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東電とマスコミの、この期に及んでも尚続く、馴れ合い報道に怒りを覚える
http://31634308.at.webry.info/201110/article_29.html
2011/10/29 22:30 かっちの言い分
東電の以下の報道を見て、本当に怒りを覚える。福島第一原発事故の「操作手順に問題なし」と報道し、第二、第三原発事故についても、全く同じように「操作問題なし」と発表した。
『福島第1原発の事故対応 東電「操作手順に問題なし』
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/111022/dst11102213300007-n1.htm
『福島第1原発2、3号機操作も「問題なし」 東電、手順書と比較』
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/111029/dst11102913300007-n1.htm
東京電力は29日、福島第1原発2、3号機の事故時の運転操作内容について、操作手順書と比較した結果、3月11日の地震発生直後から翌12日までの運転操作に「問題はなかった」との見解を明らかにした。
東電によると、今回の事故対応で使用、参考したと推定される2号機の手順書19項目と、3号機の手順書20項目について、実際の操作が手順書に従って行われているかを確認。シビアアクシデント(過酷事故)発生時のベント(弁開放による排気)手順などに誤りがなかったか、手順書と比較した。その結果、「現時点では操作状況に問題がなかった」と判断した。
東電は22日、1号機についても同様に「問題がなかった」との見解を表明している。東電の松本純一原子力・立地本部長代理は「運転員も事故対応のシミュレーションはやっているので、基本的な確認、操作はできている」と話した。東電は操作状況の照合結果を報告書にまとめ、経済産業省原子力安全・保安院に提出した。
東電は、操作手順は誤りは無かったと言って、自分たちの運転操作は正当であったから罪はないとでも言いたいようだが、「では何故、こんな最悪な大事故が起こったのだ?」と言いたい。千歩下がって、それを認めた場合、そもそも、自分たちが導入した、もしくは自分たちが作った「手順書自体」が、全く用を足さないということであろうが!
手順書というものは、その手順に従って操作すれば、大爆発など起こさないようにフェールセイフとなるように作られているはずである。それが、その手順通りにやったらこんな大事故になったということか。こんなバカな発表をして、大矛盾がわからないのか?また、こんな素人でもわかるようなロジックを、東電の言うがまま、まるで東電の操作は正しく東電には罪がないかのような報道をするマスコミは、単なる東電の広報誌と成り下がっている。
この操作手順は正しいかったという報道の他に、日頃東電に対するマスコミの報道に、不満というか怒りを覚えるのは以下の報道である。
『東電、今年度5800億円純損失に 火力燃料費かさむ』
http://www.asahi.com/special/10005/TKY201110260600.html
東電が、約6000億円純損した理由を火力燃料費のせいにしている。確かに原子力発電が動いていないのだから、燃料費が掛るのは当然で、この燃料費は電気料金として利益を得るための費用であるのに、まるで火力燃料費が悪のような書き方である。純損の一番大きな原因は、原発事故の事故対策費のはずである。さらに言えば、原発事故補償費であろうが。
上記のようなタイトルを見れば、火力燃料費は悪で、やはり原発が必要という風に思わせる。本当に東電の事故報道、補償対策などを見ていると、心底経営体質が腐っている。
また、その本質を覆い隠すマスコミも共犯である。
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