすると、やながせ先生はもちろん大田区選出の都議会議員の立場からご活躍なさっているけども、東海西日本を初めとした日本全体の為に頑張っていると考えて間違いはありません。
一休みして頑張ってください。失礼しました。
yuukinohana
返信
カサブランカ より:
2011年11月4日 8:04 PM
東京都へ、ごみ受け入れ反対の電話に対して、石原都知事は「黙れ!」と発言しています。
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/fnn?a=20111104-00000910-fnn-soci
放射線の事をまったく理解していないですね。
個人のガイガーカウンターも禁止だったそうですから、実際はどれほど高いか、おして知るべし。
どんどん知事に電話攻勢かけましょう!どんなに黙れと言われても!
やながせさんこれからも応援し続けますから!
返信
わたなべ より:
2011年11月4日 9:16 PM
宮古って、どこにあるかご存じですか?
東京の方が、よほど福島第一に近いのですよ。
返信
maki plum より:
2011年11月5日 9:50 AM
被災地瓦礫処理の問題があってから、ずっと柳ヶ瀬様のブログを拝見しております。いつも誠実なご対応ありがとうございます。
東京都の瓦礫処理を請け負っている会社は「東京臨海リサイクルパワー株式会社」という東電のグループ会社だそうですね。
http://www.tgn.or.jp/tokyorp/company/index.html
東京都が積極的に受け入れるわけはこれですか?福島の除染に関わっているのも東電グループだとか。まったくやりたい放題です。
こんなことを言うとまた、石原知事が「黙れ」と一喝されるのかもしれませんが、今後の動向に注視していかなければいけないと思います。引き続きよろしくお願いいたします。
返信
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