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<制作日記>NHKアーカイブス「シリーズ『原子力』」/フクシマ後の視点で顧みる
東京新聞 2011.11.02 15面
深刻な福島の原発事故。NHKアーカイブスには、かつてNHKが取材した原子力関連番組が千三百本以上、保管されている。こうした過去の番組をフクシマ後の視点で見つめるとき、何が見えてくるのか。科学ジャーナリスト・小出五郎さんとともに四回シリーズでお伝えする。
第一回は、一九八二年のNHK特集「原子力秘められた巨大技術」。七九年に事故を起こしたスリーマイル島原発の上空を飛ぷ勝部領樹キャスターの言葉で番組は始まる。「原子力について知っていたつもりが、あまりにも知らなかった…」
当時のNHKの総力を挙げたこの番組。勝部キャスターは防護服を着て、定期検査中の福島第一原発の原子炉の真上に立つ。スタジオに実物のウラン燃料を持ち込み放射線を測定するなど今では驚く演出であるが、三十年前の「原子力」へのまなざしが伝わってくる。
中でも、スリーマイル島の事故調査委員会の報告の分析は、安全神話が「思い込み」から生まれることを指摘して示唆に富む。にもかかわらず、なぜ、私たちはフクシマの大事故を防げなかったのか。自戒も込めて、今こそアーカイブス映像という宝の山を≪共通の知≫として生かすべき時だと思う。六日午後一時五十分から放送。
A二十日=推進派・反対派の白熱議論B二十三日=チェルノブイリの教訓C十二月十日=地球核汚染。(NHKプロデューサ・堅達京子)
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http://www.nhk.or.jp/archives/nhk-archives/
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