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2011年10月20日(木)
線量計貸与の自治体拡大 予約殺到、5カ月待ちも
放射線測定器を市民に無料で貸し出したり、職員が訪問測定したりする自治体が県内で増えている。県原子力安全対策課の調査によると、測定器のレンタルを既に行うか今後予定しているのは10市町村。訪問測定は常陸太田市が実施し、稲敷市と阿見町が11月1日から予定している。「来年3月下旬まで予約でいっぱい」(牛久市)など、目に見えない放射線への市民の不安は依然消えていない。
同課によると14日現在、日立▽東海▽筑西▽土浦▽結城▽牛久▽河内-の7市町村が簡易測定器の無料レンタルを実施し、美浦村が20日から、那珂市と小美玉市は機器購入後に貸し出しを予定している。常総市や大洗町も検討中という。
日立市は大量28台を用意し、17日から市民や事業所などに貸し出しを始めた。12〜17日の事前予約は778件と、フル稼働の滑り出しという。同市生活安全課は「自宅の庭や、土地など固定資産の放射線を測定したいとの希望が多い。実際に測って安心した、との声も聞く」と話す。
土浦市も17日からレンタルを開始し、約3カ月待ちの状態。予約や照会の電話は1千件以上という。文部科学省が公表した航空機モニタリングの結果で県南地域の線量が比較的高いことが市民に伝わり、「身近な“ホットスポット”を心配し、『早く知りたい。一番早く借りられるのはいつ』との電話が多い」と同市環境保全課。
牛久市の自営業男性(50)は「子どもの被ばくが心配で、家の線量が知りたい」と、19日に市役所で測定器を借り、自宅内や庭を測った。庭は毎時0・2〜0・3マイクロシーベルトだったが、雨どいの排水口付近は0・7マイクロシーベルトと高め。男性は「思っていたより低くて良かったが、半年後が気になる」と、返却後に再び予約を入れた。同市は予約殺到で約5カ月待ちの状況を緩和するため、来週に測定器4台を追加する。
県原子力安全対策課によると、全44市町村が保有する簡易測定器は9月20日現在、計550台(うち市町村独自購入424台)。
同課は「品薄で注文中の自治体もあり、総台数はさらに増える。態勢が充実すれば、貸し出しや訪問測定の動きは広がるのではないか」とみている。
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