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今日(2011年10月28日(金))の朝日新聞夕刊の12ページに、永年、私が関心を持ち続けて来た故・都築正男東京大学教授についての記事が載って居ます。
都築正男教授は、終戦直後、多くの原爆被爆者の医療にあたった日本の医師の一人です。都築教授は、放射線が人体に与える影響を目の当たりにし、それを学会で発表しようとしたところ、当時のアメリカ占領軍から、発表の中止を命じられ、原爆による放射線障害は軽いと言ふ趣旨の発表する様、求められて居ます。
都築教授は、原爆による放射線障害を過小評価する内容の発表をする事を強制され、占領下の日本で、結局、そうした趣旨の発表をさせられたと私は聴いて居ます。当時の日本では、アメリカ占領軍に逆らって真実を発表する事は、事実上不可能でしたから、この事で都築教授を責める事は誰にも出来無いと、私は思ひます。
アメリカ占領軍が、都築正男教授をはじめとする日本の医師や科学者に、放射線の人体への影響を発表する事を禁じた事は、皮肉にも、当時進行中だったアメリカの核実験において、アメリカ兵にキノコ雲を見物させたり、爆発直後の核実験場への行進をさせると言った行為を招き、アトミック・ソルジャーと呼ばれるアメリカ兵の原爆被爆を招いて居ます。
あの時、アメリカが放射線の医学的影響について、都築正男教授の発表を封殺しなければ、多くのアメリカ兵の原爆実験上での被曝は避けられた可能性が高いと、私は思ひます。
そうしたアメリカによる医学情報の封殺を自ら体験した医師、都築正男教授に、私は永年関心を持ち続けて来ましたが、今日の朝日新聞の記事で、同教授の写真を初めて目にする事が出来ました。
朝日新聞の夕刊を入手出来る方は、是非、この記事をお読み下さい。
平成23年10月28日(金)
西岡昌紀(内科医)
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