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福島2号機 キセノン 8月にも検出 (東京新聞) 
http://www.asyura2.com/11/genpatu18/msg/161.html
投稿者 赤かぶ 日時 2011 年 11 月 03 日 10:49:40: igsppGRN/E9PQ
 

福島2号機 キセノン 8月にも検出
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2011110302000022.html
2011年11月3日 東京新聞 朝刊


 福島第一原発2号機で、核分裂が連続する「臨界」が局所的に起きた可能性がある問題で、東京電力は二日、検出した物質は放射性キセノン133と135であると断定した。八月九日の測定でも、違う型のキセノンが検出されており、この際も局所的な臨界が起きていたこともありうるという。ただ、キセノンは自然に核分裂が進む際にも発生することから、臨界はなかったとの見方も残している。

 経済産業省原子力安全・保安院は、検出された物質のデータを分析していた日本原子力研究開発機構から、二日午後、「物質はキセノンである」と伝えられたと説明した。

 東電は二日に再測定をし、その結果、一日とほぼ同じレベルのキセノン135が検出されたが、半減期が長い同133は検出されなかった。

 東電の松本純一原子力・立地本部長代理は今回の測定は一日より感度が低く、同133を検出できなかったと説明した。

 松本氏によると、1、3号機でも臨界が起きた可能性はある。ただし、2号機のように格納容器内のガスを取り出す装置はまだ設置されておらず、調査できるかどうかは不明だという。

 これに関連し、細野豪志原発事故担当相は二日、「核分裂によるものだろうが、温度は安定しており(大規模な)臨界ということはない」と述べた。年内冷温停止状態の実現を柱とした工程表ステップ2への影響については、「冷却はできており、しっかりやれると考えている」と述べた。

 

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コメント
 
01. 浅見真規 2011年11月03日 11:55:13: AiP1TYI88G3dI : rt2iPaSeMk
(47NEWS(よんななニュース)HPの共同通信記事差し替え版参照)
http://www.47news.jp/CN/201111/CN2011110201000498.html
>細野豪志原発事故担当相は「データは安定しており臨界はないと考えている」
>と述べ、連鎖的な核分裂反応には否定的な見方を示した。


キセノン測定値は、10月末までは、8月10日の記者会見配布資料で配布公開
したのみであった。
それが玄海原発再稼動直後の11月2日未明の深夜にキセノン検出の発表をした。
その量たるや少量で、2号機のウラン燃料に使用開始後に蓄積した自発核分裂
しやすいプルトニウム240が100kg以上あるはずなので、それで説明がつく程度の
量だった。

数時間前の玄海原発再稼動と、先週ヨーロッパの研究者が相次いで発表した
海への放射性物質大量流出判明による批判をかわす陽動作戦のための狂言なのだ。


[ 玄海原発再開直後の深夜の、東電のキセノン検出発表は陽動作戦の疑い ]
http://www.asyura2.com/11/genpatu18/msg/143.html


02. 2011年11月03日 12:01:22: lGQ9x4NIUs
ウランやプルトニュウムは自然に自発核分裂を起こす。
しかし、その確率は下に示すように非常に小さい。
それ故、原子炉内にウランやプルトニュウムが存在する以上
その自発核分裂で、核分裂片の放射性キセノン133と135が出来るのは当然の現象である。
従って、これらの物質が検出されても臨界になった証拠にはならない。
自発核分裂で作られる放射性キセノン133と135の量は簡単に計算でき、
検出量と比較すれば臨界が起きたか否かは容易にチェックできる。
検出された放射性キセノン133と135の量は極めて微量であり、
臨界になった確率はゼロである。

自発核分裂の確率 [編集]
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%87%AA%E7%99%BA%E6%A0%B8%E5%88%86%E8%A3%82
主な核種の自発核分裂の確率を以下に挙げる。
235U: 5.60 × 10-3 回/s-kg
238U: 6.93 回/s-kg
239Pu: 7.01 回/s-kg
240Pu: 489,000 回/s-kg(約 1,000,000 中性子/s-kg)


03. 2011年11月03日 12:03:32: w9aHe7LE3E
東電「臨界ではなかった」キセノン原因は自発核分裂
2011.11.3 11:41
 東京電力は3日、福島第1原発2号機で検出された放射性キセノンについて、核分裂が連鎖的に起きる「臨界」によるものでなく、一定の割合で自然に起きる「自発核分裂」が原因と判断したと発表した。東電の松本純一原子力・立地本部長は「臨界ではなかったという評価はできた」と述べた。

 東電は、2日に明らかになった微量のキセノン検出を受けて、日本原子力研究開発機構の分析も併せ、原子炉内で臨界が起きたかどうかを判断するための分析を続けていた。

 東電や経済産業省原子力安全・保安院は、溶融した燃料で局所的に臨界が起きた恐れは否定できないとしていた。

 松本氏は「(自発核分裂は)停止中に見られる原発でもみられる現象だ」とした。
http://sankei.jp.msn.com/science/news/111103/scn11110311420003-n1.htm


04. 2011年11月03日 12:22:42: 55tWZ1ckHQ
東電「臨界が起きた恐れは否定できない」
 ↓
細野「臨界はないと考えている」
 ↓
東電「臨界ではなかったという評価はできた」

これは政治の都合で東電に見解を変えさせたと見て間違いないだろう。
現政権がどんなに悪質かを示す好例。


05. 2011年11月03日 23:20:38: FKKgD5g6Og
TPP問題の煙幕に使われたということですね。

自民党政権下の川にラッコが出現と同じ話です。


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