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柏市 高濃度セシウム 半年間住民を見殺しにした大新聞と天下り財団
http://gendai.net/articles/view/syakai/133367
2011年10月25日 掲載 日刊ゲンダイ
誰がデマを流した“犯人”なのか、これでハッキリしたのではないか。
千葉県柏市の市有地で、毎時57.5マイクロシーベルトの高い放射線量が検出された一件は、原発事故が原因だった。
大新聞テレビは、不安を募らせる近隣住民の声を伝え、「なぜこんな場所で」と報道しているが、チャンチャラおかしいとはこのことだ。住民は早くから不安視していたのに、「デマ」扱いし、門前払いしていたのは他ならぬ大マスコミだったからだ。
例えば、5月16日の「読売新聞」だ。「チェーンメールで放射能のデマ拡散」と題した記事でこう報じている。
〈福島第一原発の事故に関連して、千葉の柏、松戸、流山と、埼玉県の三郷の計4市で、飛び地のように放射線の観測値が高くなる「ホットスポット」が発生しているといううわさがチェーンメールやツイッター、ネット掲示板で広がっている〉
〈日本データ通信協会迷惑メール相談センターは「公的機関や報道機関などの根拠ある情報を確認してほしい」と注意を呼びかけている〉
読売新聞は3月16日にも「『黒い雨』『うがい薬飲め』のデマ」のタイトルで、〈放射性物質が雨に溶け込んで降ってくるというのは考えにくい〉という原子力安全技術センターのコメントを載せている。
柏市の住民がこうした記事を読めば「放射性物質は雨に混ざって降らないのか」「柏にホットスポットはない」と思うはずだ。ところが、今回、柏市で見つかった「ホットスポット」は、文科省が「原発事故が原因の雨水」と認めているのだ。
読売新聞は「原子力安全技術センター」のコメントを信じたのだろうが、ミスリードと批判されても仕方ないのではないか。
フザケているのは、経産省や文科省の天下り先になっている財団法人の「原子力安全技術センター」だ。日刊ゲンダイ本紙の取材にも「読売さんが当時、どのように取材したのか分からないため、答えようがない」ととぼけたことを言っている。無責任なコメントを出しておきながら、国民の健康はどーでもいいのか。
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