http://www.asyura2.com/11/genpatu17/msg/782.html
Tweet |
南相馬の子どもたちのニュースから、ホールボディカウンターについての考え方。
http://blog.goo.ne.jp/nagaikenji20070927/e/c226b8412479998b56f636df976e2de6?fm=rss
2011-10-26 15:11:51 放射能防御プロジェクト 木下黄太のブログ 「福島第一原発を考えます」
群馬の平野部の土壌調査がでてきましたが、太田市や館林市で1000Bq/kgから1500Bq/kg位の汚染がはっきりとわかってきました。高崎で100Bq/kg程度の汚染しかなかったため、少し油断していましたが、この状況からすると明確に汚染されているエリアは群馬県内でもかなりの広さになります。 データが集まるとはっきりわかります。よい方向ではありませんが、とにかくデータを集めましょう。深刻度は増しています。
【個別土壌調査・群馬】 単位はBq/kg
群馬県太田市南矢島町・・・自宅庭・・・太田市南部・・・南へ3キロで利根川。さらに先は埼玉県熊谷市
セシウム134・・・809.56
セシウム137・・・630.13
合算・・・・・・・・・・・1439.69
群馬県太田市藤久良町・・・弟の自宅庭 (ただし、軒下)・・・我が家より西側5キロ
セシウム134・・・104.32
セシウム137・・・148.60
合算・・・・・・・・・・・252.92
群馬県太田市竜舞町・・・・友人宅自宅庭・・・・我が家より北東5キロ
セシウム134・・・225.83
セシウム137・・・300.30
合算・・・・・・・・・・・526.13
群馬県館林市若宮町・・・友人宅自宅庭・・・・我が家より東20キロ
セシウム134・・・449.45
セシウム137・・・541.21
合算・・・・・・・・・・・990.66
いろんなメディアが伝えていない情報の中で、考え方がおかしい話があります。南相馬のホールボディカウンターのニュースで、まず知らない方は下記の情報を確認していただきたいのですが、ホールボディカウンターは、もちろん個体の大きさで違いますが、体の中全体の放射性物質の量、セシウムの量を計測するものです。一キロ当たりのベクレルで出すと、数値が少なく見せることができます。
一キロあたり10ベクレルで20キロのお子さんだと、例えば、体で200Bq検出されているはずです。おそらく、体で数百ベクレルレベルの被爆が確認されているお子さんは多数いるということです。しかも、ホールボディカウンターはすべて全身の放射性物質が検出できるわけでなく、最大推定は、検出数値の十倍くらいまで考える必要があるという見解もあります。ドイツとかで精密型のホールボディカウンターが、ベルリンやミュンヘンなどで無料で受けられますが、全身で20Bq程度まで検出できます。
この検出限界を超えて検出された場合、大きく健康を損ねる可能性はありませんが、何にも問題がないといえるかどうかは別の話です。例えば女性の体内に最大推定で400Bqある場合、生理的な機能について、一定以上の注意が必要という見解もあります。
このニュースでわかることは、全身で数百レベルの被爆になっているお子さんが、南相馬市で多数いるということ。このレベルの被爆が続いた場合、健康を損ねる可能性をシビアに考えるべきということです。この数値で今は大丈夫であっても、今後の担保があるかのごとく、情報が流され、記事が書かれるのは、大変、奇妙な話ということです。
こうした、安全幻想をいまだに持たせて、福島県民に大丈夫だという幻想を持たせていくことで、追い詰められる人々が出た場合に、行政もマスコミも、そのときに責任をとる人間がいるのか、忘れないようにしたいと思います。
===================================================
小中学生の体内から少量のセシウム 福島・南相馬で検出(朝日新聞より)
福島県南相馬市の市立総合病院は、9月下旬から検査した市内の小中学生の半数から少量の放射性セシウム137が検出されたことを明らかにした。事故直後に呼吸で取り込んだものか、事故後に飲食物を通じて取り続けたものか不明のため、病院の責任者は「定期的に調べて健康管理につなげたい」と話している。
小中学生527人を最新の内部被曝(ひばく)測定装置で調べたところ、199人から体重1キロあたり10ベクレル未満、65人から同10〜20ベクレル未満、3人から同20〜30ベクレル未満、1人から同30〜35ベクレル未満のセシウム137を検出した。
===================================================
きょうが最終日です。
環境省が放射能ガレキの意見募集しているようです。このブログの読者は今は、二万人以上は、確実にいます。すべての読者が、反対の声を集中させてください。この情報は拡散させ、何万人もの人々が、放射能ガレキ拡散に反対の声を上げてください。日本が滅びるかどうかが、あなたが声を上げるかどうかにかかっています。
http://www.env.go.jp/press/press.php?serial=14327
houshasen-tokusohou@env.go.jp
平成23年10月17日(月)〜平成23年10月26日(水)
さらに、もっと大切なことは、あなたが、今住んでいる市町村、都道府県に放射能ガレキを受け入れるなと、これこそ、直ちに、強く声を伝えてください。電話、メールだけでなく、直接押しかけて話してください。できれば、首長、できなければ担当責任者に伝えてください。放射能ガレキを拡散させ、あなたの街にガレキがくれば、あなたたちの子どもの未来も失いかねません。食べ物もまもれません。西日本が汚染されれば、東日本もさらに追い込まれます。ここの戦いはシビアです。
この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
▲このページのTOPへ ★阿修羅♪ > 原発・フッ素17掲示板
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。