http://www.asyura2.com/11/genpatu18/msg/103.html
Tweet |
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20111101/k10013640761000.html
玄海原発4号機 運転再開へ準備
11月1日 0時31分
トラブルで原子炉が自動停止した佐賀県にある玄海原子力発電所4号機について、九州電力は、数日後の運転再開に向けて、先月31日夜から準備作業に入ったことを明らかにしました。東京電力福島第一原子力発電所の事故のあと、トラブルや定期検査で止まった国内の原発で運転を再開したケースはなく、周辺の自治体から反発が出ることも予想されます。
玄海原発の4号機は、先月4日、タービンを回した蒸気を水に戻す「復水器」と呼ばれる設備で内部の圧力が通常より高くなり、原子炉が自動停止しました。九州電力は、運転中にもかかわらず、停止中とほぼ同じ手順書を誤って使っていたことが原因だとする報告をまとめ、先月31日、原子力安全・保安院から「報告と対策はおおむね妥当だ」とする評価を受けました。これを受けて九州電力は、4号機の運転再開に向けて、31日夜から準備作業を始めたことを明らかにしました。運転再開までに数日かかるということです。国は定期検査で止まった原発の運転再開については、新たな安全評価「ストレステスト」の実施を義務づけていますが、トラブルで止まった4号機は対象になっていません。九州電力は、これまで再開前に地元の理解を得たいとしていましたが、「今回のトラブルは自治体と結んだ『安全協定』で事前了解が必要な項目には当たらず、みずからの判断で決めた」と説明しています。福島第一原発の事故のあと、トラブルや定期検査で止まった国内の原発で運転を再開したケースはなく、周辺の自治体から反発が出ることも予想されます。これについて、佐賀県の古川康知事は「原因と対策の妥当性は、国が責任を持って判断したものと認識している。県としては、再発防止対策について九州電力が確実に実施し、国が責任を持って厳格に確認することを求めたい。4号機の運転再開については、国の考えを聞いてみたい」というコメントを出しました。一方、佐賀県玄海町の岸本英雄町長は「九州電力の信頼は回復されておらず、心情的には運転再開は容認したくない。しかし、制度上、九州電力が決めた運転再開の判断には異論は挟めない」と話しています。
2011/11/1 原発・フッ素18
この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
▲このページのTOPへ ★阿修羅♪ > 原発・フッ素18掲示板
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。