http://www.asyura2.com/11/genpatu17/msg/745.html
Tweet |
枝野経産相の続投批判も世論も屁のカッパ!九電2トップの呆れた暴走
http://asumaken.blog41.fc2.com/blog-entry-4079.html
2011/10/24 日刊ゲンダイ :「日々担々」資料ブログ
「難局乗り切るのに真部社長は最適な人」
いったい、どこまでデタラメなのか。
やらせメール問題でトップの進退が問題になっている九州電力のことだ。松尾新吾会長は22日、「難局を乗り切るのに真部社長は最適な人。なぜ、辞めなければならないのか」と開き直った。「九電の感覚は理解不能」などと批判し、暗に辞任を求めてきた枝野経産相もずいぶんとナメられたものである。その枝野は23日、「いろいろな報道は拝見している。まさかあの報道通りではないだろう」と怒り心頭の様子だった。
この問題は、郷原信郎弁護士が委員長を務めた第三者委員会が、やらせメールは古川康・佐賀県知事の発言が発端との見解を明らかにしたが、九電が政府に提出した最終報告書には、そのくだりは一切なかった。近く再提出する修正版では、第三者委員会の見解は載せるが、自社の反論を併記する構えだ。そして、松尾会長、真部利応社長、古川知事の3人ともに居座ったままである。大臣の続投批判も世論の反発も屁のカッパ。まったく反省の色なしなのである。九電をめぐっては、松尾会長の親族の会社が原発関連などの下請け工事を受注していたことも問題になっている。
九州のドンだか何だか知らないが、異常としかいいようがないトップの暴走に地元の識者もあきれ返っている。
「このままでは孤立無援となり、金融機関からの融資にも影響が及びますから、最後は辞めざるを得ないと思いますが、理解不能の対応です。一連の対応を見ていると、地域独占でやってきた独占体質と、“半官企業”の役所体質がまさに露呈した形。トップとしての責任も出処進退も分かっていない。無責任体質そのものです。九電はトップを一新し、情報公開を徹底し、工事請負の公正化、ルール作りを最優先すべき。でないと、利用者の信頼は回復しません」(九大名誉教授・斎藤文男氏)
さすがに、ここへきて九電取締役の間に「今の体制ではもうもたない」との声が高まってきたというが、遅すぎる。経営陣を総取っ換えして出直さないことには、体質は変わらない。
◇
九州電力:やらせメール「知事関与否定」再報告書提出へ
http://mainichi.jp/select/today/news/20111025k0000m040103000c.html
毎日新聞 2011年10月24日 23時46分 更新:10月25日 1時39分
九州電力は24日、やらせメール問題は古川康佐賀県知事の発言が発端だったとする九電第三者委員会(郷原信郎委員長)の見解を認めない最終報告書の修正版を国に再提出する方針を決めた。眞部利應(まなべ・としお)社長の強い意向に沿った修正版で、同日の副社長以上の経営陣が出席した幹部会議で確認した。
14日に提出した最終報告書は臨時取締役会で決めたが、今回は「微修正」にとどまるとして、取締役会を経ずに提出することも検討している。
九電の最終報告書は、知事の関与など第三者委報告書の核心部分に触れず、提言だけを受け入れた内容だったため、枝野幸男経済産業相が「つまみ食い」だとして痛烈に批判、再提出を求めていた。
枝野経産相は24日にも「(九電が)自主的に判断できる組織であることが信頼の大前提ではないか」と発言。修正版は、こうした国の方針と真っ向から対立するため、ある九電幹部は「再提出する報告書を国は100%受け取らないだろう」と悲観した。【中山裕司】
この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
▲このページのTOPへ ★阿修羅♪ > 原発・フッ素17掲示板
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。